カトリーナ・ゴリー
カトリーナ=リー・ゴリー(Katrina-Lee Gorry[4], 1992年8月13日 - )は、オーストラリア・ブリスベン出身の女子サッカー選手。ウェストハム・ユナイテッド所属。
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ブリスベン・ロアー時代(2014年) | ||||||
名前 | ||||||
本名 |
Katrina-Lee Gorry カトリーナ=リー・ゴリー | |||||
愛称 | Mini(ミニ)[1][2] | |||||
ラテン文字 | Katrina GORRY | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | オーストラリア | |||||
生年月日 | 1992年8月13日(32歳) | |||||
出身地 | ブリスベン | |||||
身長 | 154cm[3] | |||||
体重 | 53kg[3] | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | ウェストハム・ユナイテッド | |||||
ポジション | MF | |||||
背番号 | 22 | |||||
ユース | ||||||
マウント・グラヴァット | ||||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2007-2009 | マウント・グラヴァット | |||||
2009 | メルボルン・ビクトリー | 9 | (2) | |||
2010-2011 | アデレード・ユナイテッド | 9 | (1) | |||
2011-2012 | メルボルン・ビクトリー | 9 | (3) | |||
2012 | オタワ・フューリー | 12 | (2) | |||
2012-2014 | ブリスベン・ロアー | 25 | (7) | |||
2014 | カンザスシティ | 10 | (1) | |||
2014-2017 | ブリスベン・ロアー | 34 | (9) | |||
2017 | ベガルタ仙台レディース | 14 | (0) | |||
2017-2018 | ブリスベン・ロアー | 13 | (2) | |||
2018 | ユタ・ロイヤルズ | 16 | (0) | |||
2020 | アヴァルスネスIL | 13 | (3) | |||
2020-2022 | → ブリスベン・ロアー(loan) | 18 | (5) | |||
2022-2023 | ヴィッシェーGIK | 43 | (7) | |||
2022-2023 | → ブリスベン・ロアー(loan) | 10 | (3) | |||
2024- | ウェストハム・ユナイテッド | |||||
代表歴2 | ||||||
2012- | オーストラリア | 105 | (17) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2023年11月12日現在。 2. 2023年12月5日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
来歴
編集クラブ
編集マウント・グラヴァット・ホークスFCでキャリアをスタートさせ、2009年からWリーグのメルボルン・ビクトリーFCやアデレード・ユナイテッドFCでプレーした。2012-13シーズンにはブリスベン・ロアーFCでレギュラーシリーズ優勝を果たした。
2014年、アメリカ合衆国・NWSL所属のFCカンザスシティに加入して10試合に出場し1得点を挙げ、リーグタイトルを獲得した[2]。
2017年3月から日本のマイナビベガルタ仙台レディースに練習生として参加[5]、4月に正式加入した[3]。主にボランチでプレーし[6]、14試合に出場した[2]。同年10月、契約満了により仙台を退団した[7]。
2018年2月14日、NWSLのユタ・ロイヤルズFCと契約した[2]。同年10月、ユタ・ロイヤルズを退団して[8] ブリスベン・ロアーに復帰した[9]。
代表
編集2012年7月11日、キリンチャレンジカップ・日本戦でオーストラリア女子代表デビュー[10][11]。2014年のAFC女子アジアカップでは3ゴールを決めたが、決勝で日本に敗れ準優勝となった[12]。同年、日本の宮間あや・川澄奈穂美を抑えてアジア女子年間最優秀選手賞を受賞、オーストラリア人としてはキャスリン・ジル以来2人目となった[13]。また2014年FFA女子年間最優秀選手賞を受賞した[14]。2015 FIFA女子ワールドカップでは先発4試合を含め5試合に出場し、ベスト8に進出した。2016年のリオデジャネイロオリンピックは全4試合に先発出場した。2017 トーナメント・オブ・ネーションズではチームメイトのケイトリン・フォードと共に出場して全勝優勝を果たし、自身もブラジル戦で1得点を挙げた[15]。2018年のAFC女子アジアカップは4試合に出場し準優勝した。
代表歴
編集出場大会
編集- キプロス・カップ2014
- 2014 AFC女子アジアカップ
- キプロス・カップ2015
- 2015 FIFA女子ワールドカップ
- リオデジャネイロオリンピック
- アルガルヴェ・カップ2017
- 2017 トーナメント・オブ・ネーションズ
- アルガルヴェ・カップ2018
- 2018 AFC女子アジアカップ
代表でのゴール
編集年月日 | 試合会場 | 対戦相手 | スコア | 結果 | 大会 | |
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1 | 2013年6月29日 | フェルセン, TATA Steel Stadion | オランダ | 1–1 | 1–3 | 親善試合 |
2 | 2013年7月6日 | アンジェ, スタッド・ジャン・ブワン | フランス | 2–0 | 2–0 | |
