アンドリュー・トルガシェフ
アメリカ合衆国のフィギュアスケート選手
アンドリュー・トルガシェフ(英語: Andrew Torgashev、2001年5月29日 - )は、アメリカ合衆国、コーラルスプリングス出身のフィギュアスケート選手(男子シングル)。2015年全米ジュニア選手権優勝。2016年CSタリントロフィー3位。
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2017年JGPファイナルでのトルガシェフ | ||||||||||||||||||
生誕 |
2001年5月29日(23歳) コーラルスプリングス | |||||||||||||||||
身長 | 170 cm | |||||||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||||||
代表国 | アメリカ合衆国 | |||||||||||||||||
コーチ |
クリスティ・クラール エリック・シュルツ | |||||||||||||||||
所属クラブ | ブロードムーアSC | |||||||||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||||||||||
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人物
編集父は旧ソビエト連邦の元ペアスケート選手であるアルテム・トルガシェフ。母はアイスダンス選手であるイローナ・メルニチェンコ。
経歴
編集2005年にフィギュアスケートを始める。2010年12月に全米ジュニアフィギュアスケート選手権のジュブナイル部門で銅メダルを獲得する。
2014-2015シーズン、ジュニアグランプリシリーズに参戦し JGPチェコスケートは4位、JGPタリン杯では5位となった。 全米選手権のジュニア部門で優勝し、世界ジュニア選手権の代表に選ばれた。 世界ジュニア選手権では10位となる。
2015-2016シーズン、4回転トウループを練習中に足を捻挫し[1]、シーズン全ての試合を欠場した[2]。
2016-2017シーズン、ジュニアグランプリシリーズのモルドヴィア杯では銀メダルを獲得したが、2戦目のブラエオン・シュベルター杯はジャンプのミスが重なり4位となった。
全米選手権で11位となり世界ジュニア選手権の代表に選ばれたが、ショートプログラム25位となり、フリーに進むことができなかった。
2017-2018シーズン、ジュニアグランプリシリーズのミンスク・アリーナ杯で自己ベストを更新し銀メダルを獲得した。 エーニャ・ノイマルクトでは4位となった。 初出場のジュニアグランプリファイナルではFSでほぼすべてのジャンプを失敗し、6位に終わった。 全米選手権では13位になり、世界ジュニア選手権の代表を逃した。
主な戦績
編集国際大会(シニア) | |||||||||||
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大会/年 | 2013 -14 |
2014 -15 |
2016 -17 |
2017 -18 |
2018 -19 |
2019 -20 |
2020 -21 |
2021 -22 |
2022 -23 |
2023 -24 |
2024 -25 |
世界選手権 | 21 | ||||||||||
四大陸選手権 | 8 | ||||||||||
GP NHK杯 | 4 | ||||||||||
GPフランス杯 | 3 | ||||||||||
GPスケートアメリカ | 7 | ||||||||||
CSネーベルホルン杯 | 9 | ||||||||||
CSクランベリー杯 | 5 | ||||||||||
CSゴールデンスピン | WD | ||||||||||
CSアジアフィギュア杯 | 2 | ||||||||||
CSタリントロフィー | 3 | ||||||||||
CSワルシャワ杯 | 6 | ||||||||||
チャレンジカップ | 5 | ||||||||||
フィラデルフィアサマー | 6 | 1 | |||||||||
エーニャスプリング杯 | 2 | ||||||||||
国内大会 | |||||||||||
全米選手権 | 4 N | 1 J | 11 | 13 | 7 | 5 | 3 | 5 | |||
国際大会(ジュニア) | |||||||||||
世界ジュニア選手権 | 10 | 25 | 8 | ||||||||
JGPファイナル | 6 | WD | |||||||||
JGPクロアチア杯 | 4 | ||||||||||
JGPリガ杯 | 4 | ||||||||||
JGPブラチスラヴァ | 4 | ||||||||||
JGPアンバー杯 | 1 | ||||||||||
JGPエーニャ・ノイマルクト | 4 | ||||||||||
JGPミンスク・アリーナ杯 | 2 | ||||||||||
JGP B.シュベルター杯 | 4 | ||||||||||
JGPモルドヴィア杯 | 2 | ||||||||||
JGPタリン杯 | 5 | ||||||||||
JGPチェコスケート | 4 |
- N - ノービスクラス
- J - ジュニアクラス
詳細
編集2024-2025 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2024年11月8日 - 10日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(東京) | 4 84.36 |
5 162.22 |
4 246.58 |
2024年11月1日 - 3日 | ISUグランプリシリーズ フランスグランプリ(アンジェ) | 4 81.54 |
4 152.10 |
3 233.64 |
2024年9月19日 - 21日 | ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 14 63.62 |
6 143.73 |
9 207.65 |
2023-2024 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2024年1月30日 - 2月4日 | 2024年四大陸フィギュアスケート選手権(上海) | 8 81.15 |
8 156.05 |
8 237.20 |
2024年1月22日 - 28日 | 2024年全米フィギュアスケート選手権(コロンバス) | 4 88.02 |
7 151.19 |
5 239.21 |
2023年10月20日 - 22日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(アレン) | 11 68.71 |
6 150.96 |
7 219.67 |
2023年9月8日 - 10日 | ISUチャレンジャーシリーズロンバルディアトロフィー(ベルガモ) | 2 86.41 |
4 146.85 |
3 233.26 |
2022-2023 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2023年3月20日 - 26日 | 2023年世界フィギュアスケート選手権(さいたま) | 22 71.41 |
21 139.18 |
21 210.59 |
2023年2月23日 - 26日 | チャレンジカップ 2023(ティルブルフ) | 10 70.33 |
4 145.53 |
5 215.86 |
2023年1月23日 - 29日 | 2023年全米フィギュアスケート選手権(ナッシュビル) | 5 78.78 |
1 177.78 |
3 255.56 |
