ベアトリサ・リャン
ベアトリサ・リャン(英語: Beatrisa "Bebe" Liang、中国語: 梁靖賢、1988年3月31日 - )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス市ターザナ出身の女性フィギュアスケート選手。2006年四大陸選手権3位。中国系アメリカ人。ベアトリサの愛称ベベで選手紹介されることがある。
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2008年全米選手権でのリャン | ||||||||||||
生誕 |
1988年3月31日(36歳) カリフォルニア州ターザナ | |||||||||||
身長 | 149 cm | |||||||||||
選手情報 | ||||||||||||
所属クラブ | オールイヤーFSC | |||||||||||
引退 | 2010年 | |||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||||
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経歴
編集6歳のときにスケートを始め、以来10年の間ティファニー・チンに師事。2000年トリグラフトロフィーノービスクラスで優勝し、2000-2001シーズンからはシニアの全米選手権に出場。2002年世界ジュニア選手権4位。2002-2003シーズンにはジュニアグランプリに参戦し、ジュニアグランプリファイナルに進出。
2003-2004シーズンからシニアに移行し、2006年四大陸選手権で3位に入る。2006-2007シーズンにはネーベルホルン杯で優勝し、3季ぶりにISUグランプリシリーズに参戦した。
公式サイトには閲覧者からの質問に答えるQ&Aコーナーがある。これまでの回答では、好きなスケーターにミシェル・クワン、イリヤ・クーリック、カート・ブラウニング、クリスティー・ヤマグチを、好きなジャンプに2回転アクセルと3回転ループを挙げている。また、競技用衣装のデザインには、メーカーやコーチとともに自らも参画しているという。
2010年5月、競技からの引退を表明[1]。
主な戦績
編集2003-2004年シーズン以降
編集大会/年 | 2003-04 | 2004-05 | 2005-06 | 2006-07 | 2007-08 | 2008-09 | 2009-10 |
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世界選手権 | 10 | ||||||
四大陸選手権 | 7 | 3 | 11 | ||||
全米選手権 | 7 | 5 | 5 | 4 | 5 | 14 | 7 |
GP中国杯 | 5 | 6 | 10 | ||||
GPスケートカナダ | 6 | ||||||
GPエリック杯 | 4 | 5 | |||||
GPロシア杯 | 5 | 8 | |||||
GPNHK杯 | 4 | ||||||
GPスケートアメリカ | 4 | ||||||
ネーベルホルン杯 | 3 | 1 |
2002-2003年シーズンまで
編集大会/年 | 1998-99 | 1999-00 | 2000-01 | 2001-02 | 2002-03 |
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全米選手権 | 3 N | 6 J. | 6 | 9 | 7 |
世界Jr.選手権 | 4 | 6 | |||
JGPファイナル | 4 | ||||
JGP北京 | 2 | ||||
JGPアリゾナ | 2 | ||||
トリグラフトロフィー | 1 N |
詳細
編集2009-2010 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2010年1月14日 - 24日 | 全米フィギュアスケート選手権(スポケーン) | 10 51.98 |
6 95.73 |
7 147.71 |
2009年10月29日 - 11月1日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(北京) | 9 50.76 |
10 80.63 |
10 131.39 |
2009年10月3日 | 2009年ジャパンオープン(さいたま) | - | 6 62.38 |
2 団体 |
2008-2009 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2009年1月18日 - 25日 | 全米フィギュアスケート選手権(クリーブランド) | 10 51.49 |
16 83.66 |
14 135.15 |
2008年11月13日 - 16日 | ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯(パリ) | 4 49.60 |
5 84.69 |
5 134.29 |
2008年10月30日 - 11月2日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(オタワ) | 5 49.92 |
6 92.20 |
6 142.12 |
2007-2008 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2008年3月17日 - 23日 | 2008年世界フィギュアスケート選手権(ヨーテボリ) | 10 52.81 |
13 92.48 |
10 145.29 |
2008年2月11日 - 17日 | 2008年四大陸フィギュアスケート選手権(高陽) | 5 54.05 |
11 90.20 |
11 144.25 |
2008年1月20日 - 27日 | 全米フィギュアスケート選手権(セントポール) | 6 55.10 |
5 109.77 |
5 164.87 |
2007年11月22日 - 25日 | ISUグランプリシリーズ ロシア杯(モスクワ) | 7 46.30 |
8 88.30 |
8 134.60 |
2007年11月8日 - 11日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(ハルビン) | 7 46.44 |
6 80.98 |
6 127.42 |
2006-2007 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2007年1月21日 - 28日 | 全米フィギュアスケート選手権(スポケーン) | 2 62.66 |
4 104.49 |
4 167.15 |
2006年11月30日 - 12月3日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(長野) | 4 50.52 |
7 78.80 |
4 129.32 |
2006年11月9日 - 12日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(南京) | 5 49.72 |
8 85.27 |
5 134.99 |
2006年9月28日 - 10月1日 | 2006年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 1 53.89 |
1 96.87 |
1 150.76 |
2005-2006 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2006年1月23日 - 29日 | 2006年四大陸フィギュアスケート選手権(コロラドスプリングス) | 1 61.04 |
3 98.87 |
3 159.91 |
2006年1月7日 - 15日 | 全米フィギュアスケート選手権(セントルイス) | 3 58.82 |
8 92.59 |
5 151.41 |
