伊豆長岡駅

静岡県伊豆の国市南條にある伊豆箱根鉄道の駅

伊豆長岡駅(いずながおかえき)は、静岡県伊豆の国市南條にある、伊豆箱根鉄道駿豆線である。駅番号IS09

伊豆長岡駅[* 1]
駅舎(2023年5月)
いずながおか
Izunagaoka
(伊豆天城天然水の郷)
IS08 韮山 (1.6 km)
(2.8 km) 田京 IS10
地図
所在地 静岡県伊豆の国市南條773番地の2
北緯35度2分23.03秒 東経138度56分50.71秒 / 北緯35.0397306度 東経138.9474194度 / 35.0397306; 138.9474194座標: 北緯35度2分23.03秒 東経138度56分50.71秒 / 北緯35.0397306度 東経138.9474194度 / 35.0397306; 138.9474194
駅番号 IS09
所属事業者 伊豆箱根鉄道
所属路線 駿豆線
キロ程 11.4 km(三島起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
1,720人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1898年明治31年)5月20日
備考 直営駅
  1. ^ 1919年大正8年)5月25日に南條駅から改称。
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所在地は旧伊豆長岡町ではなく旧韮山町にあたるが、駅正面の南條交差点から約50 - 100メートル先の青い橋(千歳橋)が伊豆長岡町の出入口となっており、伊豆長岡温泉への観光アクセス利用がアピールされている。

歴史

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駅構造

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単式ホーム・島式ホーム計2面3線を有する地上駅。各ホームは跨線橋で結ばれている。駅舎側から3,2,1番線となり、1番線の隣には行き止まりの側線がある。原則として駅舎に隣接する3番線を上り列車が、跨線橋を渡った島式ホームの2番線を下り列車が使用するが、交換時以外は全ての列車が3番線を使用する。

自動改札機自動券売機が設置されている。現在自動券売機は2台ともタッチパネル式となっている。2010年7月17日に 跨線橋へのエレベーターの供用が開始され、駿豆線で初のエレベーター設置駅となった。

2023年3月10日にカフェと土産物店の機能をあわせ持つスーベニアカフェ「イズーラ伊豆長岡」(敷地面積:138.24 m2 、カフェ席数:20席)が開店した[4]

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1   駿豆線 - 臨時折り返し列車待機線(上下兼用)
(※定期列車では上り回送のみ使用)
2 下り 修善寺方面 列車交換を行う列車
3 上り 三島方面
下り 修善寺方面 列車交換を行わない列車
付記事項
  • 1番線ホームの東側にある側線に隣接して、かつて貨物ホームとして使用されていた単式ホーム(跨線橋で結ばれていない)がある。この側線は貨物輸送の廃止後は工臨車両の待機場所として使われることがある。
  • 発車合図音は2・3番線については2007年末期にブザーから鎌田信号機製の電子音のものに変更されている。1番線については従来通りブザーを使用している。

利用状況

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  • 2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員1,720人である。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度別1日平均乗車人員
年度 1日平均
乗車人員
出典
1993年(平成05年) 3,842 [* 1]
1994年(平成06年) 3,798 [* 2]
1995年(平成07年) 3,722 [* 3]
1996年(平成08年) 3,667 [* 4]
1997年(平成09年) 3,449 [* 5]
1998年(平成10年) 3,365 [* 6]
1999年(平成11年) 3,241 [* 7]
2000年(平成12年) 3,100 [* 8]
2001年(平成13年) 2,976 [* 9]
2002年(平成14年) 2,882 [* 10]
2003年(平成15年) 2,797 [* 11]
2004年(平成16年) 2,777 [* 12]
2005年(平成17年) 2,691 [* 13]
2006年(平成18年) 2,689 [* 14]
2007年(平成19年) 2,693 [* 15]
2008年(平成20年) 2,658 [* 16]
2009年(平成21年) 2,555 [* 17]
2010年(平成22年) 2,453 [* 18]
2011年(平成23年) 2,345 [* 19]
2012年(平成24年) 2,400 [* 20]
2013年(平成25年) 2,431 [* 21]
2014年(平成26年) 2,381 [* 22]
2015年(平成27年) 2,374 [* 23]
2016年(平成28年) 2,392 [* 24]
2017年(平成29年) 2,444 [* 25]
2018年(平成30年) 2,452 [* 26]
2019年(令和元年) 2,405 [* 27]
2020年(令和02年) 1,720 [* 28]

