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相馬郡(そうまぐん)は、福島県浜通り北部の

福島県相馬郡の範囲(1.新地町 2.飯舘村)

人口8,121人、面積276.83km²、人口密度29.3人/km²。(2024年10月1日、推計人口

以下の1町1村を含む。

郡域

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1896年明治29年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記1町1村に相馬市南相馬市を加えた区域にあたる。

歴史

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郡名は鎌倉時代以来一貫してこの地を治めていた相馬中村藩主・相馬氏に由来する。鎌倉時代下総国相馬郡で有力武士として成長した相馬氏は、その後地頭職を得ていた陸奥国宇多郡行方郡に移住し、子孫は相馬中村藩藩主となる。本郡の発足前から同藩(通称・相馬藩)の領域は、郡名にかかわらず相馬と通称されていた。

沿革

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1.中村町 2.八幡村 3.磯部村 4.飯豊村 5.松ヶ江村 6.大野村 7.駒ヶ嶺村 8.新地村 9.福田村 10.山上村 11.玉野村 21.鹿島村 22.原町村 23.小高村 24.上真野村 25.八沢村 26.真野村 27.高平村 28.石神村 29.太田村 30.大甕村 31.金房村 32.福浦村 33.新舘村 34.大須村 35.飯曽村 36.石橋村(紫:相馬市 赤:南相馬市 桃:新地町 橙:飯舘村)

変遷表

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自治体の変遷
旧郡 明治29年4月1日 明治29年 - 大正15年 昭和元年 - 昭和28年 昭和29年 - 昭和63年 平成元年 - 現在 現在
宇多郡 新地村 新地村 新地村 昭和29年8月20日
新地村
昭和46年8月1日
町制施行 新地町
新地町 新地町
福田村 福田村 福田村
駒ヶ嶺村 駒ヶ嶺村 駒ヶ嶺村
中村町 中村町 中村町 昭和29年3月31日
相馬市
相馬市 相馬市
松ヶ江村 松ヶ江村 昭和4年5月3日
中村町に編入
飯豊村 飯豊村 飯豊村
大野村 大野村 大野村
八幡村 八幡村 八幡村
山上村 山上村 山上村
玉野村 玉野村 玉野村
磯部村 磯部村 磯部村
明治33年2月13日
日立木村
日立木村
行方郡 鹿島村 明治31年12月1日
町制施行 鹿島町
鹿島町 昭和29年3月31日
鹿島町
平成18年1月1日
南相馬市
南相馬市
八沢村 八沢村 八沢村
真野村 真野村 真野村
上真野村 上真野村 上真野村
原町村 明治30年9月1日
町制施行 原町
原町 昭和29年3月20日
原町市
太田村 太田村 太田村
大甕村 大甕村 大甕村
高平村 高平村 高平村
石神村 石神村 石神村 昭和31年9月30日
原町市に編入
小高村 明治31年1月19日
町制施行 小高町
小高町 昭和29年3月31日
小高町
福浦村 福浦村 福浦村
金房村 金房村 金房村
飯曽村 飯曽村 飯曽村 昭和31年9月30日
飯舘村
飯舘村 飯舘村
石橋村 石橋村 昭和17年4月1日
飯曽村に編入
大須村 大須村 昭和17年4月1日
大舘村
新舘村 新舘村

行政

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歴代郡長
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 熊川詳長 明治29年(1896年)4月1日 明治31年(1898年)4月22日 宇多・行方郡長より留任
2 飯塚清通 明治31年(1898年)4月22日 明治32年(1899年)4月8日
3 富田善吾 明治33年(1900年)4月21日 明治35年(1902年)8月30日
4 鈴木直清 明治35年(1902年)8月30日 明治38年(1905年)11月
5 野村勝三 明治38年(1905年)11月 明治39年(1906年)12月
6 金指清 明治39年(1906年)12月 明治42年(1909年)5月
7 成田直忠 明治42年(1909年)5月14日 明治43年(1910年)8月27日
8 小田原勇角 明治43年(1910年)8月27日 明治45年(1912年)6月11日
9 石部豊
10 田出喜一
11 吉野勝
12 川崎末五郎
13 矢羽真直
14 見坊田鶴雄 大正10年(1921年)5月23日 大正12年(1923年)5月4日
15 鹿子政雄 大正12年(1923年)
16 中原順平
17 山川源三 大正15年(1926年)6月30日 郡役所廃止により、廃官
  • 郡役場 - 中村町字北町92

参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 7 福島県、角川書店、1981年3月1日。ISBN 4040010701 
  • 斎藤笹舟『相馬郷土文化志』(歴史図書社、1976年)

関連項目

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先代
宇多郡行方郡
行政区の変遷
1896年 -
次代
(現存)