久里浜駐屯地
神奈川県にある陸上自衛隊の駐屯地
久里浜駐屯地(くりはまちゅうとんち、JGSDF Camp Kurihama)は、神奈川県横須賀市久比里2-1-1に所在し、陸上自衛隊システム通信・サイバー学校等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。
久里浜駐屯地 | |
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位置 | |
所在地 | 神奈川県横須賀市久比里2-1-1 |
座標 | 北緯35度13分53.45秒 東経139度42分41.68秒 / 北緯35.2315139度 東経139.7115778度 |
概要 | |
駐屯地司令 | 通信学校長兼務 |
主要部隊 | 陸上自衛隊システム通信・サイバー学校 ほか |
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開設年 |
1938年(大日本帝国海軍) 1950年(陸上自衛隊) |
概要
編集警察予備隊発足時の駐屯地の一つであり、自衛隊としては最も古い駐屯地である[1]。
駐屯地司令は、システム通信・サイバー学校長が兼務。なお、本駐屯地には会計隊及び駐屯地業務隊が存在しない(システム通信・サイバ学校総務部が担任)。
沿革
編集日本海軍
米軍等
警察予備隊久里浜駐屯地
保安隊久里浜駐屯地
陸上自衛隊久里浜駐屯地
- 1954年(昭和29年)
- 1955年(昭和30年)
- 1960年(昭和35年)
- 1月14日:第1通信群が中央野外通信隊に改編。通信団隷下に編合。
- 8月12日:臨時特別通信隊が編成完結。
- 1968年(昭和43年)3月1日:
- 中央野外通信隊が中央野外通信群に称号変更。
- 臨時特別通信隊が通信標定隊に改編。
- 1981年(昭和56年)9月21日:通信標定隊が東千歳駐屯地に移駐し、北部方面隊直轄の第1電子隊に改編。
- 1983年(昭和58年)3月24日:第106通信運用大隊、第304搬送通信中隊が東部方面通信群隷下部隊として編成完結。
- 2000年(平成12年)3月28日:
- 第101通信運用大隊を第301通信運用中隊に改編。
- 第101搬送通信大隊本部管理中隊を本部付隊に縮小改編[10]。
駐屯部隊・機関
編集防衛大臣直轄部隊・機関
編集- 陸上自衛隊システム通信・サイバー学校
- 警務隊
- 東部方面警務隊
- 第129地区警務隊
- 東部方面警務隊
陸上総隊直轄部隊
編集東部方面隊隷下部隊
編集- 東部方面後方支援隊
- 通信教育直接支援中隊
- 東部方面システム通信群
- 第105基地システム通信大隊
- 第316基地通信中隊
- 久里浜派遣隊
- 第316基地通信中隊
- 第105基地システム通信大隊
広報展示施設
編集駐屯地内には歴史館が併設され、旧海軍時代の通信装備から陸上自衛隊に至るまでの遍歴、装備が展示されている。
最寄の幹線交通
編集脚注
編集- ^ 久里浜駐屯地 駐屯地の沿革
- ^ 頭号連隊のあゆみ : 創立60周年記念誌(第1普通科連隊編集支援 編)2011年
- ^ a b c d e f g (1962)、『自衛隊年表』、防衛庁長官官房広報課 doi:10.11501/1708502
- ^ 朝雲新聞社編集局 編『波乱の半世紀 陸上自衛隊の50年』朝雲新聞社、2000年9月15日、249頁。ISBN 978-4750980157。
- ^ “国立公文書館 デジタルアーカイブ”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. 2020年2月8日閲覧。:保安庁法施行令及び保安庁職員給与法施行令の一部を改正する政令(昭和27年政令第437号)
- ^ a b 朝雲新聞社編集局 編『波乱の半世紀 陸上自衛隊の50年』朝雲新聞社、2000年9月15日、251頁。ISBN 978-4750980157。
- ^ “自衛隊法施行令(昭和29年政令第179号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. 2016年5月20日閲覧。
- ^ “久里浜駐屯地の沿革”. 2023年3月4日閲覧。
- ^ 『官報』本紙 第8641号(昭和30年10月19日)
- ^ 通信学校整備課の要員とともに東部方面後方支援隊通信教育直接支援中隊に分割したことに伴う処置
- ^ 通信教導隊内に編合(“自衛隊ニュース2017年5月1日”. 防衛ホーム新聞社. 2018年4月14日閲覧。)
参考文献
編集- 飛躍 陸上自衛隊通信学校30年の歩み(通信学校創設30周年記念誌編集委員会/編、1982年)
外部リンク
編集- 久里浜駐屯地 [陸上自衛隊 通信学校]
- 久里浜駐屯地 (@JGSDF_Kurihama) - X(旧Twitter)