アレクサンドル・アンクヴァブ
アレクサンドル・アンクヴァブ(アブハズ語: Алықьсандр Золотинска-иҧа Анқәаб, グルジア語: ალექსანდრე ანქვაბი; 1952年12月26日 - )は、グルジアの政治家。国際的に未承認のアブハジア共和国において、2020年4月23日より首相を務めている。大統領を2014年6月まで務めていたが、反政権デモの高まりにより議会に職務不能と議決され辞職した。過去に副大統領、大統領代行を歴任した。アレクサンドル・アンクワブとも表記される[2]。
アレクサンドル・アンクヴァブ Алықьсандр Анқәаб | |
任期 | 2005年2月14日 – 2010年2月13日 |
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元首 | セルゲイ・バガプシュ大統領 |
任期 | 2020年4月23日 – 現職 |
元首 | アスラン・ブジャニヤ大統領 |
任期 | 2011年5月29日 – 2014年6月1日 2011年9月26日まで大統領代行 |
ミハイル・ログア | |
任期 | 2010年2月12日 – 2011年5月29日 |
元首 | セルゲイ・バガプシュ大統領 |
任期 | 1992年6月24日 – 1993年 |
出生 | 1952年12月26日(72歳) グルジア・ソビエト社会主義共和国アブハジア自治共和国スフミ |
政党 | アイタイラ[1] |
署名 |
経歴
編集- 1975年 アブハジア自治ソビエト社会主義共和国法務省で、後にコムソモール・アブハジア州委員会でグダウト地区委員会第一書記、グダウト地区内務課長として働く。
- 1983年 グルジア共産党中央委員会において、行政機関課教官、農業課科学・経済分析班主任、行政機関課副主任として働く。
- 1984年 グルジア・ソビエト社会主義共和国内務次官。
- 1991年 アブハジア最高会議代議員。
- 1992年 アブハジア共和国内務相。
- 1993年以降 社会・政治活動、ビジネス、慈善活動に従事。
- 2004年 大統領選において、セルゲイ・バガプシュ支持を表明。
- 2005年2月14日 アブハジア共和国首相に任命[3]。
- 2010年2月12日 アブハジア共和国副大統領に就任。13日に首相を辞任[4]。
- 2011年5月29日 バガプシュ大統領死去に伴い大統領職務を代行[5]。9月26日より正式な大統領に就任。
- 2014年6月1日 議会に職務不能と宣言され大統領を辞職。大統領代行にはバレリ・ブガンバ議会議長が任命される[6]。
- 2020年4月24日 アスラン・ブジャニヤ大統領より首相に任命される(2期目の首相)[7]。
パーソナル
編集脚注
編集- ^ Gularidze, Tea (2004年10月2日). “Breakaway Abkhazia Elects New Leader”. Civil.ge 2016年12月4日閲覧。
- ^ アブハジアに新大統領.『読売新聞』.2011年08月28日付朝刊、6面
- ^ “Назначен новый премьер-министр Абхазии”. РИА "Новости". Кавказский Узел. (2005年2月14日) 2016年12月4日閲覧。
- ^ Савенков В. (2012年2月22日). “Кому мешает президент Абхазии?: На главу республики совершено шестое покушение за последние семь лет”. Свободная Пресса 2016年12月4日閲覧。
- ^ アブハジア大統領死去.『読売新聞』.2011年05月30日付朝刊、4面
- ^ グルジアの親露派分離地域 アブハジア大統領辞任.『産経新聞』.2014年06月03日付朝刊、8面
- ^ “Former Abkhaz Leader Appointed as Government Head”. シヴィル・ジョルジア. (2020年4月24日) 2020年4月25日閲覧。
公職 | ||
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先代 セルゲイ・バガプシュ |
アブハジア共和国大統領 第3代:2011 - 2014 |
次代 バレリ・ブガンバ |
先代 ラウリ・ハジムバ |
アブハジア共和国副大統領 2010 - 2011 |
次代 ミハイル・ログア |
先代 ノダル・ハシュバ バレリ・ブガンバ |
アブハジア共和国首相 第8代:2005 - 2010 第16代:2020 - |
次代 セルゲイ・シャンバ (現職) |