ゴールデンラズベリー賞 最低主演女優賞
ゴールデンラズベリー賞 最低主演女優賞は、ゴールデンラズベリー賞の部門の一つで、その年最低の映画女優に贈られる。
ゴールデンラズベリー賞 最低主演女優賞 | |
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第34回ゴールデンラズベリー賞 | |
受賞対象 | 最低の映画 |
国 | アメリカ合衆国 |
主催 | ゴールデンラズベリー賞財団 |
初回 | 1981 |
最新受賞者 | ダコタ・ジョンソン - 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』 |
公式サイト | http://www.razzies.com/ |
この部門の受賞者でこれまでに授賞式に現れたのは『キャットウーマン』のハル・ベリーと『ウルトラ I LOVE YOU!』のサンドラ・ブロックの2名である。また、ブロックは『しあわせの隠れ場所』で同年のアカデミー賞の主演女優賞も受賞している。
受賞とノミネート一覧
編集1980年代
編集- 1980年 ブルック・シールズ - 『青い珊瑚礁』
- ナンシー・アレン - 『殺しのドレス』
- フェイ・ダナウェイ - 『第一の大罪』
- シェリー・デュヴァル - 『シャイニング』
- ファラ・フォーセット - 『スペース・サタン』
- ソンドラ・ロック - 『ブロンコ・ビリー』
- オリビア・ニュートン=ジョン - 『ザナドゥ』
- ヴァレリー・ペリン - 『ミュージック・ミュージック』
- デボラ・ラフィン - 『ラスト・レター』
- タリア・シャイア - 『エミリーの窓』
- 1981年 ボー・デレク - 『類猿人ターザン』 (分け)
- 1981年 フェイ・ダナウェイ - 『愛と憎しみの伝説』 (分け)
- リンダ・ブレア - 『ヘルナイト』
- ブルック・シールズ - 『エンドレス・ラブ』
- バーブラ・ストライサンド - 『恋のドラッグストア・ナイト』
- 1982年 ピア・ザドラ - Butterfly
- モーガン・フェアチャイルド - 『セダクション 盗撮された女』
- ミア・ファロー - 『サマー・ナイト』
- クリスティ・マクニコル - 『パイレーツ・ムービー』
- メアリー・タイラー・ムーア - 『オータム・ストーリー』
- 1985年 リンダ・ブレア - 『ナイト・パトロール』、『非情の島 女囚大脱走』、『暴行都市』
- アリアーヌ - 『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』
- ジェニファー・ビールス - 『ブライド』
- ブリジット・ニールセン - 『レッド・ソニア』
- タニア・ロバーツ - 『007 美しき獲物たち』
- 1986年 マドンナ - 『上海サプライズ』
- キム・ベイシンガー - 『ナインハーフ』
- ジョアン・チェン - 『タイパン』
- ブリジット・ニールセン - 『コブラ』
- アリー・シーディ - 『ブルー・シティ 非情の街』
- 1987年 マドンナ - 『フーズ・ザット・ガール』
- ロレイン・ゲリー - 『ジョーズ'87 復讐篇』
- ソンドラ・ロック - 『ラットボーイ』
- デブラ・サンドランド - 『タフガイは踊らない』
- シャロン・ストーン - 『キング・ソロモンの秘宝 2/幻の黄金都市を求めて』
- 1988年 ライザ・ミネリ - 『ミスター・アーサー2』、『レンタ・コップ』
- レベッカ・デモーネイ - 『可愛い悪女』
- ウーピー・ゴールドバーグ - 『ザ・テレフォン』
- カサンドラ・ピーターソン - 『エルヴァイラ』
- ヴァニティ - 『アクション・ジャクソン/大都会最前線』
- 1989年 ヘザー・ロックリア - 『怪人スワンプシング』
- ジェーン・フォンダ - 『私が愛したグリンゴ』
- ブリジット・ニールセン - 『バイ・バイ・ベイビー』
- ポーリーナ・ポリスコワ - 『彼女のアリバイ』
- アリー・シーディ - 『思い出のハートブレイク・ホテル』
1990年代
編集- 1990年 ボー・デレク - 『ゴースト・ラブ』
- メラニー・グリフィス - 『虚栄のかがり火』
- ベット・ミドラー - 『ステラ』
- モリー・リングウォルド - 『本日はお日柄も良く/ベッツィの結婚』
- タリア・シャイア - 『ロッキー5/最後のドラマ』
- 1991年 生きているほうのショーン・ヤング - 『死の接吻』
- キム・ベイシンガー - 『あなたに恋のリフレイン』
- サリー・フィールド - 『星の流れる果て』
