三羽烏
三羽烏(さんばがらす)は、三羽の羽烏、転じて特に優れた3人を指す言葉[1]。ここでは各界において「三羽烏」と称された人物を列記する。
神話・民話
編集武士
編集軍人
編集- 大日本帝国陸軍
政界
編集官界
編集- 大蔵省三羽烏(青木一男・石渡荘太郎・賀屋興宣) - 大蔵官僚、大蔵大臣。
- 企画院三羽烏(迫水久常・美濃部洋次・毛里英於菟)
- 13年の三羽烏(奥野誠亮・金丸三郎・藤井貞夫) - 内務官僚。昭和13年入省組。
- 昭和4年任官組三羽烏(柳川真文・井本臺吉・馬場義続) - 司法官僚、検察官。
- 山座門下三羽烏(吉田茂・太田為吉・広田弘毅) - 山座円次郎に師事した外務官僚。
- 官界一中三羽烏(迫水久常・美濃部洋次・加瀬俊一)[4] - 東京府立第一中学校出身の有力官僚。
- 重光三羽烏(谷正之・太田三郎・加瀬俊一) - 重光葵の腹心であった外務官僚。
- 商工省昭和12年入省組三羽烏(今井善衛・佐橋滋・樋詰誠明)[5]
- 新幹線三羽烏(十河信二・島秀雄・大石重成) - 東海道新幹線建設の中心人物[6]。
財界
編集学界
編集芸術
編集- 音楽
- 前衛三羽烏(ピエール・ブーレーズ・ルイジ・ノーノ・カールハインツ・シュトックハウゼン)[16]
- ウィーン三羽烏(フリードリヒ・グルダ・イェルク・デームス・パウル・バドゥラ=スコダ)[17] - ピアニスト
- ハンガリー三羽烏(アンドラーシュ・シフ・ゾルターン・コチシュ・デジュー・ラーンキ)[18] - ピアニスト
- ジャーマンスラッシュ三羽烏(デストラクション・クリーター・ソドム)[19] - ヘヴィメタル
- 福島三羽烏(古関裕而、野村俊夫、伊藤久男)[20]
囲碁
編集芸能界
編集スポーツ
編集その他
編集脚注
編集- ^ 『大辞林 第三版』
- ^ “本能寺の変で織田信長に槍を刺した安田作兵衛の不幸なその後(渡邊大門) - エキスパート”. Yahoo!ニュース (2024年3月26日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ “よむとす No.89 知っていますか!?飯田のすごい人 2014年09月15日”. 飯田市立図書館 (2017年6月8日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ 『加瀬俊一回想録 天皇裕仁と昭和外交六十年』上・下(加瀬俊一、山手書房、1986年)
- ^ 読売新聞1963年7月2日4面、同1963年7月21日2面
- ^ 社団法人 日本土木工業協会【土工協】 CE建設業界(2007年8月28日時点のアーカイブ)
- ^ 『挫折した理想国 - 満州国興亡の真相 - 』(古海忠之・片倉衷、現代ブック社、1967年) P218
- ^ 今井隆太「国民精神文化研究所における危機の学問的要請と応答の試み」『ソシオサイエンス』第7巻、早稲田大学大学院社会科学研究科、1978年2月、165-183頁。
- ^ “郷土の先人・先覚41 《伊藤 吉之助》”. 荘内日報社. 2024年4月2日閲覧。
- ^ “諏訪の森周辺の史跡名勝探訪 〜「長崎歴史文化博物館」開館に寄せて 〜” (PDF). ながさき経済. p. 5、8. 2024年4月2日閲覧。
- ^ 小林哲夫. “自己主張強めな「筑附」の神童は、大人になってどうなったのか? | 神童は大人になってどうなったのか?”. 文春オンライン. 2023年8月21日閲覧。
- ^ “甲野勇 くにたちに来た考古学者” (PDF). 公益財団法人 くにたち文化・スポーツ振興財団. p. 2. 2024年4月2日閲覧。
- ^ “石碑之路散歩風景21”. 高崎新聞. 2024年4月2日閲覧。
- ^ “広寒宮”. 京都市京セラ美術館 公式ウェブサイト. 2024年4月2日閲覧。
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- ^ “【Sodom】ジャーマン・スラッシャー、ソドムの新作がリリースに! - CDJournal ニュース”. CDJournal WEB. 2024年4月2日閲覧。
- ^ “伊藤久男の幻の楽曲を初音源化 「福島三羽烏」古関裕而作曲、野村俊夫作詞 福島県本宮市”. 福島民報. 2024年8月9日閲覧。
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- ^ “志の輔、談春、志らく「立川流三人の会」“落語WBC”ならクリーンナップ”. NEWSポストセブン (2023年1月18日). 2024年4月2日閲覧。
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- ^ 中村カタブツ君 編「第2章 再検証極真ジム」『極真外伝 - 〜極真空手もう一つの闘い〜』中村愚乱・ジャイ子(初版)、ぴいぷる社(原著1999年12月25日)、93、101、103 - 114頁頁。ISBN 4-89374-137-3。
