愛知県立一宮高等学校
愛知県一宮市にある高等学校
愛知県立一宮高等学校(あいちけんりついちのみやこうとうがっこう)は、愛知県一宮市にある県立高等学校。通称は槍高(やりこう:「一」を槍と見立てて)。
愛知県立一宮高等学校 | |
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北緯35度17分45.1秒 東経136度48分31.8秒 / 北緯35.295861度 東経136.808833度座標: 北緯35度17分45.1秒 東経136度48分31.8秒 / 北緯35.295861度 東経136.808833度 | |
過去の名称 |
愛知縣立第六中學校 愛知縣一宮中学校 一宮町立高等女学校 一宮高等女学校 一宮市立高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 愛知県 |
併合学校 |
愛知県立一宮高等学校 一宮市立高等学校 |
設立年月日 | 1919年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 |
全日制課程 定時制課程(夜間) |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
普通科(全日制・定時制) ファッション創造科(全日制) |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D123210000492 |
高校コード | 23141A |
所在地 | 〒491-8533 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
沿革
編集- 1915年(大正4年) - 一宮町立高等女学校開校。
- 1919年(大正8年) - 愛知県立第六中学校開校。
- 1922年(大正11年) - 愛知県立第六中学校を愛知県一宮中学校と改称、一宮町立高等女学校を一宮高等女学校と改称。
- 1948年(昭和23年)
- 3月 - 学制改革により一宮中学校が愛知県立一宮高等学校(通常課程普通課程・定時制課程普通課程)に、一宮高等女学校が一宮市立高等学校となる。
- 10月 - 統合により愛知県立一宮高等学校及び一宮市立高等学校廃止、愛知県立一宮高等学校を現地に設置。
- 1949年(昭和24年) - 愛知県立一宮商業高等学校廃止、同校に通常課程商業課程設置。
- 1951年(昭和26年) - 商業課程が愛知県立一宮商業高等学校として独立。
- 1959年(昭和34年) - 学則改正で通常課程家庭課程被服科設置。
- 1964年(昭和39年) - 西分校設置。
- 1966年(昭和41年) - 西分校が愛知県立一宮西高等学校として独立。
- 1972年(昭和47年) - 定時制課程が愛知県立一宮東高等学校として独立。
- 1973年(昭和48年) - 学校群制度導入(一宮学校群)。一宮東高校に定時制衛生看護科を設置[1]。
- 1988年(昭和63年) - 一宮東高校の定時制衛生看護科閉科。
- 1989年(平成元年) - 複合選抜入試制度導入(尾張2群Aグループ)。
- 1997年(平成9年) - 一宮東高等学校廃校、再び同校に定時制課程併置。
- 2003年(平成15年) - 文部科学省によりスーパーサイエンスハイスクール (SSH) 研究開発校に指定される(2008年・2013年・2018年に再指定、5年間)。
- 2010年(平成22年) - 被服科をファッション創造科に改組。
教育方針
編集ロータリーには元校長の書による「For Others」の石碑がある。
- 質実剛健・誠実実行
- 能力開発・個性伸長
- 心身育成・体力向上
学科
編集65分授業の5時限授業である。
- 全日制
- 普通科 - 第2学年から理系と文系に分かれる。
- ファッション創造科 - 繊維産業が盛んな一宮市ならではの、県内唯一の学科。外部コンクールへの参加や資格取得に積極的で、年度末には作品発表会が行われる。
- 定時制(夜間)
- 普通科 - 主に全日制普通科と同じ教室で授業が行われる。
SSH
編集SSHでは、特別講義や講習会、研究機関での研修や野外実習等が行われている。文部科学省が指定する高等学校等において、将来の国際的な科学技術系人材の育成を目指す。科学技術振興機構 (JST) の支援のもと、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進している。また創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施している。
部活動
編集運動部
編集- 野球部 - 第18回選抜中等学校野球大会準優勝(1941年)
- 陸上部
- 全国高等学校総合体育大会優勝(走り幅跳び)(1987年)
- 第56回全日本競歩輪島大会優勝、高校3キロ - 大会新記録で優勝(2017年)
文化部
編集- 演劇部 - 第43回全国大会最優秀賞(1997年)
- 地学部 - ペルセウス座流星群の月面衝突発光を世界で初めて観測(2004年)、レッドスプライトの発光現象を高校生初観測(2004年)
- 物化部 - JSEC(ジャパン・サイエンス&エンジニアリング・チャレンジ)2008花王賞(2008年) 、JSEC2016科学技術担当大臣賞(2016年)、日本代表としてISEF(インテル国際学生科学技術フェア)へ出場
著名な卒業生
編集学者
編集- 鷲津久一郎 - 航空工学者
- 山内敏弘 - 憲法学者、一橋大学名誉教授
- 竹市明弘 - 哲学者、京都大学名誉教授
- 小島廣光 - 経営学者、北海道大学名誉教授
- 関山和夫 - 民俗学者、佛教大学名誉教授
- 仙田左千夫 - 経済学者、滋賀大学名誉教授
- 市川温子 - 物理学者、東北大学大学院理学研究科教授
政治・官界
編集- 鈴木幹雄 - 元衆議院議員、内務次官、警視総監
- 柴田弘 - 元衆議院議員
- 江崎鉄磨 - 元衆議院議員
- 平野喜八郎 - 元各務原市長
- 伊藤一 - 元一宮市長
- 谷一夫 - 元一宮市長
- 安藤隆春 - 警察庁長官
芸能・マスコミ
編集スポーツ
編集その他
編集著名な教職員
編集- 斎藤静 - 英語学者、福井大学名誉教授
アクセス
編集脚注
編集- ^ 佐藤実芳「技能連携した定時制・通信制の衛生看護科」『愛知淑徳大学論集. 教育学研究科篇』第6号、愛知淑徳大学大学院教育学研究科、2016年3月、17-28頁、CRID 1050001201670149888、hdl:10638/5806、ISSN 2186-1536。
- ^ 『週刊文春 2023年10月12日号』p.91
- ^ 高木敏行 “企業せんりゃく21(No.16)男性客を狙った商法…泉の如く湧くアイデアで勝負”. 商工会 1990年9月号 (全国商工会連合会) (1990年9月).pp27