弓場 沙織(ゆみば さおり、1977年[4]11月25日[5] - )は、日本女優声優ぷろだくしょんバオバブ所属[2]東京都出身[2]

ゆみば さおり
弓場 沙織
プロフィール
本名 弓場 沙織[1]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本東京都[2]
生年月日 (1977-11-25) 1977年11月25日(47歳)
身長 160 cm
職業 女優声優
事務所 ぷろだくしょんバオバブ[2]
公式サイト 弓場 沙織|ぷろだくしょんバオバブ
公称サイズ(時期不明)[3]
身長 / 体重 160 cm / 45 kg
活動
活動期間 1990年代 -
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

経歴

元々声優になろうとしていたわけではなく[6]、感情を思切りだすと周りから白い眼で見られるのが嫌で中学、高校時代は自分の感情を素直に出すことができる演劇に魅力を感じ、演劇部に所属して舞台役者を目指していた[7]。高校2年生の時から部活以外に演劇の養成所に週3回通うようになり、高校を卒業すると俳優座の養成所に入所した[8]。研究生のときに『大岡越前』にレギュラー出演が決まり、そこで現場の厳しさを体験し落ち込むが、鍛えられたもしたという[9]

3年間の養成所生活を終えると紹介されたプロダクションに所属、そこで声優の仕事をあてがわれるが、最初は何も知らないまま現場に行かされたという[10]。当初は声優の仕事を本気で続けようとは考えていなかったが、これがきっかけとなり、1年半におよぶ『ロズウェル - 星の恋人たち』の吹き替えに関わったことで声優として本格的に活動することを決意し、ぷろだくしょんバオバブに移籍する[11]。移籍の少し前には『グリーン・デスティニー』『初恋のきた道』、移籍後は『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』『キング・アーサー』といった大作や、『美しき日々』『僕の彼女を紹介します』といった作品の吹き替えに関わった[12]

過去には劇団俳優座[1]、エー・アンド・イー[13]劇団朋友に所属していた。

人物

アニメ吹き替え舞台と幅広く活動している。声優としては吹き替えの仕事が多く、キーラ・ナイトレイを中心にレイトン・ミースターチャン・ツィイーなどの吹き替えをしている。

趣味は養成所の授業で出会った日本舞踊で、2007年時点でその稽古は欠かさないとしていた[2][14]資格はペン字検定2級、日本漢字能力検定2級、日本舞踊「花柳流名取」、花柳女観[2]

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

2004年
  • あたしンち(2004年 - 2008年、生徒1、女優、マキティ、やよい、メイド 他)
2006年
2007年
2008年
2009年
2013年
2016年

劇場アニメ

ゲーム

2005年
2006年
2007年
2008年
2012年
2015年
2016年
2017年
2019年
2021年
2023年
2024年

ドラマCD

吹き替え

担当女優

キーラ・ナイトレイ
サラ・ガドン
ジュディ・グリア
チャン・ツィイー
チョン・ジヒョン
パイパー・ペラーボ
レイトン・ミースター

映画

ドラマ

アニメ

テレビドラマ

脚注

  1. ^ a b 『日本タレント名鑑(1999年版)』VIPタイムズ社、1999年、888頁。 
  2. ^ a b c d e f 弓場 沙織 - ぷろだくしょんバオバブ”. 2023年2月23日閲覧。
  3. ^ 弓場 沙織”. タレントデータバンク. 2023年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月2日閲覧。
  4. ^ 山本 2007, p. 46.
  5. ^ 弓場沙織:プロフィール・作品情報・最新ニュース”. 映画.com. 2022年11月26日閲覧。
  6. ^ 山本 2007, p. 37.
  7. ^ 山本 2007, p. 39.
  8. ^ 山本 2007, pp. 39–40.
  9. ^ 山本 2007, p. 40.
  10. ^ 山本 2007, pp. 37、40.
  11. ^ 山本 2007, pp. 37–40.
  12. ^ 山本 2007, pp. 40–42.
  13. ^ 『日本タレント名鑑(2003年版)』VIPタイムズ社、2003年4月25日、770頁。ISBN 978-4-9901242-1-2 
  14. ^ 山本 2007, p. 45.
  15. ^ Sinners of the System Case.1「罪と罰」”. アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」. 2018年10月27日閲覧。[リンク切れ]
  16. ^ 『サイレント・ナイト』DVDが2023年7月5日に発売決定!”. PR TIMES. 2022年5月16日閲覧。
  17. ^ エルカミーノ: ブレイキング・バッド ムービー”. ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント. 2020年12月23日閲覧。
  18. ^ 007 ドクター・ノオ”. WOWOW (2016年6月24日). 2016年7月26日閲覧。
  19. ^ トランスポーター2”. 日曜洋画劇場. 2016年9月6日閲覧。[リンク切れ]
  20. ^ 9/16「バイオハザードⅣアフターライフ」の声優さん…”. 日曜洋画劇場 on Twitter. 2012年8月23日閲覧。

参考文献

  • 山本健翔『声優になるには』ペリカン社〈なるにはBOOKS 53〉、2007年。ISBN 978-4-8315-1155-3 

外部リンク