壬生川駅

愛媛県西条市三津屋にある四国旅客鉄道の駅

壬生川駅(にゅうがわえき)は、愛媛県西条市三津屋にある四国旅客鉄道(JR四国)予讃線である[1]。駅番号はY36。駅案内パネルのコメントは「喜左衛門狸伝説の駅」。

壬生川駅
駅舎(2018年1月)
にゅうがわ
Nyūgawa
Y35 玉之江 (2.3 km)
(3.4 km) 伊予三芳 Y37
地図
所在地 愛媛県西条市三津屋444-2
北緯33度55分47.41秒 東経133度5分7.75秒 / 北緯33.9298361度 東経133.0854861度 / 33.9298361; 133.0854861座標: 北緯33度55分47.41秒 東経133度5分7.75秒 / 北緯33.9298361度 東経133.0854861度 / 33.9298361; 133.0854861
駅番号 Y36
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 予讃線
キロ程 126.8 km(高松起点)
電報略号 ニユ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
801人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1923年大正12年)5月1日[2]
備考
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歴史

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駅構造

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国鉄型配線の2面3線を有する地上駅[1]。1番線に駅舎本屋があり2・3番線が島式ホームとなっている。伊予西条駅伊予北条駅など、他の予讃線の主要駅にも多く見られる構造である。

1番線を1線スルーにする予定であったが、高松駅方のみ片開き分岐器(制限速度100 km/h)で松山駅方は両開き分岐器(制限速度80 km/h)となっている。これは、停車する列車が増えたためと思われる[注釈 1]

のりば

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のりば 路線 方向 行先 備考
1 予讃線 上り 伊予西条高松岡山方面 通常はこのホーム
下り 今治松山方面
2 下り 待避・行違い時
3 上り 伊予西条・高松方面 待避・行違い時(普通のみ)
下り 今治・松山・伊予市方面 ごく一部の普通
付記事項
  • 原則として上り・下り共1番のりばを使用する。特急同士・普通同士・上り特急と下り普通の行違い時は下り列車が2番のりばに入る。ただ、下り特急しおかぜ27号・いしづち27号と上りの特急いしづち106号の行違いでは、いしづち106号が3番のりばに入る。
  • 下り特急と上り普通の行違い時は上り普通列車が3番のりばに入る。また、後続の特急を待避する場合、下り普通は2番または3番のりば、上り普通は3番のりばを使用する。

駅施設

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利用状況

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1日平均の乗車人員は以下の通りである[6]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2006年 688
2007年 699
2008年 681
2009年 663
2010年 663
2011年 727
2012年 748
2013年 754
2014年 764
2015年 822
2016年 811
2017年 856
2018年 832
2019年 801

駅周辺

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駅前を愛媛県道13号線が通り、そこから北東へ進むと国道196号に至る。駅から国道へ至る道には「駅前中央通り」という愛称があり、付近には民家が多く建つ。国道から海沿いへ抜けると東予・丹原浄化センターに至るが、駅からやや離れた所にある。反対側には市役所支所や警察署があるが、こちら側は田畑が多い。南西へ進むと温泉施設を経て東予丹原IC今治小松自動車道)に至るが、ともに駅からやや離れた所にある。

バス路線

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高速バス

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路線バス

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備考

その他

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  • 難読駅名だが、付近に川が多いことから「入川」と呼ばれていたことに由来する(古代、付近で水銀を産出したことから、「丹生川」から転じて、「壬生川」となったとする説もある)。
  • 合併前は東予市の中心駅であった。「東予」が愛媛県東部地方全体を指す用語であることに加え、東予市の前は「壬生川町」(合併)であったため、旧東予市全体を指して「壬生川」と呼ぶことも多い。

隣の駅

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当駅に停車する特急「しおかぜ「いしづち」「モーニングEXP松山」の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。

四国旅客鉄道(JR四国)
予讃線
快速「サンポート」・普通
玉之江駅 (Y35) - 壬生川駅 (Y36) - 伊予三芳駅 (Y37)

脚注

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注釈

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  1. ^ 現在は、貨物列車・回送・臨時・試運転を除くすべての列車が停車する。

出典

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  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 53号 松山駅・伊予西条駅・下灘駅ほか83駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月25日、23頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、636頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、103頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  4. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』p.129
  5. ^ a b 「みどりの券売機プラス」を16駅に設置します』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道、2021年7月26日。オリジナルの2021年7月29日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210729074010/http://jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2021%2007%2026.pdf2021年8月1日閲覧 
  6. ^ 西条市統計データ(2021年版)59. JR利用状況 2021年4月14日閲覧
  7. ^ 支所だより - 東予総合支所 『食情報発信基地「西条市食の創造館」 ~農商工連携による地域産業の創造~』”. 「広報さいじょう」2015年2月号. 西条市. p. 11. 2022年11月23日閲覧。
  8. ^ a b 支所だより - 東予総合支所 『橋に化けた狸 ~ぽんぽこ橋~』”. 広報さいじょう 2015年9月号. 西条市. 2022年11月23日閲覧。
  9. ^ 四国側連絡バス - 関西航路 - オレンジフェリー”. オレンジフェリー. 四国開発フェリー株式会社. 2022年11月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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