駅周辺

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韮山反射炉

民家が多いが、商点が点在する。駅から少し離れた西側を狩野川が流れており、そこから西へ進むと伊豆長岡温泉に至る。駅東側は田園やビニールハウスが目立つが、小学校や幼稚園がある。そこから東へ進むと韮山反射炉に至る。

バス路線

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伊豆箱根バスは「長岡駅」停留所[6]、伊豆の国市は「伊豆長岡駅」停留所から下記の路線が発着する。

伊豆箱根バス
  • 長11(伊豆長岡駅 - シーパラ線)
  • 長13(伊豆長岡駅 - 長岡温泉場循環線)
    • 長岡駅
  • 沼71・沼72・沼76(沼津駅 - 伊豆長岡駅線)
    • 沼津駅
      • ※沼76は土曜・日曜・祝日の午前に1便のみ運行。
伊豆の国市
  • 歴バスのる〜ら(観光周遊型バス(循環))[7]
    • 韮山反射炉や江川邸を経て、伊豆長岡駅に戻る片回り循環路線(※土曜・日曜・祝日と特定日に運行も、客足が伸びずに去る2023年9月30日をもって廃止された)。

上記の他、予約制デマンド型乗合タクシーの「星の花号」も当駅を発着する(※日曜運休)[注釈 1][8]

その他

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  • イズーラ伊豆長岡の開設前は売店とそば処の店舗が置かれていた[4]
  • 駅舎の中にヤマザキショップが併設されていたが、2022年12月25日をもってコンビニそば店が閉店した(これを機に同店から撤退)。
  • 店内には西武グループ各社がタイアップをしているアニメ作品『ラブライブ!サンシャイン!!』のグッズ売り場もあった(売場を修善寺駅に集約)。また、駅舎には同作品のイラスト装飾が施されていたが、派手な屋外広告を禁止する伊豆の国市の条例に違反するとの指摘を受け、2018年3月30日に新しいデザインの装飾に張り替えている[9][10]

隣の駅

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※特急「踊り子」の隣の停車駅は列車記事を参照。

伊豆箱根鉄道
  駿豆線
韮山駅 (IS08) - 伊豆長岡駅 (IS09) - 田京駅 (IS10)

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ 立花台・星和地区に至るデマンド路線。

出典

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  1. ^ タカアシガニが一日駅長、爪で“はさみ入れ” - 静岡新聞SBSアットエス、2019年2月10日
  2. ^ “礁渓駅と伊豆長岡駅、姉妹駅に 互いの温泉PRに意欲/台湾”. フォーカス台湾. (2020年11月4日). https://web.archive.org/web/20201104130309/http://japan.cna.com.tw/news/atra/202011040009.aspx 
  3. ^ 伊豆長岡駅のトイレを改修 (PDF) - 2022年4月14日閲覧
  4. ^ a b c 「イズーラ伊豆長岡」をリニューアルオープン”. 伊豆箱根鉄道株式会社 (2023年3月7日). 2023年3月11日閲覧。
  5. ^ 伊豆長岡駅に副駅名「伊豆天城天然水の郷」 - 静岡新聞SBSアットエス、2023年11月18日閲覧
  6. ^ 伊豆箱根バス 経路・時刻・運賃案内(長岡駅)”. 伊豆箱根バス. 2023年4月22日閲覧。
  7. ^ 観光周遊型バス「歴バスのる〜ら」の廃止について”. 伊豆の国市. 2023年4月22日閲覧。
  8. ^ 予約型乗合タクシーの運行”. 伊豆の国市 (2023年4月5日). 2023年4月22日閲覧。
  9. ^ “伊豆長岡駅の「ラブライブ」装飾、景観条例違反で張り替え”. 産経新聞. 産経ニュース (産経新聞社). (2018年3月31日). オリジナルの2018年4月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180404221254/http://www.sankei.com/region/news/180331/rgn1803310031-n2.html 2018年4月5日閲覧。 
  10. ^ 伊豆長岡駅舎に新しい装飾”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2018年4月2日). 2018年4月5日閲覧。

利用状況

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静岡県統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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