アース・ウィンド・アンド・ファイアー
アース・ウィンド・アンド・ファイアー(Earth, Wind & Fire)は、アフリカ系アメリカ人によるファンクミュージック・バンドである。R&B、ファンク、ソウル、ジャズなどのジャンルを融合させ、新たなポップミュージックの世界を開拓した[3]。ファンクやディスコが全盛だった1970年代を象徴するバンドとして知られる[4]。略称はEWF、EW&F。
アース・ウィンド・アンド・ファイアー | |
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ライヴで演奏するアース・ウィンド・アンド・ファイアー(2009年) | |
基本情報 | |
出身地 | アメリカ合衆国 イリノイ州シカゴ |
ジャンル | |
活動期間 | |
レーベル | |
公式サイト | EarthWindandFire.com |
メンバー |
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旧メンバー |
1970年代半ば以降の全盛期は、ファンキーなサウンドとモーリス・ホワイトとフィリップ・ベイリーのツインヴォーカル、重厚なホーンセクションが特徴であった[4]。1980年代前半には、コンピューターを利用した電子音を採り入れたが、人気を復活させるのは困難だった。アメリカ合衆国国内だけでなく日本をはじめ世界的な人気も高く、1970年代から何度か活動停止と再開を繰り返しつつも定期的にヒット曲を放ち、世界でのCD・レコード総売上は9000万枚以上[4]。グラミー賞を6回受賞し、2000年にロックの殿堂入りを果たしている[4]。
来歴
編集1969年 - 1982年
編集モーリス・ホワイトは、初期はジャズ・ドラマーとしてラムゼイ・ルイスのバンドに参加していた。彼のバンドを離れた後、1969年にシカゴにて、ソルティ・ペパーズを結成、キャピトルからシングル"La La Time"を残す[5]。
1970年には、活動拠点をロサンゼルスに変え、バンド名もアース・ウィンド・アンド・ファイアーと改名。占星術によると、モーリスの占星図にはEarth, Air & Fire(土と空気と火)の3つの要素があることから、Earth, Wind & Fire(土と風と火)と名づけた[6][7](当時の人気バンド、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズの模倣という説もある[8])。ワーナーと契約、モーリスの弟のヴァーダイン・ホワイト(後にフレッド・ホワイトも加入)を含めた10人の大所帯バンドとなる。2作リリースするがヒットはせず、バンドは一度解散する。
1972年にコロムビア・レコードに移籍、フィリップ・ベイリーとラルフ・ジョンソンやラリー・ダンが加入。コロムビアには、以後1990年まで在籍する。1973年に、Head To The Sky(『ヘッド・トゥ・ザ・スカイ』)をリリースし、ゴールド・ディスクを獲得する。1975年には、That's the Way of the World(『暗黒への挑戦』)を、同名の映画のサウンドトラックとしてリリースし全米アルバム・チャート第1位を獲得[7]。この映画にはモーリスも出演しており、彼らの貴重なライヴ映像も観ることができる。75年に「シャイニング・スター」[9]がポップ・チャートでもクロスオーバー・ヒットした頃から、アースの人気が急上昇した。76年には「ゲッタウェイ」を発表し、同曲もヒットした。この2曲はファンクの傑作曲とされている。77年から79年には「太陽の戦士」「宇宙のファンタジー」「セプテンバー」「ガット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ」などがヒットしたが、ファンク度は後退し、ポップ・ソウル色が濃くなっていった。79年にはディスコ「ブギー・ワンダーランド」やバラード曲がヒットしたが、ファンクのアースがディスコやAORをやるなんて、という失望や批判の声も少なからず聞かれた。
1976年に、モーリスは自己プロダクション、カリンバ・エンタテインメントを設立。モーリスは、"Boogie Wonderland"に参加している「エモーションズ」などをプロデュースしている。1978年には、CBS/コロムビアの元、ARCレコードを設立。レーベルの第一弾としてベスト盤『The Best of Earth, Wind & Fire Vol.1』をリリース。ヒット曲"September"の初収録アルバムがこれになる。
1980年に、2枚組の大作Faces(『フェイセス』)を発表。しかし、このアルバムは不評で、これといったヒットも出なかった。挽回を目指し81年に発表したのがアルバムRaise!(『天空の女神』)である。このアルバムからは「レッツ・グルーブ」などのヒット曲が生まれ、アース健在を印象づけた。