3 | 2013年11月24日 | ウロンゴン, WINスタジアム | 中華人民共和国 | 1–0 | 2–0 | |
4 | 2014年3月5日 | ラルナカ, GSZスタジアム | オランダ | 1–2 | 2–2 | キプロス・カップ2014 |
5 | 2014年3月12日 | パラリムニ, パラリムニ・スタジアム | イタリア | 4–0 | 5–2 | |
6 | 2014年5月16日 | ホーチミン市, トンニャット・スタジアム | ヨルダン | 3–0 | 3–1 | 2014 AFC女子アジアカップ |
7 | 2014年5月18日 | ベトナム | 2–0 | 2–0 | ||
8 | 2014年5月22日 | 韓国 | 1–0 | 2–1 | ||
9 | 2015年3月11日 | パラリムニ, パラリムニ・スタジアム | チェコ | 1–1 | 6–2 | キプロス・カップ2015 |
10 | 2015年4月7日 | フィラッハ, Stadion Villach Lind | オーストリア | 1–2 | 1–2 | 親善試合 |
11 | 2015年5月21日 | シドニー, ジュビリー・オーヴァル | ベトナム | 1–0 | 11–0 | |
12 | 2016年2月29日 | 大阪市, キンチョウスタジアム | 日本 | 3–1 | 3–1 | リオデジャネイロオリンピック・アジア予選 |
13 | 2016年3月7日 | 大阪市, ヤンマースタジアム長居 | 北朝鮮 | 2–1 | 2–1 | |
14 | 2017年8月4日 | カーソン, スタブハブ・センター | ブラジル | 4–1 | 6–1 | 2017 トーナメント・オブ・ネーションズ |
タイトル
編集クラブ・代表
編集- ブリスベン・ロアーFC
- Wリーグレギュラーシリーズ: 2012-13, 2017-18
- FCカンザスシティ
- NWSLプレーオフ: 2014
- オーストラリア女子代表
- トーナメント・オブ・ネーションズ: 2017
個人
編集- アジア女子年間最優秀選手賞: 2014
- FFA女子年間最優秀選手賞: 2014
脚注
編集- ^ 『4月10日(月)、マイナビベガルタ仙台レディース カトリーナ ゴリー選手加入記者会見を行いました。』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2017年4月10日 。2018年6月9日閲覧。
- ^ a b c d “Australian WNT goal scorer and NWSL champion Katrina Gorry Joins Utah Royals FC”. レアル・ソルトレイク (2018年2月14日). 2018年6月9日閲覧。
- ^ a b c 『カトリーナ ゴリー選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2017年4月9日 。2018年6月9日閲覧。
- ^ “Katrina-Lee Gorry”. Westfield Matildas. 2018年6月9日閲覧。
- ^ “ベガルタLに豪州代表・ゴリーが完全移籍!15日長野戦の出場意欲”. SANSPO.COM. (2017年4月11日) 2018年6月9日閲覧。
- ^ 小林健志「マイナビベガルタ仙台レディース 仙台で目指すは「サクラ咲く」」、『河北スポーツマガジンStandard宮城』vol.19(2017年7・8月号)、河北新報出版センター pp. 8-9
- ^ 『カトリーナ ゴリー選手 契約満了のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2017年10月6日 。2018年6月9日閲覧。
- ^ “UTAH ROYALS FC KEEPS CORE INTACT FOR 2019 SEASON”. レアル・ソルトレイク (2018年10月1日). 2018年11月4日閲覧。
- ^ “Six local heroes sign on”. ブリスベン・ロアーFC (2018年10月2日). 2018年11月4日閲覧。
- ^ “Westfield Matildas fall to Japan”. オーストラリアサッカー連盟 (2012年7月12日). 2018年6月9日閲覧。
- ^ “マッチレポート” (PDF). 日本サッカー協会. 2018年6月9日閲覧。
- ^ “Brisbane Roar's Katrina Gorry has been named FFA Female Footballer of the Year for 2014.”. ブリスベン・ロアーFC (2015年1月2日). 2018年6月9日閲覧。
- ^ John Greco (2014年12月1日). “Gorry honoured by top AFC award”. Westfield Matildas. 2018年6月9日閲覧。
- ^ “Jedinak and Gorry named FFA Footballers of the Year”. Westfield Matildas (2015年1月1日). 2018年6月9日閲覧。
- ^ “マイナビ仙台「世界の2人」フォード&ゴリー合流”. 日刊スポーツ. (2017年8月10日) 2018年6月9日閲覧。
外部リンク
編集- カトリーナ・ゴリー (@katrinagorry) - X(旧Twitter)
- カトリーナ・ゴリー (@katrinagorry10) - Instagram
- カトリーナ・ゴリー - Soccerwayによる個人成績
- カトリーナ・ゴリー – FIFA主催大会成績
- カトリーナ・ゴリー - ESPN FC
- Katrina Gorry(ブリスベン・ロアーFC) - ウェイバックマシン(2017年2月23日アーカイブ分)
- Katrina Gorry - レアル・ソルトレイク