2019-2020 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2020年3月2日 - 8日 | 2020年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(タリン) | 3 81.50 |
11 127.45 |
8 208.95 |
2020年1月20日 - 26日 | 2020年全米フィギュアスケート選手権(グリーンズボロ) | 3 97.87 |
5 162.77 |
5 260.64 |
2019年10月30日 - 11月3日 | ISUチャレンジャーシリーズ アジアフィギュア杯(東莞) | 2 72.91 |
2 144.63 |
2 217.54 |
2019年9月25日 - 28日 | ISUジュニアグランプリ クロアチア杯(ザグレブ) | 2 80.53 |
6 132.33 |
4 212.86 |
2019年9月4日 - 7日 | ISUジュニアグランプリ リガ杯(リガ) | 6 65.07 |
4 131.16 |
4 196.23 |
2018-2019 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2019年3月28日 - 31日 | エーニャスプリングトロフィー(エーニャ) | 4 66.97 |
1 151.46 |
2 218.43 |
2019年1月18日 - 27日 | 全米フィギュアスケート選手権(デトロイト) | 9 76.95 |
6 149.02 |
7 225.97 |
2018年9月6日 - 9日 | ISUジュニアグランプリ アンバー杯(カウナス) | 2 69.39 |
1 132.24 |
1 201.63 |
2018年8月22日 - 25日 | ISUジュニアグランプリ ブラチスラヴァ(ブラチスラヴァ) | 5 65.37 |
3 129.38 |
4 194.75 |
2018年7月30日 - 8月5日 | フィラデルフィアサマーインターナショナル(フィラデルフィア) | 3 67.67 |
2 138.74 |
1 206.41 |
2017-2018 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2017年12月28日 - 2018年1月7日 | 全米フィギュアスケート選手権(サンノゼ) | 9 81.32 |
14 135.69 |
13 217.01 |
2017年12月7日 - 8日 | ISUジュニアグランプリファイナル(名古屋) | 6 64.73 |
6 95.76 |
6 160.49 |
2017年11月16日 - 19日 | ISUチャレンジャーシリーズワルシャワ杯(ワルシャワ) | 6 61.52 |
6 121.26 |
6 182.78 |
2017年10月11日 - 14日 | ISUジュニアグランプリ エーニャ・ノイマルクト(エーニャ/ボルツァーノ) | 4 69.03 |
2 136.53 |
4 205.56 |
2017年9月20日 - 24日 | ISUジュニアグランプリ ミンスク・アリーナ杯(ミンスク) | 3 74.34 |
2 138.37 |
2 212.71 |
2016-2017 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2017年3月13日 - 19日 | 2017年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(台北) | 25 55.42 |
- | 25 |
2017年1月14日 - 22日 | 全米フィギュアスケート選手権(カンザスシティ) | 7 77.82 |
11 147.53 |
11 225.35 |
2016年11月19日 - 25日 | ISUチャレンジャーシリーズ タリントロフィー(タリン) | 4 68.12 |
4 133.33 |
3 201.45 |
2016年10月5日 - 8日 | ISUジュニアグランプリ ブラエオン・シュベルター杯(ドレスデン) | 2 73.48 |
6 118.32 |
4 191.80 |
2016年9月14日 - 17日 | ISUジュニアグランプリ モルドヴィア杯(サランスク) | 3 65.47 |
2 139.44 |
2 204.91 |
2014-2015 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2015年3月2日 - 8日 | 2015年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(タリン) | 10 67.78 |
6 133.96 |
10 201.74 |
2015年1月18日 - 25日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(グリーンズボロ) | 1 75.61 |
1 149.63 |
1 225.24 |
2014年9月24日 - 28日 | ISUジュニアグランプリ タリン杯(タリン) | 4 64.70 |
6 112.95 |
5 177.37 |
2014年9月3日 - 6日 | ISUジュニアグランプリ チェコスケート(オストラヴァ) | 4 57.94 |
2 124.63 |
4 182.57 |
2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2014年1月5日 - 12日 | 全米フィギュアスケート選手権 ノービスクラス(ボストン) | 10 34.26 |
2 97.78 |
4 132.04 |
プログラム使用曲
編集シーズン | SP | FS |
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2019-2020 | Bloodstream トキオ・マイヤーズ |
オペラ『トスカ』より 星は光りぬ 作曲:プッチーニ |
2018-2019 | オープン・アームス 演奏:ジャーニー |
ロクサーヌのタンゴ (映画『ムーランルージュ』サウンドトラックより) |
2017-2018 | 月光ソナタ 作曲:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン | |
2016-2017 | カテドラルの時代 (ミュージカル『ノートルダム・ド・パリ』より) 作曲:リシャール・コチャンテ |
ボヘミアン・ラプソディ 作曲:クイーン |
2015-2016 | ||
2014-2015 | パリの散歩道 作曲:ゲイリー・ムーア |
アランフエス協奏曲 作曲:ホアキン・ロドリーゴ |
脚注
編集- ^ Rutherford, Lynn (July 19, 2016). “Smarter, stronger Torgashev aims to regain top form”. IceNetwork.com. オリジナルのAugust 1, 2017時点におけるアーカイブ。
- ^ Rutherford, Lynn (February 1, 2017). “In face of injury, Brown puts positivity to the test”. IceNetwork.com. オリジナルのJuly 3, 2018時点におけるアーカイブ。
参考文献
編集外部リンク
編集- アンドリュー・トルガシェフ (@andrewtorg29) - X(旧Twitter)
- アンドリュー・トルガシェフ (@andrewtorg29) - Instagram