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川島笠田町(かわしまかさだまち)は、岐阜県各務原市の地名。現行行政町名は川島笠田町、及び川島笠田町一丁目から川島笠田町六丁目。

川島笠田町
日本の旗 日本
都道府県 岐阜県
市町村 各務原市
地区 川島地区
人口
2024年(令和6年)10月1日現在)[1]
 • 合計 681人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
501-6021[2]
市外局番 0586 (一宮MA)[3]
ナンバープレート 岐阜

地理

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各務原市の南西部の川島地区に位置する。川島地区の他の地域は木曽川本流の左岸及び南派川右岸に位置する(通称:川島本島)に対し、川島笠田町は単独の島であり、木曽川本流右岸及び北派川左岸に位置する

町域の東部は神置町下中屋町弥平島集落)、西部は羽島郡笠松町、南部は川島松原町川島松倉町川島渡町川島北山町、北部は神置町、羽島郡笠松町に接する。

町域には東海北陸自動車道県道180号松原芋島線県道93号川島三輪線が通過する。川島本島とは川島大橋平成川島橋で、羽島郡笠松町とはもぐり橋で結ばれている。

小字

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※明治後期から昭和初期に作成された「羽島郡川島村大字ごとの字地図」による[4]

  • 村南
  • 村前
  • 村中
  • 禰宜山
  • 禰左瀬
  • 仙田野
  • 北仙田野
  • 片崎
  • 向野
  • 小屋場東
  • 西ノ棚
  • 十六割

歴史

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江戸時代羽栗郡笠田島村であったが、元禄年間の頃から笠田村に改称、旗本坪内氏領であった[5]。また、羽栗郡円城寺村の枝村の小屋場島村(現在の笠田町5・6丁目、及び河川環境楽園付近)は尾張藩領であった。

1875年(明治8年)小屋場島は栗木村に編入されるが、同年に栗木村は円城寺村に編入れたため、小屋場島は円城寺村字小屋場となる。

1889年(明治22年)7月1日に松倉村、河田島村、笠田村、小網島村、松原島村の5ヶ村が合併し川島村が成立。大字笠田となる[6]1890年(明治23年)1月に円城寺村字小屋場島は川島村に編入され、川島村大字松原島字嘉左エ門島(嘉左衛門島)の一部となる。

大正時代木曽川上流改修工事により大字笠田島と大字松原島の間に木曽川本流が開削され、川島村は笠田島と川島本島の2島となる。木曽川本流ができたことで川島本島とは渡し船笠田渡船)が運航される。

1956年(昭和31年)10月1日に町制施行により川島町となると同時に笠田町に改称[7]。同時に大字松原島北山分区の一部(旧・小屋場島)が笠田町に編入される[8]。1980年代に区画整理が行われ、笠田町一丁目から六丁目が成立。

1962年(昭和37年)に木曽川本流に川島大橋が完成。川島本島と結ばれ、笠田渡船と川島小学校笠田分校が廃止となる。

2004年(平成16年)11月1日、川島町が各務原市に編入されると同時に川島笠田町に改称する。

世帯数と人口

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2024年(令和6年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[9]

丁目 世帯数 人口
川島笠田町 153世帯 422人
川島笠田町一丁目 16世帯 38人
川島笠田町二丁目 25世帯 68人
川島笠田町三丁目 10世帯 22人
川島笠田町四丁目 17世帯 52人
川島笠田町五丁目 27世帯 63人
川島笠田町六丁目 5世帯 16人
253世帯 681人

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10][11]

番・番地等 小学校 中学校
全域 各務原市立川島小学校 各務原市立川島中学校

交通

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主な施設

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脚注

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  1. ^ 町名別人口・世帯数” (PDF). 各務原市 (2024年10月1日). 2024年11月16日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2024年9月29日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2024年9月30日閲覧。
  4. ^ かかみがはら百科第4号” (PDF). 各務原市. 2024年9月30日閲覧。
  5. ^ 川島町 1982, p. 453.
  6. ^ 川島町 1982, p. 678-680.
  7. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1980, p. 1113.
  8. ^ 川島町 1982, p. 12.
  9. ^ 町丁目別人口・世帯数” (PDF). 各務原市 (2024年10月1日). 2024年11月16日閲覧。
  10. ^ 小学校就学区域”. 各務原市. 2024年9月30日閲覧。
  11. ^ 中学校就学区域”. 各務原市. 2024年9月30日閲覧。

参考文献

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  • 川島町 編『川島町史 通史編』川島町、1982年。 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 21 岐阜県』角川書店、1980年。ISBN 4-04-001210-0