1983年以降の活動
編集1983年に発表した『エレクトリック・ユニヴァース』ではトレードマークであったホーンセクションの使用を中止し、電子楽器中心のサウンドを展開させるが、活動を一時停止、各メンバーはそれぞれソロ活動に移る。この間、フィリップ・ベイリーは1984年にフィル・コリンズのプロデュースでChinese Wallをリリースし、"Easy Lover"をヒットさせる。彼は以後も不定期ながらソロ活動をしている。モーリスも1985年に唯一のソロ・アルバムとなるMaurice Whiteをリリースし、"I Need You"をヒットさせる。
1987年に『タッチ・ザ・ワールド』をリリースし、活動を再開。1990年発売の『ヘリテッジ』を最後にコロムビアより離れ、ワーナーへと戻り、1993年に『千年伝説』をリリース。その頃よりモーリスはプロデューサー業を強化するようになり、1994年の全米ツアーには参加せず。モーリスは1995年のライヴ活動もリタイア。1996年に自主レーベル、カリンバ・レコードよりアルバムが制作され、avex traxより『アヴェタ』のタイトルで日本先行発売された。海外版としては、このアルバムは翌年にIn the Name of Loveとリタイトルと再構成され、ライノより翌年にリリースされる。モーリスはこのアルバムを最後にプロデューサー業に専念するようになり、以後の活動はフィリップが中心となっている。
1997年にモーリスは神経性障害と診断される。「パーキンソン病ではなく、元々神経質であることと、度重なるストレスから、震えが伴うことがある」とモーリスは発言していたが[10]、2000年ロックの殿堂入りの際、式典前にパーキンソン病と診断されたことを明らかにし、ステージ活動から退いた[7]。2004年の来日公演には同行する。2007年にはスタックス・レコード(コンコード・レコードにより復活)より、EWFのトリビュート・アルバムInterpetationsをリリース。モーリスは、エグゼクティヴ・プロデューサーとしてこのプロジェクトに参加。
2009年12月、4年ぶりの来日公演が東京と大阪、札幌で行われた。この時、翌2010年は結成40周年目の記念としてモーリスを加えての記念ライヴが行われるとアナウンスされたが、バンドでのライヴは叶わず、日本ではフィリップ・ベイリーのソロライヴのみが行われた。
2013年には22年ぶりにソニー・ミュージック(コロムビア)に戻り、9月にフォーエバー(Now, Then & Forever)をリリース。ラリー・ダンが復帰し、原点回帰をテーマにしたサウンドとなる。限定版にはボーナスCDが付録する[11]。
2016年2月3日、モーリス・ホワイトが死去[7]。同年、第58回グラミー賞特別功労賞生涯業績賞を受賞[6]。
2019年12月11日、日本の女性ボーカルグループLittle Glee MonsterとコラボレーションしたEP「I Feel The Light」をリリースした。
ディスコグラフィ
編集アルバム
編集- Earth, Wind and Fire (デビュー, 1971, Warner Bros.) (US 200 #172/US R&B #24)
- The Need of Love (愛の伝道師, 1971, Warner Bros.) (US 200 #89/US R&B #35)
- Last Days and Time (地球最後の日, 1972, Columbia) (US 200 #87/US R&B #15)
- Head to the Sky (ブラックロック革命→ヘッド・トゥ・ザ・スカイ, 1973, Columbia) (US 200 #27/US R&B #2)
- Open Our Eyes (太陽の化身, 1974, Columbia) (US 200 #15/US R&B #1)
- That's the Way of the World (暗黒への挑戦, 1975, Columbia) (US 200 #1/US R&B #1)
- EWFが出演した同名の映画のサウンドトラックとなる。全米アルバム・チャート3週間第1位。プラチナ・ディスクを獲得。
- Gratitude (灼熱の狂宴, 1975, Columbia) (US 200 #1/US R&B #1)
- ライブアルバム。
- Spirit (魂, 1976, Columbia) (US 200 #2/US R&B #2)
- All 'N All (太陽神, 1977, Columbia) (US 200 #3/US R&B #1)
- The Best of Earth, Wind & Fire Vol.1 (ベスト・オブ・EW & F VOL.1, 1978, ARC) (US 200 #6/US R&B #3)
