トリスタン・トンプソン
トリスタン・トレバー・ジェームズ・トンプソン(Tristan Trevor James Thompson, 1991年3月13日 - )は、カナダのオンタリオ州ブランプトン出身のプロバスケットボール選手。NBAのクリーブランド・キャバリアーズに所属している。ポジションはセンター。
クリーブランド・キャバリアーズでのトンプソン (2019年) | ||||||||||||
クリーブランド・キャバリアーズ No.13 | ||||||||||||
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ポジション | C / PF | |||||||||||
所属リーグ | NBA | |||||||||||
基本情報 | ||||||||||||
国籍 | カナダ | |||||||||||
生年月日 | 1991年3月13日(33歳) | |||||||||||
出身地 | オンタリオ州ブランプトン | |||||||||||
身長 | 206cm (6 ft 9 in) | |||||||||||
体重 | 115kg (254 lb) | |||||||||||
ウィングスパン | 216cm (7 ft 1 in)[1] | |||||||||||
キャリア情報 | ||||||||||||
高校 | フィンドレー・プレップ | |||||||||||
大学 | テキサス大学 | |||||||||||
NBAドラフト | 2011年 / 1巡目 / 全体4位[1] | |||||||||||
クリーブランド・キャバリアーズから指名 | ||||||||||||
プロ選手期間 | 2011年–現在 | |||||||||||
経歴 | ||||||||||||
2011–2020 | クリーブランド・キャバリアーズ | |||||||||||
2020–2021 | ボストン・セルティックス | |||||||||||
2021–2022 | サクラメント・キングス | |||||||||||
2022 | インディアナ・ペイサーズ | |||||||||||
2022 | シカゴ・ブルズ | |||||||||||
2023 | ロサンゼルス・レイカーズ | |||||||||||
2023– | クリーブランド・キャバリアーズ | |||||||||||
受賞歴 | ||||||||||||
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Stats Basketball-Reference.com | ||||||||||||
代表歴 | ||||||||||||
キャップ | カナダ | |||||||||||
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経歴
編集ネバダ州にあるフィンドレー・プレップからテキサス大学に入学し、同じカナダ出身のコーリー・ジョセフと共にプレー。2年間プレーした後に2011年のNBAドラフトにアーリーエントリーし、カナダ出身の選手としては、当時最高となる全体4位という高い評価を受けてクリーブランド・キャバリアーズから指名された[2]。
クリーブランド・キャバリアーズ
編集2012-13シーズンから2シーズンは、全82試合スタメン出場。2014-15シーズンはケビン・ラブが加入した為にベンチスタートとなったが、全試合出場し、プレーオフにラブが左肩を脱臼し、出場不可能になったことでスタメンに復帰。インサイドで体を張ったプレーでチームを盛り立て、キャブスの8年振りのNBAファイナル進出に貢献した。しかし、2015年のオフシーズンはマックス契約を求めるトンプソンとそれを認めない球団との間で契約交渉が難航し、球団はトンプソンのすべての写真を削除、レブロン・ジェームズがインスタグラムで言及するなど、二者間以外でのプレッシャーのかけあいにより、大きな悩みの種となってしまった。結局、10月21日に5年8200万ドルで再契約を結んだ[3]。新契約を結んだトンプソンは、キャバリアーズのインサイドの中心的存在となり、再戦となったゴールデンステート・ウォリアーズとのNBAファイナルでも力強さを発揮。キャバリアーズ初のNBA優勝に貢献した。
ボストン・セルティックス
編集2020年11月30日、ボストン・セルティックスと契約した[4]。
サクラメント・キングス
編集2021年8月7日に3チーム間トレードでサクラメント・キングスへ移籍した[5]。
インディアナ・ペイサーズ
編集2022年2月8日にドマンタス・サボニス、ジェレミー・ラム、ジャスティン・ホリデーとのトレードで、タイリース・ハリバートン、バディ・ヒールドと共にインディアナ・ペイサーズへ移籍した[6]。4試合に出場した後、17日に解雇された[7]。
シカゴ・ブルズ
編集2022年2月19日にシカゴ・ブルズとシーズン終了までの契約を結んだ[8]。
ロサンゼルス・レイカーズ
編集2023年4月10日にロサンゼルス・レイカーズに加入した[9]。
キャバリアーズ復帰
編集2023年9月12日にクリーブランド・キャバリアーズと契約を結び古巣に復帰した[10]。2024年1月23日に、リーグと選手会が定めた薬物規定に違反したとして、25試合の出場停止処分を課された[11]。
個人成績
編集略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | TO | 平均ターンオーバー数 | PPG | 平均得点 |
太字 | キャリアハイ | * | リーグリーダー | † | 優勝シーズン |
レギュラーシーズン
編集シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2011–12 | CLE | 60 | 25 | 23.7 | .439 | .000 | .552 | 6.5 | .5 | .5 | 1.0 | 8.2 |
2012–13 | 82 | 82 | 31.3 | .488 | .000 | .608 | 9.4 | 1.3 | .7 | .9 | 11.7 | |
2013–14 | 82 | 82 | 31.6 | .477 | .000 | .693 | 9.2 | .9 | .5 | .4 | 11.7 | |
2014–15 | 82 | 15 | 26.8 | .547 | --- | .641 | 8.0 | .5 | .4 | .7 | 8.5 | |
