八戸前沖さば
(八戸前沖鯖から転送)
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八戸前沖さば(はちのへまえおきさば)は、サバの地域ブランドの一つ。「八戸前沖さばブランド推進協議会」が認定した期間に三陸沖以北の日本近海で漁獲され、青森県八戸市の八戸漁港に水揚げされたサバである。ブランドとして認定する漁獲期間は粗脂肪分、重量等を参考に協議会が毎年判断し決定する。
概要
編集八戸前沖(八戸市東方約50km沖)は水温16-18℃で、サバの脂分が乗るとされる。脂分が15%以上あり、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)などの成分も多いとされる。また、漁場と水揚げ港が近いことも好条件とされている。
銀鯖
編集八戸前沖さばの中でも特に大型のさばのことを「銀鯖」と定義づけている。「銀鯖」は重量(550g以上)を目安に判断される。
品種
編集普及に向けての取組み
編集2010年に実施された東京など大都市圏での消費者600人を対象としたアンケート調査では、60.7%が八戸前沖さばを「知らない」と回答、29.2%が「名を知っているが、食べたことがない」と回答しており、他のサバブランドと比較すると知名度が低く、今後の知名度向上が課題となっている。[1]
関連商品
編集- 八戸サバ缶バー
- ”厳選”さば缶(白ラベル)、〝極上仕立〟さば缶(黒ラベル)
- 八戸前沖銀鯖トロ漬け丼
- サバップル
関連項目
編集- とろ鯖棒寿司
- 八戸前沖さばアイディア料理
- 八戸都市圏交流プラザ「8base」