- I Am (黙示録, 1979, ARC) (US 200 #3/US R&B #1)
- Faces (フェイセス, 1980, ARC) (US 200 #10/US R&B #2)
- Raise! (天空の女神, 1981, ARC) (US 200 #5/US R&B #1)
- Powerlight (創世記, 1983, Columbia) (US 200 #12/US R&B #4)
- Electric Universe (エレクトリック・ユニヴァース, 1983, Columbia) (US 200 #40/US R&B #8)
- ホーンセクションを捨て、電子ドラムやシンセサイザーなどを多用したが不評だった。
- Touch the World (タッチ・ザ・ワールド, 1987, Columbia) (US 200 #33/US R&B #3)
- The Best of Earth, Wind & Fire Vol.2 (1988, Columbia) (US 200 #190/US R&B #74)
- Heritage (ヘリテッジ, 1990, Columbia) (US 200 #70/US R&B #19)
- これがコロムビア・レコードからリリースされた最後のアルバムである。
- Millennium (千年伝説, 1993, Reprise/Warner Bros.) (US 200 #39/US R&B #8)
- ワーナー復帰後の第1弾。プリンス等外部のミュージシャンを呼んでいる。
- Live in VELFARRE (1995, Karimba Records)
- 1995年のヴェルファーレでのライヴを収めたライヴ・アルバム。
- Greatest Hits Live (1996, Pyramid/Rhino) (US 200 #--/US R&B #75)
- In the Name of Love (イン・ザ・ネイム・オブ・ラブ 1997, Pyramid/Rhino) (US 200 #--/US R&B #50)
- 自主レーベル、カリンバ・レコード制作。1996年にavex traxよりAvatar(アヴェタ)のタイトルでリリースされ、翌年にライノより構成を変えてリイシュー。2003年にも自主レーベル、カリンバよりオリジナル・タイトルでリイシュー。
- "Greatest Hits" (1998, Columbia) (US 200 #--/US R&B #--)
- The Essential Earth, Wind & Fire (2002, Columbia) (US 200 #--/US R&B #91)
- The Promise (2003, Kalimba Records) (US 200 #89/US R&B #19)
- 国内盤は前作に続き、avexより。
- Illumination (2005, Sanctuary Records) (US 200 #32/US R&B #8)
- Now, Then & Forever (フォーエバー, 2013, Legacy Recordings) (US 200 #11/US R&B #5)
- 国内盤はソニー・ミュージックより。
- Japanese Singles Collection-Greatest Hits- (ジャパニーズ・シングル・コレクション-グレイテスト・ヒッツ-, 2020, Sony Music Japan International)
- 日本限定発売、日本でリリースされた全シングル発売順にUS7インチ・シングルヴァージョンに準じて収録。DVDには世界初DVD化4曲含む20曲のミュージックビデオを収録。
サウンドトラック
編集- スウィート・スウィートバックス・バッドアス・ソング:独立系ながら興業成績1位になった映画のサントラ盤を担当した。
シングル
編集1970年
- "Love Is Life" (US HOT100 #93 /US R&B #43)
1971年
- "I Think About Lovin You" (US HOT100 - /US R&B #44)
1973年
- "Evil" (US HOT100 #50 /US R&B #25)
- "Keep Your Head to the Sky" (US HOT100 #52 /US R&B #23)
1974年
- "Mighty Mighty" (US HOT100 #29 /US R&B #4)
- "Kalimba Story" (US HOT100 #55 /US R&B #6)
- "Devotion" (US HOT100 #33 /US R&B #23)
1975年
- "Shining Star" (US HOT100 #1 /US R&B #1)
- 初の全米No.1曲。
