スターティングブロック
陸上競技の短距離走でクラウチングスタートを行う際に使用される器具
スターティングブロック(Starting blocks)は、陸上競技の短距離走でクラウチングスタートを行う際に使用されるスポーツ器具。通常、スタブロと略される。
歴史
編集概要
編集選手はスタート前にブロックの足を置く部分の位置とブロックの角度を調節し、競技に挑む。スタートの際は、ブロックを強く蹴ることで瞬時に勢いをつけることができる。また、大会などではブロックにかかる圧力の変化から選手の反応速度を測定する「スタート・インフォメーション・システム」という仕組みが採用されている。
使用競技
編集スターティングブロックの使用は競技ルールで定められており、400mまでの競走[注 1]に使用を義務付けており、それ以外の競走では使用できないとしている[1]。
- 主な使用競技
脚注
編集注釈
編集- ^ 4×200mリレー、メドレーリレーおよび4×400mリレーの第1走者を含む(日本陸上競技連盟 2013, p. 148)
出典
編集- ^ 日本陸上競技連盟 2013, p. 148.
参考文献
編集- “第3部 トラック競技” (PDF). 日本陸上競技連盟競技会規則. 日本陸上競技連盟 (2013年). 2014年2月27日閲覧。
- “2013年度 陸上競技規則修改正 一覧” (PDF). 日本陸上競技連盟競技会規則. 日本陸上競技連盟 (2013年). 2014年2月27日閲覧。