ブランプトン
カナダの都市
ブランプトン(英: Brampton)は、カナダのオンタリオ州南部、ピール地域に位置する都市。また、グレータートロント(GTA)の一部を形成している。人口は65万6480人(2021年)で市域人口としてはカナダで9番目の規模でトロント都市圏の衛星都市の中ではミシサガに次いで人口が多い。2031年には70万人まで増えると予想される。人口の半数近くをインド系が占める。
ブランプトン | |
---|---|
市 | |
Brampton | |
ブランプトン・ドミニオンビル | |
愛称: 花の都市[1] | |
座標:北緯43度41分18秒 西経79度45分39秒 / 北緯43.68833度 西経79.76083度[2]座標: 北緯43度41分18秒 西経79度45分39秒 / 北緯43.68833度 西経79.76083度[2] | |
国 | カナダ |
州 | オンタリオ州 |
行政区 | ピール地域 |
創設年 | 1853年 (村) |
1873年 (町) | |
1974年 (市) | |
政府 | |
• 市長 | パトリック・ブラウン |
• 行政 | ブランプトン市議会 |
面積 | |
• 陸地 | 265.89 km2 |
標高 | 218 m |
人口 (2021年)[3] | |
• 合計 | 656,480人 |
• 密度 | 2,469人/km2 |
族称 | ブランプトニアン |
等時帯 | UTC−5 (東部標準時) |
• 夏時間 | UTC−4 (東部夏時間) |
Forward sortation area |
L6P to L7A |
市外局番 | 905, 289, 365, and 742 |
ウェブサイト |
www |
カナダを代表する大企業が多数進出しており、また温室栽培が盛んで、Dale's Flowersなどの会社が国際ローズ・コンテストで数々の賞を受賞していることから「フラワータウン(The Flowertown of Canada)」とも呼ばれる。
地理
編集人口統計
編集年度 | 人口(人) | 増加率(%) |
---|---|---|
2016年 | 593,638 | 13.3 |
2011年 | 523,906 | 20.8 |
2006年 | 433,806 | 33.3 |
2001年 | 325,428 | 21.3 |
1996年 | 268,251 | 14.4 |
1991年 | 234,445 | - |
- 増加率は過去5年間の人口増加率を意味する。
人種・民族
編集2016年国勢調査による人種別構成は73.3%が有色人種となっており、白人は26%に過ぎない。民族別ではインドやパキスタン等の南アジア系が44.3%と大半を占めており、黒人の割合も13.9%とカナダの都市の中ではトロント近郊のエイジャックスと並び最も高くなっており特にジャマイカ系が多くなっている。一方、トロントに多い中国系は少なく僅か1.5%に過ぎない。
宗教
編集人口の10%以上が無宗教。ブランプトン市の急速な発展とともに、南アジア系の移民の増加によりパンジャーブ州(インド)のシク教徒の割合が突出している。パンジャーブ語話者は全人口の2割近くの17.51%を占めている。
交通
編集鉄道
編集市内交通
編集- ブランプトン・トランジット (Brampton Transit)
- ミシサガ・トランジット (Mississauga Transit)
- ヒューロンタリオLRT:ミシサガ方面とを結ぶライトレール路線で2024年に完成予定。
教育
編集姉妹都市
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ Rayburn, Alan (2001). Naming Canada: Stories about Canadian Place Names. Toronto: University of Toronto Press. p. 45. ISBN 978-0-8020-8293-0. オリジナルの2012-12-06時点におけるアーカイブ。
- ^ "Brampton" (英語). Geographical Names Data Base. Natural Resources Canada.
{{cite web}}
: Cite webテンプレートでは|access-date=
引数が必須です。 (説明) - ^ “Statistics Canada Census2021”. 11 September 2023閲覧。