- "That's the Way of the World" (US HOT100 #12 /US R&B #5)
- 邦題「暗黒への挑戦」。
- "Sing a Song" (US HOT100 #5 /US R&B #1)
1976年
- "Can't Hide Love" (US HOT100 #39 /US R&B #11)
- "Getaway" (US HOT100 #12 /US R&B #1)
- "Saturday Nite" (US HOT100 #21 /US R&B #4)
- "On Your Face" (US HOT100 - /US R&B #26)
1977年
- "太陽の戦士 Serpentine Fire" (CBS・ソニー、06SP-198)(US HOT100 #13 /US R&B #1)
- "Fantasy" (US HOT100 #32 /US R&B #12)
1978年
- "Got to Get You into My Life" (US HOT100 #9 /US R&B #1)
- ビートルズの同名曲のカバー。
- "September" (US HOT100#8 /US R&B #1)
- 代表的な曲の一つ。
- "Boogie Wonderland" with The Emotions (US HOT100 #6 /US R&B #2)
- ディスコナンバー。当時アースに全面バックアップを受けていたエモーションズがバックコーラスとして参加。
1979年
- "After the Love Has Gone" (US HOT100 #2 /US R&B #2)
- AORの作曲家デイヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドン、ビル・チャンプリンが提供。
- "In the Stone" (US HOT100 #58 /US R&B #23)
- "Star" (US HOT100 #64 /US R&B #47)
1980年
- "Let Me Talk" (US HOT100 #44 /US R&B #8)、
- "You" (US HOT100 #48 /US R&B #10)
- "And Love Goes on" (US HOT100 #59 /US R&B #15)
1981年
- "Let's Groove" (US HOT100 #3 /US R&B #1)
- 復活したアースらしい曲。
- "Wanna Be with You" (US HOT100 #51 /US R&B #15)
1982年
- "Fall in Love with Me" (US HOT100 #17 /US R&B #4)
- "Side by Side" (US HOT100 #76 /US R&B #15)
1983年
- "Spread Your Love" (US HOT100 - /US R&B #57)
- "Magnetic" (US HOT100 #57 /US R&B #10)
1987年
- "System of Survival" (US HOT100 #60 /US R&B #1)
- "Thinking of You" (US HOT100 #67 /US R&B #3)
- "Evil Roy" (US HOT100 - /US R&B #22)
- "You and I" (US HOT100 - /US R&B #29)
1988年
- "Turn on (The Beat Box)" (US HOT100 - /US R&B #26)
1990年
- "For the Love of You" (US HOT100 - /US R&B #19)
- "Heritage" (US HOT100 - /US R&B #5)
- "Wanna Be the Man" (US HOT100 - /US R&B #46)
1993年
- "Sunday Morning" (US HOT100 #53 /US R&B #20)
- "Spend the Night" (US HOT100 - /US R&B #42)
- "Two Hearts" (US HOT100 - /US R&B #88)
1997年
- "Revolution" (US HOT100 - /US R&B #89)
2003年
- "All in the Way" with The Emotions (US HOT100 - /US R&B #77)
2005年
- "Pure Gold" (US HOT100 - /US R&B #76)
日本での活動
編集日本での人気は非常に高く、 幾度となく来日公演を行っている。また、DREAMS COME TRUE(特にベーシストの中村正人)が強く影響を受けており[12]、『WHEREVER YOU ARE』ではモーリス・ホワイトがバックボーカルに参加している。