2005年10月20日 - 23日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(アトランティックシティ) | 4 47.54 |
5 85.46 |
4 133.00 |
2005年9月29日 - 10月22日 | 2005年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 4 49.33 |
3 92.37 |
3 141.70 |
2004-2005 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2005年2月14日 - 20日 | 2005年四大陸フィギュアスケート選手権(江陵) | 5 47.30 |
8 83.48 |
7 130.78 |
2005年1月9日 - 16日 | 全米フィギュアスケート選手権(ポートランド) | 5 | 5 | 5 |
2003-2004 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2004年1月3日 - 11日 | 全米フィギュアスケート選手権(アトランタ) | 7 | 7 | 7 |
2003年11月20日 - 23日 | ISUグランプリシリーズ ロシア杯(モスクワ) | 2 53.40 |
6 85.16 |
5 138.56 |
2003年11月13日 - 16日 | ISUグランプリシリーズ ラリック杯(パリ) | 7 45.98 |
4 97.96 |
4 143.94 |
2002-2003 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | 予選 | SP | FS | 結果 |
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2003年2月24日-3月2日 | 2003年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(オストラヴァ) | 3 | 10 | 4 | 6 |
2003年1月12日-19日 | 全米フィギュアスケート選手権(ダラス) | - | 8 | 7 | 7 |
2002年12月12日-15日 | 2002/2003 ISUジュニアグランプリファイナル(ハーグ) | - | 1 | 4 | 4 |
2002年10月17日-20日 | ISUジュニアグランプリ 北京(北京) | - | 5 | 2 | 2 |
2002年9月19日-22日 | ISUジュニアグランプリ アリゾナ(スコッツデール) | - | 3 | 2 | 2 |
2001-2002 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | 予選 | SP | FS | 結果 |
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2002年3月3日-10日 | 2002年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ハーマル) | 3 | 5 | 6 | 4 |
2002年1月6日-13日 | 全米フィギュアスケート選手権(ロサンゼルス) | - | 7 | 10 | 9 |
2000-2001 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2001年1月14日 - 21日 | 全米フィギュアスケート選手権(ボストン) | 6 | 6 | 6 |
1999-2000 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2000年4月6日 - 9日 | 2000年トリグラフトロフィー ノービスクラス(イェセニツェ) | 4 | 1 | 1 |
2000年1月6日 - 13日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(クリーブランド) | 10 | 3 | 6 |
1998-1999 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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1999年1月7日 - 14日 | 全米フィギュアスケート選手権 ノービスクラス(ソルトレイクシティ) | 3 | 3 | 3 |
プログラム使用曲
編集シーズン | SP | FS | EX |
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2009-2010 | ロクサーヌのタンゴ 映画『ムーラン・ルージュ』より 作曲:マリアーノ・モーレス |
交響曲第9番 作曲:アントニン・ドヴォルザーク ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲 作曲:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン シンフォニック・ダンス 作曲:セルゲイ・ラフマニノフ |
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2008-2009 | 魔法使いの弟子 作曲:ポール・デュカス |
映画『SAYURI』サウンドトラックより 作曲:ジョン・ウィリアムズ |
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2007-2008 | 黄河 作曲:殷承宗 演奏:ラン・ラン |
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2006-2007[2] | ファイアーダンス ピアノ協奏曲ト短調 作曲:デイヴィッド・フォスター 振付:サラ・カワハラ |
キャラバン 作曲:アーサー・フィードラー 振付:サラ・カワハラ |
Lullaby For A Stormy Night 作曲:ヴィエナ・テン |
2005-2006 | Hope Romance 作曲:アポカリプティカ オブリビオン 作曲:アストル・ピアソラ |
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2004-2005 | 映画『ハリー・ポッターと賢者の石』サウンドトラックより 作曲:ジョン・ウィリアムズ |
Black Earth 作曲:アストル・ピアソラ |
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2003-2004 | 歌劇『カルメン』より 作曲:ジョルジュ・ビゼー |
映画『サイン』サウンドトラックより 作曲:ジェームズ・ニュートン・ハワード 映画『ミッション』より 作曲:エンニオ・モリコーネ |
Until... from Kate and Leopold 作曲:スティング |
2002-2003 | Duel 作曲:ボンド |
ヴァイオリン協奏曲 作曲:ピョートル・チャイコフスキー |
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2001-2002 | Scene d'Amour 曲:サラ・ブライトマン |
シルク・ドゥ・ソレイユ | |
2000-2001 | 交響曲第6番 ピアノ協奏曲第1番 作曲:ピョートル・チャイコフスキー |
参考文献
編集外部リンク
編集脚注
編集- ^ U.S. U.S. Figure Skating announces off-season changesice network com,05/07/2010
- ^ 境田優「06-07シーズン振付師相関図」『フィギュアスケートDays vol.2』DAI-X出版、2007年3月、pp.32-35