大通り
街の中心となる道路
大通り、大通(おおどおり)とは、街の中心部を貫くその街の中心となる通りのことである。都市部では交通の基軸となるため、多くの自動車が往来できるようその道幅は広く取られている。地方部では商店街などを大通りと称している場合がある。大通りの中でも、最も人通りが多く中心的な通りのことを目抜き通りと言う[1]。
概要
編集欧米圏ではアヴェニュー、ストリート、 ブールバール (ブールバード) など、漢字圏では路 (大路)、大道、大街 などが大通りを意味する言葉として使われる。
目抜き通り
編集大通りのうちでもっとも主要な道路 (目抜き通り) を指す言葉は、地域によって多様である。
たとえば、『メインストリート』・『メーンストリート』(アメリカ合衆国、カナダ、アイルランド、スコットランドの一部) 、『フロントストリート』 (ジャマイカ、イギリス北東部、カナダの一部) 、『フォアストリート』 (コーンウォール) があるが、イギリスでは『ハイ・ストリート』・『マーケットストリート』・『マーケットプレイス』とも呼ばれる。香港では 『正街』 (Ching Kai) あるいは『大街』 (Tai Kai) が、「大通り」の意味で用いられる。
日本の主要大通り
編集北海道地区
編集- 札幌市
- 大通、札幌駅前通、創成川通、石山通、北1条通、南1条通
- 旭川市
- 買物公園通
- 函館市
- 大門通
- 苫小牧市
- 駅前通
- 室蘭市
- 海岸通、札幌通
- 釧路市
- 北大通、雄鉄線通、共栄大通、新橋大通、鳥取大通、桜ヶ岡富士見通、久寿里橋通、旭橋通、愛国北園通
- 帯広市
- 平原通、大通、弥生新道、東大通、青葉通、西5条通
- 北見市
- 中央通
- 網走市
- 南中央通
- 小樽市
- 境町通
- 夕張市
- キネマ通(本町商店街通)
- 砂川市
- 柳通
東北地区
編集- 秋田市
- 中央通り、広小路
- 仙台市
- 宮城野通、青葉通、東二番丁通、定禅寺通、広瀬通、駅前通、愛宕上杉通、秋保通、勾当台通、宮城の萩大通、泉ヶ岳通、卸町通、産業道路、仙台バイパス
- 福島市
- 平和通り
- 郡山市
- 昭和通り、さくら通り、駅前大通り
関東地区
編集- 水戸市
- 黄門大通り
- 宇都宮市
- 大通り、いちょう通り、鬼怒通り、桜通り
- 前橋市
- 立川町大通り
- 東京都23区
- 新宿通り、青山通り、明治通り、表参道、中央通り、昭和通り
- 武蔵野市
- 吉祥寺通り
- 川崎市
- 川崎大通り
- 横浜市
- 日本大通、大通り公園、元町、伊勢佐木町通り、馬車道、みなとみらい大通り、国際大通り、末吉大通り
- 鎌倉市
- 若宮大路、由比ガ浜大通り
- 相模原市
- 光が丘大通り、さがみ夢大通り
- 横須賀市
- 追浜大通り、横須賀中央駅前大通り
中部地区
編集- 新潟市
- 柾谷小路、東大通
- 富山市
- 城址大通り
- 金沢市
- 片町通り、百万石通り
- 長野市
- 長野中央通り、長野大通り、昭和通り
- 名古屋市
- 金城ふ頭線、名駅通、江川線、伏見通、大津通、久屋大通、空港線、瀬戸街道、出来町通、外堀通、桜通、錦通、太閤通、広小路通、東山通、若宮大通、大須通、飯田街道、山王通、八熊通、東海通、名四国道、環状2号、山手グリーンロード、環状線
近畿地区
編集- 京都市
- 烏丸通、御池通、北大路通、西大路通、東大路通、堀川通、四条通、五条通、河原町通
- 大阪市
- 新なにわ筋、なにわ筋、御堂筋、谷町筋、曽根崎通、中央大通、長堀通、千日前通
- 堺市
- 大道筋、フェニックス通
- 神戸市
- フラワーロード、トアロード、海岸通
- 姫路市
- 大手前通り
- 奈良市
- 大宮通り(登大路)、三条通り
- 和歌山市
- けやき大通り
中国地区
編集四国地区
編集九州地区
編集沖縄地区
編集世界の主要大通り
編集アジア
編集- 中華民国(台湾)
- 中山北路、市民大道、辛亥路、仁愛路、忠孝東路(台北)
- 中華人民共和国
- 長安街(北京)、南京東路(上海)、中山路 & 人民路(大連)
- インド
- Rajpath(ニューデリー)
- シンガポール
- オーチャード・ロード