ホワイトバス(学名:Morone chrysops)はモロネ科に分類される魚の一種。

ホワイトバス
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
: モロネ科 Moronidae
: モロネ属 Morone
: ホワイトバス M. chrysops
学名
Morone chrysops
(Rafinesque1820)
英名
White bass
White perch

分布

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北アメリカアメリカ東部とカナダセントローレンス川流域)を原産地とする[2]

アメリカ西部、メキシコトルコに移入分布する[3]

特徴

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全長45cmで、体高がやや高い[2]。銀白色の体には4-7本の縦線が入る。

本種とストライプドバス雑種サンシャインバスと呼ばれ、体側の側線が途切れているのが特徴となっている[3]

繁殖期は5月で、産卵数は約25万から100万粒ほど[3]

外来種問題

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外来種として定着している地域では、希少な在来生物を捕食したりするなどの生態系破壊、そして水産上有用な魚類への経済被害が発生している[2]

イングランドウェールズでは許可なく本種を保有したり、放流することが禁止されている[3]

日本では野生化はしていないものの、外来生物法により特定外来生物に2次指定されており、ブラックバスブルーギルと同様に保有・放流などは原則禁止となっている[2]。しかし、雑種であるサンシャインバスは日本でも管理釣り場などで利用されている[2](ただし、サンシャインバスも特定外来生物である[3])。

参考文献

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  1. ^ NatureServe (2013). "Morone chrysops". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2014.3. International Union for Conservation of Nature.
  2. ^ a b c d e 多紀保彦(監修) 財団法人自然環境研究センター(編著)『決定版 日本の外来生物』平凡社、2008年4月21日。ISBN 978-4-582-54241-7 p.154
  3. ^ a b c d e ホワイトバス 国立環境研究所 侵入生物DB