シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜

Mr.Childrenのシングル (1995)
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シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜』(シーソーゲーム ゆうかんなこいのうた)は、日本のバンドMr.Childrenによる9枚目のシングル。1995年8月10日にトイズファクトリーより発売された。

「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」
Mr.Childrenシングル
初出アルバム『BOLERO
B面 フラジャイル
リリース
規格 8cmシングル
ジャンル J-POP
ロック
時間
レーベル トイズファクトリー
作詞・作曲 桜井和寿
プロデュース 小林武史
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(3週連続、オリコン
  • 1995年8・9月度月間2位(オリコン)
  • 1995年度年間5位(オリコン)
  • オリコン歴代シングルランキング40位
  • Mr.Children シングル 年表
    【es】
    〜Theme of es〜

    (1995年)
    シーソーゲーム
    〜勇敢な恋の歌〜

    (1995年)
    名もなき詩
    1996年
    LAND IN ASIA 収録曲
    シーソーゲーム
    〜勇敢な恋の歌〜

    (1)
    Tomorrow never knows
    (2)
    BOLERO 収録曲
    【es】
    〜Theme of es〜
    (5)
    シーソーゲーム
    〜勇敢な恋の歌〜

    (6)
    傘の下の君に告ぐ
    (7)
    B-SIDE 収録曲
    雨のち晴れ
    remix version

    (3)
    フラジャイル
    (4)
    また会えるかな
    (5)
    EANコード

    EAN 4988061280349
    (TFDC-28034)

    ミュージックビデオ
    「シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~」 - YouTube
    テンプレートを表示
    映像外部リンク
    ライブ映像
    「シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~」 (2017)

    概要

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    前作『【es】 〜Theme of es〜』からわずか3か月後にリリース。ジャケットには簡素な猿のイラストと田原健一の字でタイトルが書かれており、桜井和寿はジャケットに猿の絵を使った理由を「映画[注 1]も一件落着して新たな気持ちでリスタート、猿の気持ちでリスタート」と語っている。アートディレクターは信藤三雄

    本作でのCD売上金や印税は、発売年の1月に発生した阪神・淡路大震災義援金に全て充てられた[1][2]

    チャート成績

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    Mr.Childrenでは2週目の売り上げ(29.9万枚)が最も高く、一番安定していた売上推移のシングル。自身の最高記録(合算週を含んでいない)のオリコンチャート3週連続1位を獲得、オリコン集計におけるノンタイアップシングル歴代1位の売上を記録した。

    4thシングル『CROSS ROAD』から6作連続でミリオンセラーを達成。初週で56.2万枚、累計売上は181.2万枚。また、3週目の1位獲得と同時にオリコン集計によるシングル総売上が1000万枚を突破した。

    2018年5月10日に各ストリーミングサービスで配信され、2021年10月には表題曲「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」のストリーム数が3000万回を突破・シルバー認定された。2023年1月にはゴールド認定された。

    収録曲

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    8cmCD
    全作詞・作曲: 桜井和寿、全編曲: 小林武史 & Mr.Children
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」桜井和寿桜井和寿
    2.「フラジャイル」桜井和寿桜井和寿
    3.「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜 (Instrumental Version)」桜井和寿桜井和寿
    合計時間:

