新田塚駅

福井県福井市にあるえちぜん鉄道の駅

新田塚駅(にったづかえき)は、福井県福井市新田塚二丁目にある、えちぜん鉄道三国芦原線である。駅番号E30

新田塚駅
駅舎(2021年2月)
にったづか
Nittazuka
E29 八ツ島 (0.7 km)
(1.0 km) 中角 E31
地図
所在地 福井県福井市新田塚二丁目110-1
北緯36度5分33秒 東経136度12分19秒 / 北緯36.09250度 東経136.20528度 / 36.09250; 136.20528座標: 北緯36度5分33秒 東経136度12分19秒 / 北緯36.09250度 東経136.20528度 / 36.09250; 136.20528
駅番号 E30
所属事業者 えちぜん鉄道
所属路線 三国芦原線
キロ程 4.9km(福井口起点)
福井から6.4 km
駅構造 地上駅
ホーム 3面2線
乗降人員
-統計年度-
550人/日
-2018年-
開業年月日 1928年昭和3年)12月30日[1]
備考 一部時間帯に駅係員を配置
テンプレートを表示

歴史

編集

駅構造

編集

前述の福井鉄道との直通運転開始までは島式ホーム1面2線[12]を有する地上駅であったが[1]、低床車両専用の単式ホームが挟み込む形の3面2線の構造に変更した[13]。出札窓口・改札口からホームへは構内踏切を渡る。駅係員は全日ではなく、一部時間帯に配置されている(平日は6:50 - 20:25、土曜休日は6:50 - 19:55、いずれも2021年時点)[14]

2016年の福井鉄道への直通運転開始と低床車両導入のため[9][10]、既存のホームを挟み込むような形で新たに低床車両用ホームが設けられた[9][11][13][15]。そのため、3面2線の配線となる。

のりば
のりば 路線 ホーム 行先
下り 三国芦原線 低床ホーム 鷲塚針原方面
高床ホーム みくに方面
(あわら湯のまち三国港方面)
上り ふくい方面
(福井方面)
低床ホーム 田原町(福武線直通)たけふ新方面

利用状況

編集

1日の平均乗降人員は以下のとおりである[16]

乗降人員推移
年度 1日平均人数
2011年 475
2012年 457
2013年 478
2014年 475
2015年 444
2016年 489
2017年 517
2018年 550

駅周辺

編集

福井市街地のほぼ北西端に位置し、駅本屋のある西側は閑静な住宅地の先に田園風景が広がっている。東側には民間総合診療所、および関連の建物が連なっている。

駅名や地名は、駅から南東400mに位置する燈明寺畷新田義貞戦歿伝説地に由来するが[1]、戦歿伝説地へは八ツ島駅からの方が近い。

隣の駅

編集
えちぜん鉄道
三国芦原線
快速(上りのみ)・普通(福武線直通列車のみ)
八ツ島駅 (E29) - 新田塚駅 (E30) - 鷲塚針原駅 (E32)
普通
八ツ島駅 (E29) - 新田塚駅 (E30) - 中角駅 (E31)

脚注

編集
  1. ^ a b c d 川島 2010, p. 83.
  2. ^ 京福 2003, p. 141.
  3. ^ a b 朝日 2011, p. 8.
  4. ^ a b c 寺田 2013, p. 247.
  5. ^ 京福 2003, p. 29.
  6. ^ a b c 京福 2003, p. 143.
  7. ^ 京福 2003, p. 34.
  8. ^ a b c 朝日 2011, p. 9.
  9. ^ a b c d 平成28年ダイヤ改正について” (PDF). えちぜん鉄道 (2016年2月26日). 2016年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月18日閲覧。
  10. ^ a b “新型車両愛称は「キーボ」に決定! えち鉄、福鉄相互乗り入れ”. 産経ニュース. (2016年2月27日). https://www.sankei.com/article/20160227-UIK7CZBLG5NPHGMNZSL3OBLVWA/ 2021年10月18日閲覧。 
  11. ^ a b c 「フェニックス田原町ライン」開業! 「キーボ」「フクラム」で相互直通運転”. マイナビニュース (2016年3月27日). 2021年10月18日閲覧。
  12. ^ 川島 2010, p. 30.
  13. ^ a b 廃線危機から再生、「フェニックス田原町ライン」はなぜ成功したか?”. ITmediaビジネスONLiNE (2016年8月19日). 2021年3月2日閲覧。
  14. ^ 施設情報 - えちぜん鉄道
  15. ^ “高床も低床も対応、ホーム工夫確認 富山の市民団体、えち鉄など視察”. 福井新聞ONLINE. (2020年8月2日). オリジナルの2020年11月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201101182851/https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1136335 2021年3月2日閲覧。 
  16. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2021年3月10日閲覧

参考文献

編集
  • 『京福電気鉄道 越前線写真帖 88年回顧録』京福電気鉄道、2003年1月31日。 
  • 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8 
  • 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄28 えちぜん鉄道 福井鉄道・北陸鉄道・のと鉄道』朝日新聞出版、2011年10月2日。 
  • 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年1月19日。ISBN 978-4-7770-1336-4 

関連項目

編集

外部リンク

編集