- マドンナ - 『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ』
- デミ・ムーア - 『夢の降る街』 / 『絶叫屋敷へいらっしゃい』
- 1992年 メラニー・グリフィス - 『嵐の中で輝いて』 / 『刑事エデン/追跡者』
- キム・ベイシンガー - 『クールワールド』 / 『愛という名の疑惑』
- ロレイン・ブラッコ - 『ザ・スタンド』 / 『赤い殺意』
- ホイットニー・ヒューストン - 『ボディガード』
- ショーン・ヤング - 『ラブ・クライム 官能の罠』
- 1993年 マドンナ - 『BODY/ボディ』
- メラニー・グリフィス - 『ボーン・イエスタデイ』
- ジャネット・ジャクソン - 『ポエティック・ジャスティス/愛するということ』
- デミ・ムーア - 『幸福の条件』
- シャロン・ストーン - 『硝子の塔』
- 1995年 エリザベス・バークレー - 『ショーガール』
- シンディ・クロフォード - 『フェア・ゲーム』
- デミ・ムーア - 『スカーレット・レター』
- ジュリア・スウィーニー - 『いとしのパット君』
- ショーン・ヤング - 『ジキル博士はミス・ハイド』
- 1996年 デミ・ムーア - 『陪審員』 / 『素顔のままで』
- パメラ・アンダーソン - 『バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記』
- ウーピー・ゴールドバーグ - 『僕のボーガス』 / 『エディー 勝利の天使』 / 『T-REX』
- メラニー・グリフィス - 『あなたに逢いたくて』
- ジュリア・ロバーツ - 『ジキル&ハイド』
- 1997年 デミ・ムーア - 『G.I.ジェーン』
- サンドラ・ブロック - 『スピード2』
- フラン・ドレシャー - 『美容師と野獣』
- ローレン・ホリー - 『スマイル・ライク・ユアーズ/緊急!子づくり宣言』 / 『乱気流/タービュランス』
- アリシア・シルヴァーストーン - 『エクセス・バゲッジ/シュガーな気持ち』
- 1999年 ヘザー・ドナヒュー - 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』
- メラニー・グリフィス - 『クレイジー・イン・アラバマ』
- ミラ・ジョヴォヴィッチ - 『ジャンヌ・ダルク』
- シャロン・ストーン - 『グロリア』
- キャサリン・ゼタ=ジョーンズ - 『エントラップメント』 / 『ホーンティング』
2000年代
編集- 2000年 マドンナ - 『2番目に幸せなこと』
- キム・ベイシンガー - 『ブレス・ザ・チャイルド』 / 『永遠のアフリカ』
- メラニー・グリフィス - 『セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ』
- ベット・ミドラー - 『イズント・シー・グレート』
- デミ・ムーア - 『薔薇の眠り』
- 2001年 マライア・キャリー - 『グリッター きらめきの向こうに』
- ペネロペ・クルス - 『ブロウ』 / 『コレリ大尉のマンドリン』 / 『バニラ・スカイ』
- アンジェリーナ・ジョリー - 『トゥームレイダー』 / 『ポワゾン』
- ジェニファー・ロペス - 『エンジェル・アイズ』 / 『ウェディング・プランナー』
- シャーリーズ・セロン - 『スウィート・ノベンバー』
- 2002年 マドンナ - 『スウェプト・アウェイ』 (分け)
- 2002年 ブリトニー・スピアーズ - 『ノット・ア・ガール』 (分け)
- アンジェリーナ・ジョリー - 『ブロンド・ライフ』
- ジェニファー・ロペス - 『イナフ』 / 『メイド・イン・マンハッタン』
- ウィノナ・ライダー - 『Mr.ディーズ』
- 2003年 ジェニファー・ロペス - 『ジーリ』
- ドリュー・バリモア - 『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』 / 『おまけつき新婚生活』
- ケリー・クラークソン - 『アメリカン・スター』
- キャメロン・ディアス - 『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』
- アンジェリーナ・ジョリー - 『すべては愛のために』 / 『トゥームレイダー2』
- 2004年 ハル・ベリー - 『キャットウーマン』
- ヒラリー・ダフ - 『シンデレラ・ストーリー』 / 『ヒラリー・ダフの ハート・オブ・ミュージック』
