尾道市立土堂小学校
尾道市立土堂小学校(おのみちしりつ つちどうしょうがっこう)は、広島県尾道市西土堂町にある公立小学校。
尾道市立土堂小学校 | |
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かつての校舎 | |
北緯34度24分26秒 東経133度11分42秒 / 北緯34.40722度 東経133.19498度座標: 北緯34度24分26秒 東経133度11分42秒 / 北緯34.40722度 東経133.19498度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 尾道市 |
設立年月日 | 1900年 |
共学・別学 | 男女共学 |
学校コード | B134210001198 |
所在地 | 〒722-0032 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
概要
編集2005年から3年間、文部科学省の研究開発校に指定され、それに伴って百ます計算などの指導法で有名な隂山英男を校長に迎えた。2008年には内閣総理大臣経験者である安倍晋三が訪問している。
また「J-KIDS(全日本小学校ホームページ)大賞2008」では総務大臣賞を獲得するなどインターネットでの情報公開を積極的に行っている。
後述のとおり、他の市立小学校2校との統合により、2025年に新たな小学校に再編される予定である。
歴史
編集移転統合計画
編集尾道市では2019年11月、中心部にある本校および尾道市立長江小学校・尾道市立久保小学校を、校舎の耐震補強の困難さや土砂災害の危険性などを理由に2020年度(2021年3月)をもって閉校し、久保小学校敷地に統合した新しい小学校を2023年に開校する計画を立てた[3][4]。閉校から統合後の新しい小学校の開校までは尾道市立栗原小学校と尾道市立山波小学校に旧3校の児童を通学させる方針だったが[3]、保護者などからの批判が相次ぎ[5]、近くに仮設校舎を建設して統合まで対応することとなった[6]。これにより、本校は2021年9月に千光寺公園グラウンドの仮設校舎に移転した[2]。2022年11月、尾道市教育委員会は小学校3校に加え、尾道市立長江中学校・尾道市立久保中学校も対象に加えた小中一貫校を2025年4月に開校する方針を示し、小学校は長江中学校の敷地に校舎が設置されることとなった[6]。統合先の学校名は、2024年1月に開校準備委員会で「尾道みなと小学校」に案が絞られ[7]、同年3月19日の尾道市議会で学校設置条例改正案が可決されて正式に決定した[8]。学校の統合自体に関する議案は同年9月20日の市議会で可決成立した[9]。
著名な出身者
編集その他
編集広島県尾道市は数々の映画、アニメ、漫画作品の舞台として登場するが、移転前の土堂小学校もたびたびそれらの作品のワンシーンとして登場した。
- 転校生(映画)
- ふたり(映画)
- あの、夏の日 - とんでろ じいちゃん(映画)
- かみちゅ!(アニメ・漫画)
- ぱすてる(漫画)
- てっぱん(NHK 連続テレビ小説)
- 尾道渡船場かいわい(小説)
- 尾道物語 純情篇(小説)
- 尾道物語 幻想篇(小説)
ほか
脚注
編集- ^ 仮設校舎の住所。移転前は西土堂町6-44にあった。
- ^ a b “仮校舎への通学、土堂小で始まる 尾道”. 中国新聞. (2021年9月2日) 2023年2月9日閲覧。
- ^ a b “広島)尾道市の3小学校、21年春に閉校 23年春統合”. 朝日新聞. (2019年11月9日) 2023年2月9日閲覧。
- ^ “3小学校統合 レトロ校舎、解体へ 尾道市「耐震化は困難」/広島”. 毎日新聞. (2019年11月6日) 2023年2月9日閲覧。
- ^ “3小統廃合計画 児童転校見直し、市長「ありうる」尾道/広島”. 毎日新聞. (2019年11月22日) 2023年2月9日閲覧。
- ^ a b “尾道市中心部 小学校3校と中学校2校が統合 一貫校へ”. NHK広島放送局. (2022年11月22日) 2023年2月9日閲覧。
- ^ 久保・長江中学校区に係る小中一貫教育校 開校準備委員会だより No.5 (PDF) - 久保・長江中学校区に係る小中一貫教育校開校準備委員会(2024年1月24日)2024年8月24日閲覧。
- ^ “「尾道みなと小」「尾道みなと中」名称決まる 市議会が議案可決、制服と体操服の支給も”. 中国新聞. (2024年3月19日) 2024年8月24日閲覧。
- ^ “尾道市中心部の5小中学校、統合再編決まる 市議会が関連議案を可決”. 中国新聞. (2023年9月20日) 2024年8月25日閲覧。