チョコレート色
チョコレート色(チョコレートいろ)は、茶色の一種。チョコレートのような暗い茶色。類似している色はコーヒー色(暗褐色)である。
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16進表記 | #602D1D |
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RGB | (96, 45, 29) |
HSV | (14°, 70%, 38%) |
マンセル値 | 8.8R 2.4/5.2 |
表示されている色は一例です |
概要
編集カカオ豆は16世紀初頭、中米(メキシコ南部あたり、かつてマヤ文明の栄えていた地域)よりコルテスによってヨーロッパにもたらされたが、当初は砂糖を混ぜて飲む飲料として嗜好された。スペインから徐々に飲料として広まり、英語の文献では1737年にチョコレートが色名として使われている。その後「チョコレートブラウン色」(chocolate brown)という色名も出現し、こちらも現在でも使われている。
現在のように固形菓子として作られるのはもっと後、19世紀半ばになってからである。
Webカラーにおけるチョコレート色
編集chocolate (webcolor) | ||
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16進表記 | #D2691E |
"chocolate"がウェブカラー名として登録されている[1]。HTMLタグにおいて<span style="color:Chocolate">文字</span>と表記すると、右図のように16進数表記で#D2691Eにあたる色が表示される[1]。これは一般的なチョコレート色に比べれば明るい。
なお、この色はウェブカラーにおける基本16色ではないため、ブラウザなどの環境によっては正しく表示されない。
JISにおけるチョコレート色
編集チョコレート(JIS慣用色名) | ||
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マンセル値 | 10R 2.5/2.5 |
近似色
編集脚注
編集- ^ a b “CSS Color Module Level 3” (英語). World Wide Web Consortium (2022年1月18日). 2024年11月8日閲覧。