ギャラガ (アニメ映画)

日本のアニメ映画作品

ギャラガ HYPER-PSYCHIC-GEO GARAGA』(ギャラガ ハイパーサイキックゲオ ギャラガ)は、1989年アスミック配給により東京、大阪の単館での劇場公開後に発売された長編OVA御厨さと美原作の未完のSFコミック『惑星ギャラガ』のアニメ化作品であり、ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)のゲーム「ギャラガ」とは関係ない。

ギャラガ HYPER-PSYCHIC-GEO GARAGA
監督 窪秀己
脚本 窪秀己
原作 御厨さと美
製作 天谷修身
ナレーター 永井一郎
出演者 古川登志夫
神谷明
潘恵子
林原めぐみ
若本規夫
音楽 矢野立美
主題歌 栗原冬子
撮影 遠藤公祐
編集 松村将弘
岡田輝満
製作会社 アウベック
アニメアール
配給 アスミック
公開 日本の旗 1989年10月21日
上映時間 100分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

概要

編集

当初は前後巻からなるOVAとして企画されたが、劇場公開を念頭に100分の長編にスケールアップされ制作された。監督を務めた窪秀巳は当時、『サンダーキャッツ』等の海外合作の演出で知られた俊英で、本作が国内本格監督第1作という触れ込みであった。

キャラクターデザイン・作画監督に起用された谷口守泰は、サンライズ制作の話題作『蒼き流星SPTレイズナー』を終えた充実期であり、主宰する作画スタジオアニメアールから自らが育てたアニメーター陣を惜しみなく投入している。

音楽を担当した矢野立美にとっては以後の平成ウルトラマンシリーズの劇伴で人気を博す前夜作でもあり、主題歌の作編曲も手がけた。

ストーリー

編集

西暦2755年、人口冬眠状態の人物2名を運ぶためだけに急遽集められたクルーたち。ネメシス星圏シティ・オブ・ネメシスを出発した最新型宇宙船ジーベック号はワープ航法の際の事故で予定外空域へゲートアウトし、惑星ギャラガに不時着する。

未調査の辺境星域で人類が初めて目にする謎の地球型惑星上、一行を待ち受けていたのは原生巨大植物と攻撃武装猿人の群れだった。クルーの一人、科学調査員のジェイとその補佐ロボットのオンブーは周辺調査に乗り出したが、そこで目にしたものは地球人と形態が同樣でありながらサイキックを用いるラーの民と、アンドロイドに指揮された武装猿人との戦いだった。

簡単なやっつけ仕事かと思われていた航海を襲った突然の事故、実は何者かにより策謀され周到に準備された計画だったのである。そして惑星ギャラガを巡る疑惑と陰謀が次第に明らかになっていく。

スタッフ

編集

キャスト

編集

外部リンク

編集