日本公演
編集- 3月26日〜28日 日本武道館、30日九電体育館、31日 京都府立体育館、4月1日 名古屋国際展示場、2日 大阪府立体育館、3日 大阪厚生年金会館
- 10月25日 東京ドーム
- 4月1日、2日 国立代々木第一体育館、11日 大阪城ホール、12日 東京ベイNKホール
- 4月21日、22日、25日 日本武道館
- 9月21日 東京ベイN.K.ホール、23日、24日 日本武道館
- 9月26日、27日 東京国際フォーラム ホールA
- 11月27日〜29日 東京国際フォーラムホールA、12月2日 フェスティバルホール、3日 福岡国際センター
- 9月3日、4日 日本武道館、5日 名古屋レインボーホール、7日 福岡国際センター、9日 大阪城ホール、10日 愛媛県民文化会館メインホール
- 1月14日、15日 フェスティバルホール、18日、19日 日本武道館、20日 愛知県芸術劇場大ホール
- 5月17日 東京国際フォーラム ホールA
- 8月10日 SUMMER SONIC大阪、8月11日 SUMMER SONIC東京、
- 9月19日 名古屋国際会議場、9月22日 フェスティバルホール
- 5月20日 フェスティバルホール、5月22日 日本武道館、5月24日 ニトリ文化ホール、5月26日 静岡市民文化会館大ホール、5月27日 広島文化学園HBGホール
その他
編集脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j k Huey, Steve. Earth, Wind & Fire | Biography & History - オールミュージック. 2020年12月8日閲覧。
- ^ a b c d e “Maurice White”. www.songhall.org. Songwriters Hall of Fame. 2023年4月24日閲覧。 “Members Maurice White, Philip Bailey, Verdine White, Larry Dunn and Al McKay are known for their signature sound of fusing Pop, R&B, Rock, Latin, Funk, Jazz and African Music to win numerous awards.”
- ^ “EW&Fのモーリス・ホワイト逝去。ソニー・ミュージックからの追悼文。”. Sony Music (2016年2月6日). 2016年3月10日閲覧。
- ^ a b c d “アース・ウインド&ファイヤー モーリス・ホワイトさん死去”. NHK (2016年2月5日). 2016年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月13日閲覧。
- ^ “The Salty Peppers - Overview”. allmusic.com. 2012年7月27日閲覧。
- ^ a b “【2016年グラミー特集】グラミー生涯業績賞、ハービー・ハンコックやアース・ウィンド&ファイア”. BARKS (2016年1月15日). 2016年2月5日閲覧。
- ^ a b c d Maurice White, leader and founder of Earth, Wind & Fire, dies at 74 CNN英語版サイト、2016年2月5日閲覧。
- ^ ベストヒットUSAにおける小林克也の発言
- ^ https://rateyourmusic.com/artist/earth-wind-and-fire
- ^ アルバムgratitude(2004年、日本再発盤)のウィリアム・C・ローデンによるライナー
- ^ インフォメーション | Sony Music
- ^ “中村正人×大森靖子「私とドリカム2」対談”. 音楽ナタリー. p. 3 (2015年3月31日). 2016年2月6日閲覧。
関連項目
編集- 長岡秀星(レコードジャケットのアートワークを担当)
- ファンク
- ディスコ・ミュージシャンの一覧
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- アース・ウィンド・アンド・ファイアー (EarthWindandFire) - Facebook
- アース・ウィンド・アンド・ファイアー (@earthwindfire) - X(旧Twitter)
- アース・ウィンド・アンド・ファイアー - YouTubeチャンネル
- アース・ウィンド・アンド・ファイアー - ソニーミュージック
- アース・ウィンド・アンド・ファイアー - ワーナーミュージック・ジャパン