    楽曲解説

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    1. シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
      • ミュージック・ビデオをはじめ、楽曲自体もMr.Childrenが尊敬しているエルヴィス・コステロを意識した部分があるという[1][注 2]
      • これまでのシングルでは小林武史が桜井にイントロや間奏などをアドバイスしながら共同で進めることが多かったものの、本楽曲では桜井がデモ作成段階で全体の構成をほぼ仕上げていた。なお、同曲のストリングスは生ではなく小林のシンセサイザーによるもの。
      • 「ライブで盛り上がる曲」というコンセプトで制作されたものの、桜井は「歌詞が何を言っているのかよく分からないから歌うのが恥ずかしい」らしく、実際にライブで披露される機会は滅多にない。実際、同年に行われた初のスタジアムツアー『Mr.Children STADIUM TOUR -Hounen Mansaku- 夏祭り1995 空[ku:]』以降はほとんど演奏されなくなっていた。その後は『Mr.Children HOME TOUR 2007 -in the field-』で約10年ぶりに披露され、初の映像化となった[注 3]
      • 桜井曰く「またここで人生の過ちを繰り返すシーソーゲームというか…。分かっちゃいるけど、やめられないというか(笑)」とのこと[1]。最初に浮かんだ歌詞が「シーソーゲーム」「シー・ソー・キュート」で、それを軸に歌詞が完成したという。
      • ミュージック・ビデオは、1995年12月15日発売の『【es】 Mr.Children in FILM』、2018年3月21日発売の『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』に収録されている。
      • 後に開催されたファンクラブ限定ツアー『Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー』の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」では19位に選ばれた[3]
    2. フラジャイル
      • 仮タイトルは「ハルマゲドンはご機嫌斜め[4]
      • 1995年5月3日渋谷で行われたゲリラライブからの音源で、原曲のスタジオ音源が存在しない。
      • 歌詞に「ドラえもん」が登場する。
      • 映画『【es】 Mr.Children in FILM』のオープニングにも収録されたが、映画版の方は短く編集されている[注 4][5]
      • 桜井は「この曲は、当時話題になっていたニュースやなんかから、いろいろ触発されたというか。いろいろ考えたことがそのまま言葉になっているような気がします」と語っている[6]
      • 鈴木英哉はアレンジをビートルズの「ヘルター・スケルター」風と語っている他、桜井も同年の4月~5月にかけて桑田佳祐と共に開催したライブ『“Acoustic Revolution with Orchestra” 奇跡の地球』と関係が深いと語っている[6]
      • カップリング曲がアルバムからのリカットでないのは、5thシングル『innocent world』以来4作品ぶりとなる。

    テレビ出演

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    番組名 日付 放送局 演奏曲
    FAN 1995年6月9日 日本テレビ CROSS ROAD
    everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
    【es】 〜Theme of es〜
    フラジャイル
    HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP 1995年7月24日 フジテレビ Dance Dance Dance
    everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
    シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
    ミュージックステーション[7] 1995年8月4日 テレビ朝日 シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
    COUNT DOWN TV 1995年8月19日 TBS
    HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP 1997年3月17日 フジテレビ Tomorrow never knows
    everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
    シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
    名もなき詩
    Everything (It's you)

    ライブ映像作品

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    シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜

    作品名
    Mr.Children "HOME" TOUR 2007 -in the field-
    ap bank fes '12 Fund for Japan
    Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25
    Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス[注 5]

    フラジャイル

    作品名
    【es】 Mr.Children in FILM[注 6]

    収録アルバム

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    カバー

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    脚注

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    注釈

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    1. ^ 【es】 Mr.Children in FILM
    2. ^ エルヴィス・コステロの6thシングル「Pump it up」参照。
    3. ^ 『Mr.Children TOUR "REGRESS OR PROGRESS" '96〜'97 FINAL』の東京ドーム公演や『ap bank fes '06』(スキマスイッチ with Bank Band)でも演奏されたが、映像化はされていない。
    4. ^ イントロで失敗する場面は映画でしか確認できない。
    5. ^ 『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス - 2022.6.19 YANMAR STADIUM NAGAI – 完全版』と『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス - 2022.5.10 TOKYO DOME – 完全版』に収録。
    6. ^ ドキュメンタリー映画作品。

    出典

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    1. ^ a b c Mr.Children 1992-1995』ライナーノーツ
    2. ^ Pen』CCCメディアハウス、2022年7月号
    3. ^ 映画『Mr.Children REFLECTION』パンフレット
    4. ^ B-SIDE』ライナーノーツ
    5. ^ ドキュメンタリー映画 『【es】Mr.Children in FILM
    6. ^ a b MUSICA』FACT、2007年6月号
    7. ^ ミュージックステーション バックナンバー 出演者ラインナップ 1995.08.04.FRI”. テレビ朝日. 2021年8月30日閲覧。

    外部リンク

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