国本はる乃

女流の浪曲師

国本 はる乃(くにもと はるの、1996年1月19日 - )は、女流浪曲師。二十歳で名披露目した日本最年少の浪曲師である[1][2]日本浪曲協会理事[3]および落語芸術協会所属。

国本くにもと はる
本名 木村きむら はる
生年月日 (1996-01-19) 1996年1月19日(28歳)
出身地 日本の旗 日本茨城県稲敷市
師匠 国本晴美
三代目桂小文治
活動期間 2005年 -
所属 有限会社 武春堂
公式サイト https://harunotakeharudo.com/
受賞歴
2023年 花形演芸大賞 銀賞
備考
一般社団法人日本浪曲協会理事(2022年 - )
落語芸術協会

経歴

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茨城県稲敷市出身で、本名は木村きむら はる[4]である。小学4年時の2005年に国本晴美へ入門[5]し、半年後に成田山新勝寺で初舞台へあがる。

2009年6月に国本武春と国本晴美の二人会で、木馬亭へ初登壇[6]する。

2013年、晴美門下として日本浪曲協会入りし、12月にプロとしての初舞台を迎えた[7]

茨城県立江戸崎高等学校を卒業し、2016年9月25日に木馬亭で名披露目[8][9]する。

神田伯山からの評価が高く、松之丞時代から二人会を開催している[7]他、2022年12月には伯山が主任を務めた落語芸術協会定席興行で新宿末廣亭に初出演し[10]、それ以降も伯山主任の定席興行に玉川太福玉川奈々福三代目広沢菊春との交互出演をしていたが、2024年5月に玉川奈々福、三代目広沢菊春とともに落語芸術協会の会員として加入した(三代目桂小文治門下)[11][12]

人物

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  • 父親は江戸文字職人でアマチュア落語家。三味線を習うために父親の知人である国本晴美のもとへ行ったところ、「手が小さいので歌から」と言われ浪曲を始めることになった[8][13]

受賞歴

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  • 2023年 令和5年度花形演芸大賞 銀賞[14]

出演番組

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脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 金丸裕子「平成生まれ、若手二人の修業物語」東京人(380)p.48。
  2. ^ 日本経済新聞「浪曲人気復活 落語に続け」2017年5月8日夕刊16面
  3. ^ 浪曲師・曲師プロフィール | (一社)日本浪曲協会” (2019年4月21日). 2024年3月1日閲覧。
  4. ^ “木村はる乃さん ~浪曲師・国本はる乃で活躍~”. 常陽リビングニュース. http://www.joyoliving.co.jp/topics/200605/tpc0605006.htm 
  5. ^ 日本浪曲協会のページ
  6. ^ 浪曲ポッドキャスト12回4分00秒付近
  7. ^ a b プロフィール”. 2024年3月1日閲覧。
  8. ^ a b “稲敷の女流浪曲師・国本はる乃さん、最年少20歳で一本立ち”. 産経ニュース. https://www.sankei.com/article/20160316-2MCQLVOTKRJQLM3DVILCF5JA7M/ 
  9. ^ “声を張り上げ成り切る 20歳の女性浪曲師 期待背に一本立ち - 「新しい力」(44)よんどく”. デイリー東北. (2016年11月29日). http://www.yondoku.com/20161129m_dailytohoku1/ 
  10. ^ (日本語) 【密着#01】新宿末廣亭2022年12月中席 〜三年目〜【毎日更新】, https://www.youtube.com/watch?v=gdTYOXT-0so 2024年3月1日閲覧。 
  11. ^ 【新協会員のお知らせ】 - 落語芸術協会 2024年5月8日
  12. ^ 国本 はる乃”. X (formerly Twitter). 2024年6月8日閲覧。
  13. ^ 声を張り上げ成り切る 20歳の女性浪曲師”. 新聞に親しむ [新聞博物館]. 2024年5月5日閲覧。
  14. ^ 令和5年度花形演芸大賞決定のお知らせ”. 日本芸術文化振興会 (2023年12月5日). 2023年12月5日閲覧。
  15. ^ 20170106放送分番組ブログ
  16. ^ 2017年2月9日分
  17. ^ 2017年7月14日分
  18. ^ 2017年大会分
  19. ^ 2月18日放送後記 女流浪曲師・国本はる乃のルーツは鶴瓶の知り合い!? | 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ | ニッポン放送 ラジオAM1242+FM93”. 2024年3月1日閲覧。

外部リンク

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