夏来健次
日本の翻訳家
夏来 健次(なつき けんじ、1954年 - )は日本の翻訳者。別名義佐藤龍雄。新潟県出身。
1978年「屍語の芳香」(佐藤貞雄名義)で幻影城新人賞評論部門佳作。
共著
編集訳書(夏来名義のみ)
編集- 『原潜レッド・ドラゴン出撃す : 第三次世界大戦シリーズ』(リチャード・ヘンリック、二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション) 1990
- 『ネコ好きに捧げるミステリー : ベストセレクト12編』(ドロシー・L・セイヤーズ他、共訳、光文社文庫)1990
- 『黒の碑 : クトゥルー神話譚』(ロバート・E・ハワード、創元推理文庫) 1991
- 『ホットサマー・コールドマーダー : 私立探偵ミッチ・ロバーツ』(ゲイロード・ドルド、講談社文庫)1996
- 『赤い右手』(ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ、国書刊行会、世界探偵小説全集24)1997、のちに創元推理文庫 2014
- 『死霊たちの宴』上・下(スティーヴン・キング他著、スキップ&スペクター編、創元推理文庫) 1998
- 『報復者』(ダニー・マーティン、講談社文庫)1999
- 『サイコ』(ロバート・ブロック、創元推理文庫)1999
- 『999 (ナインナインナイン) : 狂犬の夏』(ジョー・R・ランズデール他、アル・サラントニオ編、田中一江他共訳、創元推理文庫)1999
- 『999 : 聖金曜日』(F・ポール・ウィルスン他、アル・サラントニオ編、金子浩他共訳、創元推理文庫)1999
- 『999 : 妖女たち』(スティーヴン・キング他、アル・サラントニオ編、白石朗他共訳、創元推理文庫)1999
- 『震える血』(リチャード・マシスン他、ジェフ・ゲルブ他編、尾之上浩司他共訳、祥伝社文庫)2000
- 『囁く血』(グレアム・マスタートン他、ジェフ・ケルブ他編、加藤洋子他共訳、祥伝社文庫) 2000
- 『喘ぐ血』(リチャード・レイモン他、ジェフ・ゲルブ他編、大森望他共訳、祥伝社文庫)2000
- 『ラヴクラフトの遺産』(F・ポール・ウィルスン他、ワインバーグ&グリーンバーグ編、尾之上浩司共訳、創元推理文庫)2000
- 『密室殺人コレクション』(二階堂黎人・森英俊共編、共訳、原書房)2001
- 『ジキル博士とハイド氏』(ロバート・ルイス・スティーヴンスン、創元推理文庫)2001
- 『殺人者の日記』(トム・ラシーナ、扶桑社ミステリー)2002
- 『アメリカミステリ傑作選2002 : アメリカ文芸 [年間] 傑作選』(ドナルド・E・ウェストレイク編、工藤道子他共訳、DHC)2002
- 『逃走航路』(ジョン・リード、二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション)2004
- 『地獄の世紀』上・下(サイモン・クラーク、扶桑社ミステリー)2004
- 『狂嵐の銃弾』(デイヴィッド・J・スカウ、扶桑社ミステリー)2006 mixi2006年度私が選ぶバカミスベスト=第3回バカミス大賞受賞
- 『幽霊狩人カーナッキの事件簿』(ウィリアム・H・ホジスン、創元推理文庫)2008
- 『殺人感染』上・下(スコット・シグラー、扶桑社ミステリー)2011
- 『米本土占領さる!』(ジョン・ミリアス&レイモンド・ベンソン、二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション)2011
- 『ライヘンバッハの奇跡 : シャーロック・ホームズの沈黙』(ジョン・R・キング、創元推理文庫)2011
