ウングヴァーリ・アティッラ
ウングヴァーリ・アティッラ(Ungvári Attila 1988年10月25日- )はハンガリーのペシュト県・ツェグレード出身の柔道選手。階級は73kg級と81kg級[1]。兄はロンドンオリンピックの66kg級で2位になったウングヴァーリ・ミクローシュ[2]。
獲得メダル | ||
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ハンガリー | ||
柔道 | ||
ヨーロッパ選手権 | ||
銅 | 2010 ウィーン | 73kg級 |
人物
編集2007年のU23ヨーロッパ選手権66kg級で3位になった[1]。その後階級を73kg級に上げると、2009年のユニバーシアードで2位になるが、世界選手権では7位だった[1]。2010年のヨーロッパ選手権で3位になると、 U23ヨーロッパ選手権では優勝した[1]。2011年にはワールドマスターズで3位、グランドスラム・パリで2位、地元開催のワールドカップ・ブダペストで優勝した[1]。しかし、ワールドマスターズとワールドカップ・ブダペストにおけるドーピング検査でステロイドの一種であるスタノゾロールの陽性反応を示したことで、2年間の出場停止処分を受けた[2][3][4]。これにより、2012年のロンドンオリンピックには出場できなかったが、66kg級に出場した兄は2位になった[2]。2013年には復帰すると、81kg級に階級を変更した[2]。2015年のグランプリ・ウランバートルで2位、2016年のグランプリ・ブダペストで3位になるなど一定の成績を収めるが、チョクニャイ・ラースローとの代表争いに敗れて2016年のリオデジャネイロオリンピックには出場できなかった[1]。2019年のヨーロッパ競技大会では2位となった[1]。
主な戦績
編集- 2007年 - U23ヨーロッパ選手権 3位(66kg級)
73kg級での戦績
- 2008年 - 嘉納杯 5位
- 2009年 - グランドスラム・モスクワ 3位
- 2009年 - ユニバーシアード 2位
- 2009年 - 世界選手権 7位
- 2009年 - U23ヨーロッパ選手権 2位
- 2009年 - グランドスラム・東京 5位
- 2010年 - ワールドマスターズ 5位
- 2010年 - ヨーロッパ選手権 3位
- 2010年 - グランドスラム・リオデジャネイロ 2位
- 2010年 - U23ヨーロッパ選手権 優勝
- 2011年 - ワールドマスターズ 3位
- 2011年 - グランドスラム・パリ 2位
- 2011年 - ワールドカップ・ブダペスト 優勝
- 2013年 - ユニバーシアード 個人戦 5位 団体戦 3位
81kg級での戦績
- 2013年 - ヨーロッパオープン・グラスゴー 優勝
- 2014年 - グランプリ・サムスン 3位
- 2015年 - グランプリ・ウランバートル 2位
- 2016年 - アフリカオープン・カサブランカ 優勝
- 2016年 - グランプリ・ブダペスト 3位
- 2016年 - ヨーロッパオープン・タリン 優勝
- 2017年 - グランプリ・デュッセルドルフ 2位
- 2017年 - グランドスラム・エカテリンブルグ 2位
- 2017年 - グランプリ・カンクン 3位
- 2017年 - グランプリ・ザグレブ 優勝
- 2019年 - ヨーロッパ競技大会 2位
- 2019年 - グランプリ・ブダペスト 3位
- 2021年 - グランドスラム・アンタルヤ 3位
- 2021年 - グランドスラム・カザン 優勝
- 2022年 - ヨーロッパ選手権 3位
- 2022年 - グランドスラム・バクー 3位
- 2023年 - グランドスラム・タシケント 優勝
(出典[1]、JudoInside.com)
脚注
編集外部リンク
編集- ウングヴァーリ・アティッラ - JudoInside.com のプロフィール