株式会社ニッピは、東京都足立区に本社を置くゼラチンコラーゲン、皮革などを主力事業とする日本企業である。

株式会社ニッピ
Nippi,Incorporated
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 7932
1963年6月28日上場
本社所在地 日本の旗 日本
120-8601
東京都足立区千住緑町1-1-1
設立 1907年明治40年)4月1日
業種 その他製品
法人番号 7011801011046 ウィキデータを編集
事業内容 食品用・医薬用・写真用ゼラチン、ペプタイド等の製造および販売
代表者 代表取締役会長:伊藤隆男
代表取締役社長伊藤裕子
資本金 44億400万円
発行済株式総数 288万9000株
売上高 連結:421億3700万円
単体:268億9900万円
(2018年3月末日現在)
経常利益 連結:18億5400万円
単体:15億6300万円
(2018年3月末日現在)
純利益 連結:9億4900万円
単体:10億400万円
(2018年3月末日現在)
純資産 連結:281億6700万円
単体:248億5300万円
(2018年3月末日現在)
総資産 連結:690億2600万円
単体:539億200万円
(2018年3月末日現在)
従業員数 連結:631人,単体:148人
(2018年3月末日現在)
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任監査法人トーマツ
主要株主 株式会社リーガルコーポレーション(14.45%)
大成建設株式会社(7.74%)
主要子会社 ニッピコラーゲン工業株式会社
株式会社ニッピコラーゲン化粧品
大鳳商事株式会社
大倉フーズ株式会社
外部リンク https://www.nippi-inc.co.jp/default.aspx
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略歴・概要

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1907年明治40年)4月1日大倉組皮革製造所、桜組、東京製皮、今宮製革所が合併して設立された[1]。資本金500万円、所在地は東京府南足立郡千住町大字千住中組[1]。設立時の役員は、取締役会長大倉喜八郎(大倉組)、取締役社長大沢省三郎(桜組)、取締役賀田金三郎(大倉組)、同高島小金治(大倉組)、同町田豊千代(桜組)、同伊藤琢磨、同田畑健造(東京製皮)、監査役浅田徳則、同八十島親徳(桜組)、同後藤彦七、相談役渋沢栄一[1]。前身の1社である東京製皮は、1874年(明治7年)に弾直樹北岡文兵衛三井系)が設立した「弾北岡組」を1900年(明治23年)に改組したものである[2]

主力製品・事業

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  • コラーゲン
  • 再生医療
  • ゼラチン
  • 牛海綿状脳症検査キット
  • 皮革
  • 化成品
  • リンカー

主要事業所

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沿革

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  • 1907年(明治40年)4月 - 日本皮革株式会社設立。
  • 1936年(昭和11年)2月 - ゼラチン事業へ進出。
  • 1940年(昭和15年)2月 - 静岡県富士宮市にゼラチン工場新設。
  • 1963年(昭和38年)3月 - 鳳凰事業株式会社設立。
  • 1963年(昭和38年)6月 - 東京地区店頭登録。
  • 1965年(昭和40年)9月 - 大阪市西淀川区大和田に大阪支店を移転。
  • 1970年(昭和45年)1月 - 静岡県富士宮市にコラーゲン・ケーシング工場(富士工場)新設。
  • 1974年(昭和49年)2月 - 株式会社ニッピに商号変更。
  • 1977年(昭和52年)2月 - ニッピコラーゲン工業株式会社設立。
  • 1979年(昭和54年)10月 - 富士工場 医薬品製造業許可。
  • 1984年(昭和59年)1月 - コラーゲン化粧品の開発開始。
  • 1986年(昭和61年)3月 - ニッピ事業開発株式会社設立。
  • 1995年(平成7年)3月 - 静岡県富士郡芝川町(現・富士宮市)にコラーゲン・ケーシング工場(芝川工場)新設。
  • 1999年(平成11年)8月 - 大阪市浪速区敷津東に大阪支店を移転。
  • 2000年(平成12年)5月 - ニッピコラーゲン工業芝川工場がISO9001認証取得。
    • 6月 - 富士工場ISO9002認証取得。
  • 2002年(平成14年)5月 - 富士工場が欧州薬局方製造適性を取得。

在籍した人物

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脚注

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  1. ^ a b c 『開国五十年史』、p.274-275.
  2. ^ 朝日日本歴史人物事典『弾直樹』 - コトバンク、2012年5月22日閲覧。

参考文献

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  • 大隈重信『開国五十年史』、開国五十年史発行所、1970年

関連項目

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外部リンク

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