- 『シルヴァー・スクリーム』上・下(ロバート・R・マキャモン他、デイヴィッド・J・スカウ編、田中一江・尾之上浩司共訳、創元推理文庫)2013
- 『厭な物語』(アガサ・クリスティー他、中村妙子他共訳、文春文庫)2013
- 『怪奇文学大山脈 : 西洋近代名作選 1 (19世紀再興篇)』(エドワード・ブルワー=リットン他、荒俣宏編、南條竹則他共訳、東京創元社)2014
- 『怪奇文学大山脈 : 西洋近代名作選 2 (20世紀革新篇)』(ヒュー・ウォルポール他、荒俣宏編、西崎憲他共訳、東京創元社)2014
- 『怪奇文学大山脈 : 西洋近代名作選 3 (諸雑誌氾濫篇)』(グスタフ・マイリンク他、荒俣宏編、垂野創一郎他共訳、東京創元社)2014
- 『幽霊海賊』(ウィリアム・H・ホジスン、書苑新社/アトリエサード、ナイトランド叢書)2015
- 『ウェンディゴ』(アルジャーノン・ブラックウッド、書苑新社/アトリエサード、ナイトランド叢書)2016
- 『いにしえの魔術』(アルジャーノン・ブラックウッド、書苑新社/アトリエサード、ナイトランド叢書) 2018
- 『ネクロスコープ:死霊見師ハリー・キーオウ』上・下 (ブライアン・ラムレイ、創元推理文庫)2019
- 『血まみれ鉄拳ハイスクール』(ライアン・ギャティス、文藝春秋)2020
- 『誤配書簡』(ウォルター・S・マスターマン、扶桑社)2021
- 『人狼ヴァグナー』(ジョージ・W・M・レノルズ、国書刊行会)2021
- 『吸血鬼ラスヴァン:英米古典吸血鬼小説傑作集』(G・G・バイロン、J・W・ポリドリ他、平戸懐古共編訳、東京創元社)2022
- 『英国クリスマス幽霊譚傑作集』(チャールズ・ディケンズ他、平戸懐古共訳、創元推理文庫)2022
- 『恐ろしく奇妙な夜』(ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ、国書刊行会、奇想天外の本棚・第1期5、山口雅也製作総指揮)2023
レズニック警部シリーズ
編集- 『ロンリー・ハート』(ジョン・ハーヴェイ、現代教養文庫)1992
- 『ラフ・トリートメント』(ジョン・ハーヴェイ、現代教養文庫)1992
- 『カッティング・エッジ』(ジョン・ハーヴェイ、現代教養文庫)1993
- 『オフ・マイナー』(ジョン・ハーヴェイ、現代教養文庫)1994
- 『タイタス・クロウの事件簿』(ブライアン・ラムレイ、創元推理文庫)2001
- 『地を穿つ魔』(ブライアン・ラムレイ、創元推理文庫)2006
- 『タイタス・クロウの帰還』(ブライアン・ラムレイ、創元推理文庫)2008
- 『幻夢の時計』(ブライアン・ラムレイ、創元推理文庫)2011
- 『風神の邪教』(ブライアン・ラムレイ、創元推理文庫)2014
- 『ボレアの妖月』(ブライアン・ラムレイ、創元推理文庫)2016
- 『旧神郷エリシア : 邪神王クトゥルー煌臨!』(ブライアン・ラムレイ、創元推理文庫)2017
- 『髑髏島の惨劇』(マイケル・スレイド、文春文庫)2002
- 『暗黒大陸の悪霊』(マイケル・スレイド、文春文庫)2003
- 『斬首人の復讐』(マイケル・スレイド、文春文庫)2005
- 『メフィストの牢獄』(マイケル・スレイド、文春文庫)2007
新編 怪奇幻想の文学
編集『1 怪物』H・P・ラヴクラフト「壁の中の鼠」収録(牧原勝志編、紀田順一郎・荒俣宏監修、野村芳夫他共訳、新紀元社)2022
『2 吸血鬼』ブラム・ストーカー「ドラキュラの客」収録(牧原勝志編、紀田順一郎・荒俣宏監修、若島正他共訳、新紀元社)2022
『3 恐怖』C・ホール・トンプスン「クロード・アーシュアの思念」収録(牧原勝志編、紀田順一郎・荒俣宏監修、紀田順一郎他共訳、新紀元社)2023