落語家若手真打のトップランナー、柳亭小痴楽が仲間たちと「ぞめく」落語トークバラエティ。寄席の楽屋で騒いでいるという設定。
- 若手真打・二つ目1名(番組では「ヒザ(膝)前」と呼ばれる。寄席の番組ではトリの演者の前、色物の前に出演する落語家のことを指す[1]。実力がある小痴楽の後輩の落語家・講談師などが配される)
- 二ツ目1名(落語家としての実際は二ツ目だが、番組中では「立前座」という立場でお知らせを読んだり番組を進行させる。話題が逸れそうになったりした時には、脇に置かれた太鼓を叩いて注意を促す)
- 2023年8月は全国高校野球選手権大会中継のため通常回は休止。試合がなかった8月20日は放送第1回(2023年4月2日)、27日は第2回(4月9日)を再放送した。2024年8月も同じように通常回は休止となった。
- 月替わりレギュラーは原則月4回の出演のため、第5週がある月は別途ヒザ前・立前座役を招いたり、再放送を行う。
放送日
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真打(ヒザ前)
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二ツ目(立前座)
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備考
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2023年7月30日
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桂二葉
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春風亭一花
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2024年3月17日に再放送[4]。2024年3月30日[5]にこの二人で「一花・二葉はなしをしよう」を放送。
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2023年10月1日
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瀧川鯉八
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春風亭一花
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2023年4月23日の再放送
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2024年6月30日
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春風亭柳枝
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金原亭小駒
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2023年9月17日の再放送(ゲスト:五街道雲助)
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2024年9月29日
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瀧川鯉八
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春風亭一花
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2023年4月16日の再放送(ゲスト:三遊亭萬橘)
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- 2024年1月1日は月曜日だが15:05~16:55まで初笑いスペシャルを放送(途中ニュースで中断有)、ただし16:10に発生した令和6年能登半島地震の緊急地震速報の影響で番組の第二部が中断。第二部はらじる☆らじるでの再配信も無し。初笑いスペシャルは1月28日に一部・二部通して再放送した。
- 2024年5月26日は、この日芸能花伝舎(東京・新宿)で開催中の芸協らくごまつりの会場内の特設スタジオから13:05~14:55までの初の生放送となった(途中ニュース中断有)[6]。この回のヒザ前は春風亭昇也、立前座は春風亭かけ橋。落語芸術協会のメンバーがスタジオに入れ替わりに顔を出し、桂小すみのジングルも生演奏された。
- 2024年7月14日は、直前に発生した米国ドナルド・トランプ暗殺未遂事件でニュースが延長されたため、放送時間が14:05~14:55に変更された。
- 2024年9月15日分の「しんきょうはいかがですか」では、前日(9月14日)放送の「真打ち競演」について語っているが、実際の放送は自民党総裁選公開討論会生中継のため急きょ中止になっているので、コーナー前に男性アナウンサーがお断りのアナウンスを入れた。
- 2024年11月10日・17日は「真打ち競演」を収録している平川市文化センターの楽屋で収録[6]、出演者の役回りが通常の回とは異なる構成となった[7]。進行役はサンキュータツオ、ゲストは三遊亭遊雀・隅田川馬石(10日)、米粒写経・タブレット純(17日)。
原則スタジオに登場した出演者のみ。
- 九龍ジョー(月1回「落語トピックinカルチャー」)
- 番組オープニング・エンディング・コーナー音楽は、桂小すみが手掛けている。ハイテクニックなフレーズに、よく小痴楽が口にするフレーズが「桂小すみの無駄遣い」。
- しんきょうはいかがですか - 過去の「真打ち競演(しんうちきょうえん=しんきょう)」や収録して放送できなかった内容、過去NHKで収録した音源、楽屋で収録したインタビューなどを放送。そのうち何本かは月末の放送回で全編放送する。
- あの師匠を褒めまくろう - 1人の先輩芸人を紹介、エピソードと共に高座の録音や録画[8]を再生してとにかく褒めまくる。
- 大看板のOH一番 - 大看板ゲストに、一番緊張した思い出の高座などを聞く。
- 落語の国のアリンス - 「山田全自動と林家はな平の落語あるある」から、各自のあるあるネタを語る。
- ここを聴いてねこの落語 - 出演者が聴いてほしい他の演者の高座の音源とその魅力を紹介する。
- 落語トピックinカルチャー - 九龍ジョーが、落語に関連した社会の話題やそれにまつわるNHKの過去の映像・音源を紹介する。
- いろどるカラフル - 寄席の色物の出演者ゲストを紹介する。
- この後話芸はEテレで - 番組終了後にEテレで放送される「日本の話芸」の演目・演者についての思い出や詳細を放送する。第一回は三遊亭小遊三「鮑のし」(2024年11月24日)。テレビではカットされた小遊三のコメントをフルバージョンで放送した。
- RCコレクション ぼくの好きな先生 - 今までに小痴楽が接してきた大看板の師匠とのエピソードを語る。タイトルはRCサクセション「ぼくの好きな先生」から。RCは「RAKUGO-KA CHARACTER」の略。
- 特にコーナー名はついていないが、大看板ゲストを招いた時に、ゲストが過去にNHKテレビ・ラジオに登場した時の音源や映像(落語とは限らない)[8]を再生、その時のエピソードを語ってもらうことがある。
- 月末の放送回は、その月に話題に上がって一部が放送された高座を全編通しで放送することが多い。
- エンディングでは、テレビ・ラジオやらじるらじるやNHKプラスで視聴や聴取が可能な日本の話芸・真打ち競演・演芸図鑑の直近の放送予定を立前座が紹介する[9]。
- ^ 千字寄席編集部 (高田裕史/古木優). “落語のことば辞典 江戸覗き”. 落語あらすじ事典 Web千字寄席. ■は行. 2023年6月11日閲覧。
- ^ 太鼓ではなく三味線を演奏。
- ^ 円楽一門会所属のため、5月26日の芸協らくごまつり会場でのスペシャル回には出演していない。
- ^ 選抜高校野球中止による雨傘番組。
- ^ 当初は3月28日(木)20:05~の放送が予定されていたが、NHKの編成上の都合で急きょ3月30日(土)8:05~の放送となった。
- ^ a b 公開放送ではない。
- ^ ヒザ前・立前座という役割分担が無い。
- ^ a b テレビの音源を再生する場合、スタジオでは画像も流れている。立前座が紹介する時も「~をお聞きください」ではなく「~をご覧ください」とラジオリスナーに向けて語られる。
- ^ 放送予定が紹介されないのは、ラジオではラジオ深夜便(話芸100選」など)・上方演芸会、テレビではBS・BS4Kでの放送、とっておき!朝から笑タイム(大阪)など。