- ^ a b “【岩崎大輔氏インタビュー】スポーツビジネスの光と影!? 話題に事欠かないボクシング業界を描き出す!”. ビジネス+IT (2008年3月11日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ “清水の伝統に仲間入りできるか――”ネオ清水三羽烏”の挑戦”. サッカーダイジェストWeb (2020年4月24日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ “小倉隆史ら“四中工三羽烏”の同期・伊室監督が初の選手権切符 「負けたら僕の責任」名将・樋口監督からバトン”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2019年11月9日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ “【1970年代前半を振り返る】ドラフト下位指名からのブレイクは”. 【SPAIA】スパイア (2017年11月10日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ “(あの夏)鹿児島実×東海大相模6 「三羽がらす」の一角 撃破 - 高校野球”. 朝日新聞デジタル (2016年9月13日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ 『'85プロ野球 12球団全選手百科名鑑』 第9巻第3号(通算:第88号、1985年3月号)、日本スポーツ出版社、1985年3月31日、37頁。
- ^ “能見篤史、元高校生左腕三羽烏が証明した「遅咲きの花は大輪に成る」”. 【SPAIA】スパイア (2022年12月8日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ a b “過去にはこんなBIG3が “最強”は法政三羽烏”. スポニチ Sponichi Annex (2011年10月27日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ “【2021ドラフト番付】高校BIG3に大学生左腕が軸 競合覚悟? それとも単独指名狙い!? 上位指名候補予想”. 週刊ベースボールONLINE (2021年10月8日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ “「意気と力をこの胸に」投げた球界の紳士・杉浦忠”. 文春写真館 - 本の話 (2014年5月26日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ “中畑清、栄光のゴールへ -元・名物番記者が語るプロ野球ちょっと裏話-”. BASEBALL KING (2015年4月22日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ “元「早大三羽烏」の"第2の人生" 西武20歳は急成長…若手に伝える苦い経験”. Full-Count (2023年10月20日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ “混迷ドラフトの行方は 即戦力投手豊作も〝そこそこのレベル〟広島だけ1位指名公表、他11球団ダンマリ…思惑と駆け引き”. zakzak:夕刊フジ公式サイト. p. 1 (2023年10月24日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ ““輝き”は一瞬だった…プロの世界でもがき続けた「元新人王」の苦闘(全文)”. デイリー新潮 (2024年3月3日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ “ドラフトで注目浴びた「ビッグ3」や「四天王」 プロ入り後“全員成功”のケースあるか”. AERA dot. (アエラドット). p. 1 (2022年5月21日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ “【箱根駅伝・今昔の思い】城西大・櫛部静二監督 「早大三羽烏」の一角は理論派コーチ”. web Sportiva. p. 1 (2023年12月13日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ “(2ページ目)ヒッコリー選手権に出て「飛ばないボール問題」を考えた 新たなゴルフの幕開けかも|ゴルフ”. 日刊ゲンダイDIGITAL. p. 2 (2023年12月13日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ 「片山、宮本、横尾の“日大三羽烏”がベスト32へ マッチプレー巧者の武藤も初代王者を目指す」、ALBA、2017年8月2日、2023年8月20日閲覧
- ^ “黒三兵|証券用語解説集”. 野村證券. 2024年4月2日閲覧。