リューベン・オストルンド

クラース・オルレ・リューベン・オストルンド(Claes Olle Ruben Östlund, 1974年4月13日 - )は、スウェーデンの映画監督・脚本家・プロデューサー・撮影監督・編集技師。

リューベン・オストルンド
Ruben Östlund
Ruben Östlund
2014年
本名 Claes Olle Ruben Östlund
生年月日 (1974-04-13) 1974年4月13日(50歳)
出生地  スウェーデン スティルソ英語版
職業 映画監督・脚本家・プロデューサー・撮影監督・編集技師
主な作品
フレンチアルプスで起きたこと
ザ・スクエア 思いやりの聖域
逆転のトライアングル
受賞
カンヌ国際映画祭
 パルム・ドール
2017年ザ・スクエア 思いやりの聖域
2022年逆転のトライアングル
「ある視点」部門 審査員賞
2014年フレンチアルプスで起きたこと
ベルリン国際映画祭
金熊賞(短編部門)
2010年Incident by a Bank
東京国際映画祭
監督賞
2011年プレイ
ヨーロッパ映画賞
作品賞
2017年『ザ・スクエア/思いやりの聖域』
2022年『逆転のトライアングル』
監督賞
2017年『ザ・スクエア 思いやりの聖域』
2022年『逆転のトライアングル』
脚本賞
2017年『ザ・スクエア 思いやりの聖域』
2022年『逆転のトライアングル』
コメディ賞
2017年『ザ・スクエア 思いやりの聖域』
放送映画批評家協会賞
外国語映画賞
2014年『フレンチアルプスで起きたこと』
ゴヤ賞
ヨーロッパ映画賞
2017年『ザ・スクエア 思いやりの聖域』
その他の賞
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キャリア

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1990年代に監督を始め、その後はヨーテボリの映画学校に通い、2001年に卒業する[1]。オストルンドは映画プロデューサーのエリク・ヘンメンドルフスウェーデン語版と共に制作会社のプラットフォーム・プロダクションを設立する[2]

2004年の映画『Gitarrmongot』が第27回モスクワ国際映画祭英語版FIPRESCI賞を獲得する[3][4]。2011年には短編映画『Händelse vid bank』が第60回ベルリン国際映画祭で金熊賞(短編映画部門)を獲得する[5]

2014年の映画『フレンチアルプスで起きたこと』は第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映され[6]、審査員賞を獲得する[7]。その2年後の第69回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門では審査員側に回って参加した[8]

2017年の映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』で第70回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞。第90回アカデミー賞にもアカデミー外国語映画賞 スウェーデン代表に選出され、ノミネートされた。

2022年、自身初の英語作品となる『逆転のトライアングル』が第75回カンヌ国際映画祭に出品、二度目のパルム・ドールを受賞し、史上3人目となる2作連続でのパルム・ドール受賞を果たした。また、第95回アカデミー賞では作品賞を含む3部門にノミネートされ、自身も監督賞脚本賞にノミネートされた。

作品

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題名 役割 備考
1993 Addicted 監督 スキー映像
1997 Free Radicals
1998 Free Radicals 2
2000 Låt dom andra sköta kärleken 短編・ドキュメンタリー
2002 Familj igen ドキュメンタリー
2004 Gitarrmongot 監督・脚本
2005 Scen nr: 6882 ur mitt liv 短編
2008 De ofrivilliga
2009 Händelse vid bank 短編
2011 プレイ
Play
2014 フレンチアルプスで起きたこと
Turist
第67回カンヌ国際映画祭 ある視点審査員賞受賞
2017 ザ・スクエア 思いやりの聖域
The Square
第70回カンヌ国際映画祭 パルム・ドール受賞
2022 逆転のトライアングル
Triangle of Sadness
第75回カンヌ国際映画祭 パルム・ドール受賞
TBA
The Entertainment System Is Down

参考文献

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  1. ^ Carlberg, Ingrid (2009年1月18日). “Folkfilmaren Ruben Östlund” (Swedish). Dagens Nyheter. 2010年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年7月13日閲覧。
  2. ^ Pham, Annika (2008年10月30日). “Interview with Ruben Östlund”. Cineuropa. 2009年7月13日閲覧。
  3. ^ 27th Moscow International Film Festival (2005)”. MIFF. 2013年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月9日閲覧。
  4. ^ Awards 2005 Archived 2011年6月5日, at the Wayback Machine.. FIPRESCI. Retrieved on 2009-07-26.
  5. ^ Meza, Ed (2010年2月17日). “'Bank' wins Golden Bear for best short”. Variety. 2011年3月31日閲覧。
  6. ^ 2014 Official Selection”. Cannes. 18 April 2014閲覧。
  7. ^ Un Certain Regard 2014 Awards”. Festival de Cannes 2014. 23 May 2014閲覧。
  8. ^ Un Certain Regard Jury 2016”. Cannes Film Festival (2016年4月28日). 2016年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月28日閲覧。

外部リンク

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