中国サッカー・乙級リーグ
中国サッカー・乙級リーグ(China League Two)は、中華人民共和国(中国)におけるプロサッカーの3部リーグである。
中国サッカー・乙級リーグ | |
---|---|
加盟国 | 中国 |
大陸連盟 | AFC |
開始年 | 2004 |
参加クラブ | 16 |
リーグレベル | 第3部 |
上位リーグ | 甲級リーグ |
下位リーグ | CMCL |
国内大会 | 中国FAカップ |
最新優勝クラブ | 済南興洲 (2022) |
テレビ局 | PPTV |
公式サイト | 公式サイト |
2023 |
中国サッカー・乙級リーグ | |
---|---|
各種表記 | |
繁体字: | 中國足球協會乙級聯賽 |
簡体字: | 中国足球协会乙级联赛 |
拼音: | Zhōngguó Zúqiú Xiéhuì Yǐjí Liánsài |
発音: |
チョングオ ズーチュウ シェフイ イージー リェンサイ |
英文: | China League Two |
概要
編集2003年まで1部(甲A級)は15クラブ、2部(甲B級)は12クラブだったが、更なる試合質の向上を目指して2004年からそれぞれクラブ数を12と15に変更。1部を「中国超級」(中国スーパーリーグ)、2部を「中国甲級」と改めて再スタートした。これに伴い、2004年より甲級リーグより下部の、降級のないリーグとして乙級リーグが開始された。初年度は基本的に自由参加だった。ただし、中国サッカー協会によりスタジアム規模およびクラブ規模の基準が設けられた。
2013年のリーグ形式は以下の通りである。リーグに所属するクラブは北部と南部の2つの地域に分かれ、それぞれリーグ戦を戦う。試合はホーム・アンド・アウェー方式の総当たりで、4月から9月まで開催される[1]。それぞれのリーグの上位4クラブは昇格プレーオフに進む。プレーオフはノックアウト方式で、上位2チームが翌年の甲級リーグに昇格する[2]。また、中国の各地方リーグを勝ち上がった10チームが新たに乙級リーグに参加する。現在のところ、降格制度はない。2009年までは中国全国大学サッカーリーグ優勝および準優勝チームが甲級リーグ昇格プレーオフに参加できていたが、2010年以降は参加出来なくなっている。
所属クラブ
編集- 2016シーズン
|
|
歴代優勝クラブ
編集年 | 優勝 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
2004 | 上海九城 | 延辺世紀集団 | 雲南麗江 |
2005 | 南昌八一 | 北京宏登 | 東莞南城 |
2006 | 北京理工大学 | 哈爾濱毅騰 | 安徽九方 |
2007 | 上海東亜 | 四川足球俱楽部 | 安徽九華山 |
2008 | 瀋陽東進 | 広東日之泉 | 三峽大学 |
2009 | 湖南湘濤 | 湖北緑茵 | 北京八喜 |
2010 | 大連阿爾濱 | 天津松江 | 貴州智誠 |
2011 | 哈爾濱毅騰 | 重慶足球倶楽部 | 福建駿豪 |
2012 | 貴州智誠 | 湖北華凱爾 | 深圳風鵬 |
2013 | 青島海牛 | 河北中基 | 深圳風鵬 |
2014 | 江西聯盛 | 内蒙古中優 | 貴州恒豊 |
2015 | 梅州客家 | 大連超越 | 四川隆発 |
2016 | 雲南飛虎 | 保定容大 | 江西聯盛 |
2017 | 黒竜江火山鳴泉 | 広東華南虎 | 銀川賀蘭山 |
2018 | 四川隆発 | 南通支雲 | 陝西長安競技 |
2019 | 瀋陽城市 | 成都銭宝 | 泰州遠大 |
2020 | 武漢三鎮 | 淄博星期天 | 南京城市 |
2021 | 青島海牛 | 河北功夫 | 広西宝韻 |
2022 | 済南興洲 | 丹東騰躍 | 延辺竜井 |
2023 | 重慶銅梁龍 | 大連智行 | 雲南玉昆 |
脚注
編集- ^ 2012年中国足球协会乙级联赛规程 fa.org.cn 、2012年5月2日閲覧。
- ^ 2012年中国足球协会乙级联赛规程第十五条升级与降级 fa.org.cn 、2012年5月2日閲覧。