2015–16 | 82 | 34 | 27.7 | .588 | --- | .616 | 9.0 | .8 | .5 | .6 | 7.8 | |
2016–17 | 78 | 78 | 29.9 | .600 | .000 | .498 | 9.2 | 1.0 | .5 | 1.1 | 8.1 | |
2017–18 | 53 | 22 | 20.2 | .562 | --- | .544 | 6.6 | .6 | .3 | .3 | 5.8 | |
2018–19 | 43 | 40 | 27.9 | .529 | --- | .642 | 10.2 | 2.0 | .7 | .4 | 10.9 | |
2019–20 | 57 | 51 | 30.2 | .512 | .391 | .615 | 10.1 | 2.1 | .6 | .9 | 12.0 | |
2020–21 | BOS | 54 | 43 | 23.8 | .518 | .000 | .592 | 8.1 | 1.2 | .4 | .6 | 7.6 |
2021–22 | SAC | 30 | 3 | 15.2 | .503 | 1.000 | .533 | 5.4 | .6 | .4 | .4 | 6.2 |
IND | 4 | 0 | 16.5 | .542 | --- | .375 | 4.5 | .5 | .0 | .5 | 7.3 | |
CHI | 23 | 3 | 16.3 | .565 | .000 | .542 | 4.7 | .6 | .5 | .3 | 5.7 | |
通算 | 730 | 478 | 26.8 | .519 | .263 | .605 | 8.4 | 1.0 | .5 | .7 | 9.0 |
プレーオフ
編集シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | CLE | 20 | 15 | 36.4 | .558 | --- | .585 | 10.8 | .5 | .3 | 1.2 | 9.6 |
2016 | 21 | 21 | 29.6 | .527 | --- | .575 | 9.0 | .7 | .4 | .9 | 6.7 | |
2017 | 18 | 18 | 31.2 | .587 | --- | .667 | 8.3 | 1.4 | .5 | .7 | 8.2 | |
2018 | 19 | 11 | 21.9 | .590 | .000 | .741 | 5.9 | .6 | .1 | .4 | 6.2 | |
2021 | BOS | 5 | 5 | 26.4 | .588 | --- | .706 | 9.8 | 1.0 | .8 | 1.2 | 10.4 |
2022 | CHI | 5 | 0 | 7.6 | .400 | --- | --- | 1.6 | .4 | .2 | .0 | .8 |
2023 | LAL | 6 | 0 | 5.3 | .455 | --- | .200 | 1.7 | .3 | .0 | .0 | 1.8 |
通算 | 94 | 70 | 26.9 | .562 | .000 | .617 | 7.8 | .7 | .3 | .7 | 7.1 |
カナダ代表
編集カナダ代表として2013年バスケットボールアメリカ選手権、リオオリンピック予選(英語版)に出場経験がある。
脚注
編集- ^ “Tristan Thompson”. draftexpress.com (2011年). 2022年2月9日閲覧。
- ^ “Thompson makes Canadian NBA history”. winnipegsun.com (2011年). 2011年6月23日閲覧。
- ^ “Tristan Thompson Agrees To Five-Year, $82M Deal With Cavs”. RealGM (2015年10月21日). 2015年10月22日閲覧。
- ^ “Celtics Sign Jeff Teague, Tristan Thompson”. nba.com/celtics. November 30, 2020閲覧。
- ^ “Kings Acquire Tristan Thompson”. NBA.com (August 7, 2021). 2022年2月9日閲覧。
- ^ “Pacers Acquire Tyrese Haliburton, Buddy Hield, and Tristan Thompson from Kings”. www.nba.com. 2022年2月9日閲覧。
- ^ “Pacers Waive Tristan Thompson”. www.nba.com. 2022年2月18日閲覧。
- ^ “BULLS RELEASE MCKINNIE; SIGN THOMPSON”. www.nba.com. 2022年2月20日閲覧。
- ^ “レイカーズがトリスタン・トンプソン、シャキール・ハリソンとの契約を発表”. www.nba.rakuten.co.jp (2023年4月10日). 2024年1月25日閲覧。
- ^ “トリスタン・トンプソンが古巣復帰 キャバリアーズとの契約発表”. www.sportingnews.com (2023年9月13日). 2024年1月25日閲覧。
- ^ “キャバリアーズのトリスタン・トンプソンに25試合の出場停止処分”. www.sportingnews.com (2023年1月24日). 2024年1月25日閲覧。
外部リンク
編集- トリスタン・トンプソン --- ドラフト情報 --- NBADraft.net ,DraftExpress.com
- トリスタン・トンプソンの通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference、ESPN、Eurobasket、RealGM、Yahoo
- テキサス大学バスケットボール部公式HP-トリスタン・トンプソン-
- Tristan Thompson (@realtristan13) - X(旧Twitter) - フォロワー数60万人以上
- Tristan Thompson (officialtristanthompson) - Facebook - フォロワー数40万人以上
- Tristan Thompson (@realtristan13) - Instagram - フォロワー数300万人以上