PGMホールディングス
(日本ゴルフ振興から転送)
パシフィックゴルフマネージメント株式会社(Pacific Golf Management K.K.)は、日本各地のゴルフ場の所有・運営を事業とする日本のゴルフ場運営会社である。
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | PGM |
本社所在地 |
日本 〒110-0015 東京都台東区東上野一丁目14番7号 アイエムタワー |
設立 | 1986年(昭和61年)10月1日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 7010401043945 |
事業内容 | ゴルフ事業の経営管理、ゴルフ事業に係る子会社の株式保有、ゴルフ場の運営及び運営受託 |
代表者 | 代表取締役社長 田中耕太郎 |
資本金 |
1億円 (2024年3月31日現在) |
売上高 |
連結96,263百万円 (2024年3月期) |
従業員数 |
連結10,070名 (2024年3月31日現在) |
決算期 | 3月末日 |
主要株主 |
株式会社平和 100% (2024年3月31日現在) |
主要子会社 | #グループ会社を参照 |
外部リンク | www.pacificgolf.co.jp |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
略称 | PGMHD |
本社所在地 |
日本 〒110-0015 東京都台東区東上野一丁目14番7号 アイエムタワー |
設立 | 2004年(平成16年)12月9日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 8010401055956 |
事業内容 | ゴルフ場の保有・運営を事業とする子会社の株式保有 |
代表者 | 代表取締役社長 田中耕太郎 |
資本金 |
127億91百万円 (2016年3月31日現在) |
発行済株式総数 |
1億1860万653株 (2016年3月31日現在) |
売上高 |
(営業収益)連結792億43百万円 (2016年3月期) |
営業利益 |
連結136億9百万円 (2016年3月期) |
純利益 |
連結98億55百万円 (2016年3月期) |
純資産 |
連結1119億32百万円 (2016年3月31日現在) |
総資産 |
連結2934億59百万円 (2016年3月31日現在) |
従業員数 |
単体20名、連結3,796名 (2016年3月31日現在) |
決算期 | 3月末日 |
主要株主 |
株式会社平和 100% (2015年8月1日現在) |
2002年(平成14年)に倒産した不動産会社・地産のゴルフ事業の再建過程でアメリカの投資会社・ローンスターによって設立され、2011年(平成23年)以降はパチンコ・パチスロメーカー会社・平和が所有者となっている。
2018年(平成30年)10月1日付で子会社であったパシフィックゴルフマネージメント株式会社に吸収合併され、以後はパシフィックゴルフマネージメント株式会社を中核として事業を運営している。
概説
編集2002年(平成14年)に、地産グループのゴルフ事業を、アメリカ合衆国の企業再生ファンド・ローンスターが買収した。2011年(平成23年)に、パチンコメーカーの株式会社平和が株式公開買付を行い、子会社化。2015年(平成27年)には株式交換により完全子会社化している。
2024年(令和6年)現在、子会社を通じて全国に140以上のゴルフ場を保有(運営委託含む)している。
沿革
編集前史
編集- 2001年(平成13年)3月 - パシフィックゴルフマネージメント株式会社(PGM)がゴルフ事業を開始。
- 2003年(平成15年)12月 - パシフィックゴルフグループ株式会社を設立し、ゴルフ場運営事業を開始。パシフィックゴルフマネージメント株式会社を子会社化。
- 2004年(平成16年)2月 - 子会社として、パシフィックゴルフプロパティーズ株式会社を設立。
- 2004年(平成16年)3月 - パシフィックゴルフグループ株式会社が、株式会社地産(現・PGMプロパティーズ株式会社)ほか合計15社を子会社化。
PGMホールディングス株式会社の沿革
編集- 2004年(平成16年)12月9日 - パシフィックゴルフグループ株式会社の株式移転による持株会社、「パシフィックゴルフグループインターナショナルホールディングス株式会社(PGGIH)」として設立。
- 2005年(平成17年)12月15日 - 東京証券取引所市場第一部上場。
- 2007年(平成19年)12月 - 地産のゴルフ場事業を前身とするパシフィックゴルフグループ株式会社を吸収合併。