- アンジェリーナ・ジョリー - 『アレキサンダー』 / 『テイキング・ライブス』
- メアリー=ケイト&アシュレー・オルセン - 『ニューヨーク・ミニット』
- ショーン&マーロン・ウェイアンズ(ウェイアンズ"姉妹") - 『最凶女装計画』
- 2005年 ジェニー・マッカーシー - Dirty Love
- ジェシカ・アルバ - 『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』 / 『イントゥ・ザ・ブルー』
- ヒラリー・ダフ - 『12人のパパ2』 / 『パーフェクト・マン』
- ジェニファー・ロペス - 『ウエディング宣言』
- タラ・リード - 『アローン・イン・ザ・ダーク』
- 2007年 オーブリー・フレミング役のリンジー・ローハン - I Know Who Killed Me (分け)
- 2007年 ダコタ・モス役のリンジー・ローハン - I Know Who Killed Me (分け)
- ジェシカ・アルバ - 『アウェイク』 / 『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』 / 『噂のアゲメンに恋をした!』
- ローガン・ブラウニング、ジャネル・パリッシュ、ナタリア・ラモス、スカイラー・シェイ - Bratz: The Movie
- エリシャ・カスバート - 『キャプティビティ』
- ダイアン・キートン - 『恋とスフレと私』
- 2009年 サンドラ・ブロック - 『ウルトラ I LOVE YOU!』
- ビヨンセ - 『オブセッション 歪んだ愛の果て』
- マイリー・サイラス - 『ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー』
- ミーガン・フォックス - 『ジェニファーズ・ボディ』 / 『トランスフォーマー/リベンジ』
- サラ・ジェシカ・パーカー - 『噂のモーガン夫妻』
2010年代
編集- 4人の“女友達”(キム・キャトラル、クリスティン・デイヴィス、シンシア・ニクソン、サラ・ジェシカ・パーカー) - 『セックス・アンド・ザ・シティ2』
- ジェニファー・アニストン - 『バウンティー・ハンター』、『アラフォー女子のベイビー・プラン』
- マイリー・サイラス - 『ラスト・ソング』
- ミーガン・フォックス - 『ジョナ・ヘックス』
- クリステン・スチュワート - 『エクリプス/トワイライト・サーガ』
- ジル役のアダム・サンドラー - 『ジャックとジル』
- ビッグママ役のマーティン・ローレンス - 『ビッグママ・ハウス3』
- 本人役のサラ・ペイリン - The Undefeated
- サラ・ジェシカ・パーカー - 『ケイト・レディが完璧な理由』 / 『ニューイヤーズ・イブ』
- クリステン・スチュワート - 『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』
- タイラー・ペリー - 『タイラー・ペリーのマディアおばさんのメリークリスマス』
- ハル・ベリー - 『ザ・コール 緊急通報指令室』、『ムービー43』
- セレーナ・ゴメス -『ゲッタウェイ スーパースネーク』
- リンジー・ローハン - 『ザ・ハリウッド』
- ナオミ・ワッツ - 『ダイアナ』、『ムービー43』
- キャメロン・ディアス - 『ダメ男に復讐する方法』、『SEXテープ』
- ドリュー・バリモア - 『子連れじゃダメかしら?』
- メリッサ・マッカーシー - 『タミー/Tammy』
- シャーリーズ・セロン - 『荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜』
- ガイア・ワイス - 『ザ・ヘラクレス』
- Mikaela Krantz、Rebekah Turner[2] - 『ヒラリーのアメリカ、民主党の秘密の歴史』
- ミーガン・フォックス - 『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』
- タイラー・ペリー - 『タイラー・ペリーの出たぞ〜! マデアのハロウィン』
- ジュリア・ロバーツ - 『マザーズ・デイ』
- ナオミ・ワッツ - 『ダイバージェントFINAL』
- シェイリーン・ウッドリー - 『ダイバージェントFINAL』
- タイラー・ペリー - 『タイラー・ペリーのまた出たぞ〜! マデアのハロウィン2』
- キャサリン・ハイグル - 『アンフォゲッタブル』
