イシビラメ(Psetta maxima)は、カレイ目スコプタルムス科の魚である。北大西洋黒海バルト海地中海等の海水や汽水に住む。

イシビラメ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
上目 : 棘鰭上目 Acanthopterygii
: カレイ目 Pleuronectiformes
: スコプタルムス科 Scophthalmidae
: プセッタ属 Psetta
スコプタルムス属(Scophthalmus)
: イシビラメ P. maxima
学名
Psetta maxima
(Linnaeus, 1758)
英名
Turbot

語源

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英名のTurbotは、古スウェーデン語で「きりかぶ」という意味を表すtörnbutに由来し、13世紀頃に英語とフランス語に入ってきた[1]。初期の言及は1世紀末から2世紀初頭のローマのユウェナリスによる風刺詩(The Emperor's Fish)で見られ、ローマ帝国でも食用とされていたことを示唆している。

概要

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イシビラメは大きな平たい魚で、地中海、バルト海、黒海、北大西洋等の浅い砂浜近くで見られる。ヨーロッパのイシビラメは非対称の体を持ち、体長100cm、体重25kgになる[2]

漁獲

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イシビラメは繊細な味であり、食用として高額で取引される。養殖トロール漁で獲られる。フランス、スペイン、トルコ、チリ、ノルウェー、中国等で好まれる[3]。肉は明るい白色で、調理しても色は変わらない。上側に4枚のヒレがあり、焼いたり茹でたりフライにして食べられる。

関連項目

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出典

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  1. ^ Concise Oxford Dictionary, London: OUP, 1964
  2. ^ Froese, Rainer and Pauly, Daniel, eds. (2009). "Psetta maxima" in FishBase. November 2009 version.
  3. ^ Psetta Maxima Seafood Portal

外部リンク

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