- 2010年(平成22年)7月1日 - PGMホールディングス株式会社(PGMH)に商号変更。
- 2011年(平成23年)10月27日 - パチンコメーカー・株式会社平和がTOBを発表[1]。
- 2011年(平成23年)12月5日 - TOBに成功し、ローンスター傘下のファンドなどから株式の80.49%を取得した平和の子会社となる[2]。
- 2012年11月16日 - アコーディア・ゴルフに対する敵対的TOBを開始。これに対して同社の鎌田隆介社長は12月3日に反対を表明し、当期純利益の90%を配当すると発表[3]。
- 2013年1月18日 - レノが関連企業と共にアコーディア株の20%超を取得したため、PGMの敵対的TOBは失敗に終わる[4][5]。
- 2015年(平成27年)7月29日 - 上場廃止。
- 2015年(平成27年)8月1日 - 株式交換により平和の完全子会社となる[6]。
- 2018年(平成30年)10月1日 - パシフィックゴルフマネージメント株式会社が、PGMホールディングス株式会社及びパシフィックゴルフプロパティーズ株式会社を吸収合併[7]。
傘下にある企業と事業
編集子会社
編集- パシフィックゴルフマネージメント株式会社(PGM) - ゴルフ場の保有・運営、ゴルフ場の受託運営など
- (孫会社) パシフィックゴルフサービス株式会社
- (孫会社) 千登世商事株式会社 - サービスエリア内のレストラン売店の運営ほか。
- パシフィックゴルフプロパティーズ株式会社(PGP) - ゴルフ場の資産管理会社の統括
- (孫会社) PGMプロパティーズ株式会社(旧・株式会社地産)
- 総武カントリークラブ株式会社
- PGMプロパティーズ3株式会社(旧・イトーピア栃木株式会社)
- 利府ゴルフクラブ株式会社
- 亀山ゴルフクラブ株式会社
- (孫会社) 富津ゴルフ株式会社
- (孫会社) 笹平ゴルフ株式会社
- (孫会社) 山岡ゴルフ株式会社
- (孫会社) アサヒ開発株式会社
- (孫会社) 株式会社三島ゴルフ
- (孫会社) PGMプロパティーズ4株式会社(旧・日本ゴルフ振興(沖縄)株式会社)
- (孫会社) PGPAH6株式会社(旧・イトーピア千葉株式会社)
- (孫会社) PGMプロパティーズ株式会社(旧・株式会社地産)
運営ゴルフ場
編集この節の加筆が望まれています。 |
2024年(令和6年)6月末現在で、全国に148ゴルフ場を運営している。
- 保有ゴルフ場
チサンカントリークラブ銭凾(北海道)ほか多数。
- 運営受託ゴルフ場
サンヒルズカントリークラブ(宇都宮市)、赤穂国際カントリークラブ(兵庫県)。
- 近年はゴルフ場取得に積極的であり、2013年10月1日付で国際興業より三島ゴルフ倶楽部(株式会社三島ゴルフ)を取得、2014年1月25日にノロウイルスによる集団食中毒事故が発生した。
- 事業譲渡を受けたゴルフ場の一つ、徳島県三好市の「レオマ高原ゴルフ倶楽部 山城コース」は旧運営会社が旧レオマワールドの親会社だった日本ゴルフ振興株式会社(PGM傘下入り後に、株式会社地産に吸収合併)だったため、この名前が付いている。事業譲渡後も名称は変更されておらず現在のニューレオマワールドでも使用される旧レオマワールドと共通のシンボルマークもそのままだが、PGMグループ企業は2010年7月に大江戸温泉物語傘下となった現在のニューレオマワールドとは資本・人材を含め一切無関係である。
出典
編集- ^ 平和(6412)PGMをTOB1株5.2万円最大648億円(サーチナ、2011年10月27日)
- ^ 親会社、親会社以外の支配株主及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ PGMホールディングス株式会社・平成23年11月29日
- ^ 9割配当で敵対的買収に対抗!ゴルフ場最大手アコーディアが捨て身の防衛策―鎌田隆介・アコーディア社長インタビュー、ダイヤモンド・オンライン、2012年12月14日
- ^ 「新生・村上ファンド その野望と内情―この先、村上氏はどう出るのか?」、週刊東洋経済2013年2月9日号
- ^ 「アコーディア買収攻防、PGM"敗戦の弁"―TOB阻んだレノの参戦」、東洋経済ONLINE、2013年1月18日
- ^ 株式会社平和によるPGMホールディングス株式会社の完全子会社化に係る株式交換契約締結(簡易株式交換)に関するお知らせ 株式会社平和・PGMホールディングス株式会社・平成27年5月13日
- ^ 連結子会社間の吸収合併に関するお知らせ 株式会社平和、2018年7月24日
関連項目
編集- HEIWA・PGMチャンピオンシップ
- 小倉彩愛 - スポンサー契約して居る女子プロゴルファー