- ダコタ・ジョンソン - 『フィフティ・シェイズ・ダーカー』
- ジェニファー・ローレンス - 『マザー!』
- エマ・ワトソン - 『ザ・サークル』
- ヒラリー・ダフ - 『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』
- アン・ハサウェイ - 『 ザ・ハッスル』『セレニティー:平穏の海』
- レベル・ウィルソン - 『ザ・ハッスル』
- フランチェスカ・ヘイワード - 『キャッツ』
- タイラー・ペリー - 『タイラー・ペリー マデアの家族葬』
2020年代
編集- ケイト・ハドソン - 『ライフ・ウィズ・ミュージック』
- アン・ハサウェイ - 『マクマホン・ファイル』、『魔女がいっぱい』
- ケイティ・ホームズ - 『ザ・ボーイ -残虐人形遊戯-』『ザ・シークレット: デア・トゥー・ドリーム』
- ローレン・ラプカス - 『僕のミッシー』
- アンナ=マリア・シエクルッカ - 『愛は、365の日々で』
- ジーナ・デ・ヴァール - 『ダイアナ:ザ・ミュージカル』
- エイミー・アダムス - 『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』
- ミーガン・フォックス - 『ミッドナイト・キラー』
- タリン・マニング - Karen
- ルビー・ローズ - 『ヴァンキッシュ』
この年は12歳の子役ライアン・キーラ・アームストロングを最低主演女優賞候補にしたことで批判が殺到し、謝罪の上、彼女を候補から外し、今後は18歳未満の俳優やフィルムメイカーを賞の候補としないことを発表した[3]。またこれを受け、今年の最低女優賞の受賞者を、「ラジー賞」(第43回ゴールデンラズベリー賞における最低主演女優賞ノミネーションの大失態)とした。
- ラジー賞 - 第43回ゴールデンラズベリー賞における最低主演女優賞ノミネーションの大失態
ライアン・キーラ・アームストロング - 『炎の少女チャーリー』撤回された。- ブライス・ダラス・ハワード - 『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
- ダイアン・キートン - 『マック&リタ』
- カヤ・スコデラリオ - The King's Daughter
- アリシア・シルヴァーストーン『ジョーズ・バケーション』
統計
編集俳優名 | 候補数 | 受賞数 |
---|---|---|
マドンナ | 6 | 5 |
デミ・ムーア | 6 | 2 |
メラニー・グリフィス | 6 | 1 |
ジェニファー・ロペス | 5 | 1 |
キム・ベイシンガー | 5 | 0 |
リンジー・ローハン | 4 | 2 |
フェイ・ダナウェイ | 4 | 1 |
アンジェリーナ・ジョリー | 4 | 0 |
ボー・デレク | 3 | 3 |
クリステン・スチュワート | 3 | 1 |
ショーン・ヤング | 3 | 1 |
ブルック・シールズ | 3 | 1 |
リンダ・ブレア | 3 | 1 |
キャメロン・ディアス | 3 | 1 |
サラ・ジェシカ・パーカー | 3 | 1 |
ジェシカ・アルバ | 3 | 0 |
ヒラリー・ダフ | 3 | 0 |
ピア・ザドラ | 2 | 2 |
タイラー・ペリー | 2 | 1 |
サンドラ・ブロック | 2 | 1 |
ハル・ベリー | 2 | 1 |
オリビア・ニュートン=ジョン | 2 | 0 |
キャサリン・ハイグル | 2 | 0 |
ジェニファー・アニストン | 2 | 0 |
タニア・ロバーツ | 2 | 0 |
ドリュー・バリモア | 2 | 0 |
バーブラ・ストライサンド | 2 | 0 |
マイリー・サイラス | 2 | 0 |
ミーガン・フォックス | 2 | 0 |
ミラ・ジョヴォヴィッチ | 2 | 0 |
ユマ・サーマン | 2 | 0 |
参考文献
編集- ^ “The 34th Annual RAZZIE® Award Nominees for 2013 Worst Actress”. The Golden Raspberry Award Foundation and John Wilson. January 15, 2014閲覧。
- ^ 受賞者を紹介するビデオには、クランツは若いヒラリー・クリントン、ターナーは現代のクリントンを演じた「女優」と記載されていた。
- ^ “ラジー賞、12歳の子役をノミネートしたことを謝罪・撤回 年齢制限を設けることを発表”. クランクイン!. ブロードメディア株式会社 (2023年1月27日). 2023年12月20日閲覧。