アーレイ・バーク (ミサイル駆逐艦)

アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦

アーレイ・バーク (英語: USS Arleigh Burke, DDG-51)は、アメリカ海軍ミサイル駆逐艦[1]アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦のネームシップ。第15代アメリカ海軍作戦部長アーレイ・バーク大将に因んで命名された、命名時に生存中の人名が命名された数少ない米海軍艦艇の一隻。バーク大将はアメリカ海軍で最も有名な提督の一人であり、就役式典に出席している。

基本情報
モットー Fast and Feared
艦歴
発注 1985年4月2日
起工 1988年12月6日
進水 1989年9月16日
就役 1991年7月4日
要目
満載排水量 8,362 トン
全長 153.9 m (505 ft)
最大幅 20.1 m (66 ft)
吃水 9.4 m (31 ft)
機関
最大速力 31ノット
航続距離 4,400 海里(20ノット時)
乗員 士官、兵員 337名
兵装
搭載機 ヘリコプター甲板のみ, 格納庫なし
C4ISTAR
レーダー
  • AN/SPY-1D 多機能レーダー×4面
  • AN/SPS-67 対水上レーダー×1基
  • ソナー
  • AN/SQS-53C艦首装備ソナー
  • AN/SQR-19 曳航ソナー
  • 電子戦
    対抗手段
  • AN/SLQ-32(V)2 ESM装置
  • Mk.36 mod.12 デコイ発射装置
  • テンプレートを表示

    艦歴

    編集

    1988年12月6日にメイン州バスバス鉄工所で起工。1989年9月16日アーレイ・バーク夫人によって進水、1991年7月4日に就役した。

    就役後、しばらくは試験が続けられたが、1993年から初期作戦能力を獲得し、アドリア海へ展開している。2003年のイラク戦争においては、トマホーク巡航ミサイルイラク領内へ発射している。

    2010年8月、ヴァージニア州BAE Systems Electronics, Intelligence & Supportのドックに入り、近代化改修を受ける。システムの機能向上と、40年への延命が図られた。

    2014年9月23日ISILに対する軍事介入英語版に参加。紅海からシリア国内の目標に対しトマホークを発射した[2][3]

    命名時に生存中の人名を付けた米軍艦船

    編集

    脚注

    編集
    1. ^ http://www.arleighburke.navy.mil/default.aspx,2009-09-24閲覧。
    2. ^ [1] US, Arab allies launch first wave of strikes in Syria. Retrieved on 23 September 2014.
    3. ^ [2] US, Arab Partners Launch Air Attack Against ISIS Targets in Syria. Retrieved on 23 September 2014.

    関連項目

    編集

    外部リンク

    編集