セバスティアン・ルコルニュ

フランスの政治家

セバスティアン・ルコルニュ1986年6月11日 - )は、フランスの政治家。エマニュエル・マクロン大統領のもと、エリザベット・ボルヌ内閣及びガブリエル・アタル内閣英語版で軍事大臣を務める[1]

セバスティアン・ルコルニュ
Sébastien Lecornu

2020年

フランスの旗 フランス
軍事大臣
任期 2022年5月20日
大統領 エマニュエル・マクロン
内閣 エリザベット・ボルヌ内閣
ガブリエル・アタル内閣英語版

任期 2021年7月1日

任期 2015年4月2日

フランスの旗 フランス
海外領土大臣
任期 2020年7月6日2022年5月20日
大統領 エマニュエル・マクロン
内閣 ジャン・カステックス内閣

フランスの旗 フランス
地方自治体担当大臣
任期 2018年10月16日2020年7月6日
大統領 エマニュエル・マクロン
内閣 第2次エドゥアール・フィリップ内閣

フランスの旗 フランス
環境大臣政務官
任期 2017年6月21日2018年10月16日
大統領 エマニュエル・マクロン
内閣 第2次エドゥアール・フィリップ内閣

フランスの旗 フランス
セーヌ・ノルマンディー自治体連合第1副議長
任期 2014年4月18日2020年11月3日
議長 ジェラール・ボルパッティ
フレデリック・デュシェ

任期 2014年4月5日2015年12月4日

出生 (1986-06-11) 1986年6月11日(38歳)
フランスの旗 フランス ヴァル=ドワーズ県オーボンヌ
政党 国民運動連合(2015年まで)
共和党(2015年 - 2017年)
共和国前進(2017年 - 2022年)
再生(2022年から)
出身校 パンテオン=アサス大学

サフラン・エアクラフト・エンジンズで技術者として勤める父と主婦の母の間に生まれる。

パンテオン=アサス大学で学士号、修士(公法)を取得。

政治の道へ

編集

2005年、ウール県第5区選出の国民議会議員、フランク・ジラールの議会補佐官となる。国民議会の最年少議会補佐官であった。ユール県第1区選出の国民議会議員(当時は国民運動連合に所属)であったブリュノ・ル=メールとの知己を得て、同氏が務める欧州担当政務官の官房に入る。当時22歳であり、第2次フランソワ・フィヨン内閣で最年少の補佐官であった。ブリュノ・ル=メールが農務大臣に任命されると、同氏の補佐官に引き続き起用された。

2010年、ルコルニュは、国民運動連合ウール県本部事務次長に任命される。2013年の国民運動連合総裁選挙において、ブリュノ・ル=メールの選挙活動に参加。2013年5月から2014年10月まで、国民運動連合全国事務総長を務めた。

ウール県での政治活動

編集

2014年、地方自治体議会選挙にヴェルノン市で立候補し、現職のフィリップ・グエン・タイン市長(社会党)に対して4倍の差をつけて圧勝。ポルト・ド・ルール自治体連合(後の、セーヌ・ノルマンディー自治体連合)の第1副議長となり、総務を担当した。

2015年、ウール県議会選挙に国民運動連合から出馬し、当選。2015年4月2日には、28歳にしてウール県議会議長に選出された。

中央政府の役職に就くにあたっての不文律の兼職規定により、ルコルニュは2017年7月10日、ウール県議会議長を辞任した。

政務官として

編集

2017年6月21日、第2次エドゥアール・フィリップ内閣にてニコラ・ユロ国務大臣兼環境大臣付の政務官に任命される。

それにあたり、共和党での役職が一時停止され、2017年10月31日に共和党から除名された。2017年11月25日、共和国前進に入党。

地方自治体担当大臣として

編集

2018年10月16日、第2次エドゥアール・フィリップ内閣の内閣改造をうけて、ジャクリーヌ・グロー地方共栄・地方自治体関係大臣付の地方自治体担当大臣に任命される。

海外領土大臣

編集

2020年7月6日、ジャン・カステックス内閣にて海外領土大臣に任命される。

軍事大臣として

編集

2022年5月20日、エリザベット・ボルヌ内閣にてフロランス・パルリの後任として軍事大臣に任命される。35歳にしての任命であり、フランス革命以来最年少の軍事大臣である。

脚注

編集
  1. ^ フランス大統領府が新内閣の閣僚名簿を発表”. 在日本フランス大使館. フランス欧州・外務省. 2022年7月7日閲覧。
  2. ^ Sébastien Lecornu” (フランス語). フランス政府. 2022年7月7日閲覧。
  3. ^ Biographie de Sébastien Lecornu”. 軍事省. 2022年7月7日閲覧。