わらいのじかん
『わらいのじかん』は、1999年から2000年にかけて、テレビ朝日系列で放送されていたテレビ朝日、吉本興業制作のバラエティ番組である。また、本項では、『わらいのじかん2』についても記述する。
わらいのじかん | |
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出演者 |
松本人志(ダウンタウン) 今田耕司 など |
製作 | |
制作 | テレビ朝日 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
わらいのじかん | |
放送期間 | 1999年10月23日 - 2000年3月18日 |
放送時間 | 土曜日18:58 - 19:59 |
放送分 | 61分 |
わらいのじかん2 | |
放送期間 | 2000年4月29日 - 2000年9月16日 |
放送時間 | 土曜日18:58 - 19:59 |
放送分 | 61分 |
わらいのじかん
編集内容
編集松本人志と今田耕司の2人をMCに迎え、吉本のタレントで数々を追求する番組であったが視聴率は振るわず路線変更の末、打ち切りとなった。2000年にはVHSソフト化された。
「オリジナル中華まんを作ろう」との企画で松本が試作した「酒かすまん」と今田が試作した「とうがらしビーフンまん」が実際にコンビニエンスストアのサンクスで発売された。元々街角試食者には「ハンバーグまん」という中華まんが好評であったが、ありきたりであると言うことで、「打倒!ハンバーグまん」を目指し作られたのが上記の2つである。なお「納豆まん」・「漬物まん」は、試食者には不評だった。そして、出演者、一般の試食者全員からマズいとの烙印を押されたにもかかわらず作られた「ミルクウエハースまん」、ほかにも「ニューハッカまん」などと言った特徴的なものも企画された。
オープニングには、架空の特撮ヒーロードラマ風の映像が使用され、また、テーマ曲は松本が作詞を担当した。
主な企画
編集- 徹底討論どうするどうなる吉本興業 - 『朝まで生テレビ!』を意識した座組のセットに、吉本芸人同士の暴露エピソードが繰り広げられる。
- 西川きよしのがんばりや!
- でんわ-TELEPHONE- - 松本と今田が吉本芸人に電話でトークする内容。野沢直子や島田洋七、当時そこまで松本とガッツリとした共演がなかったロンドンブーツ1号2号が出演。
- 1999創作ダンスコンテスト
- 寝起きハイテンショングランプリ - 『ダウンタウンのごっつええ感じ』でかつて行われてた、全く同じ企画。吉本芸人以外では上島竜兵(ダチョウ倶楽部)や当時ジョーダンズとして活動してた三又忠久(現・三又又三)が出演。司会進行は当時テレビ朝日アナウンサーであった丸川珠代や下平さやかが担当した。
- 笑ってよ松っちゃん
- なりきり写真グランプリ
- 友野英俊のボンタン狩り
- 渋谷ワールドサファリバスツアー
- 第1回吉本杯争奪ヘッドボウリング選手権
- 松ちゃんビデオフェスティバル
芸人ナンバー
編集吉本興業での芸歴順の番号。番組内で判明したのは下記のもの。(1999.10 - 2000.03当時)
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スタッフ
編集- 構成・ブレーン : かわら長介、長谷川朝二、川野将一、下田健一、渡辺鐘/今田耕司
- 技術 : 森野憲俊
- SW : 河西純
- CAM : 遠山康之
- VE : 水野博道
- AUD : 高橋幸則
- 照明 : 北澤正樹
- VTR編集 : 宮村浩高、平田孝聡
- MA : 田辺邦明
- 音効 : 中村康治
- 美術 : 永田勝明
- セットデザイン : 野口陽介
- 美術進行 : 秋山真弥
- タイトルデザイン : 堀内肇
- スタイリスト : 高堂のりこ
- ヘアメイク : 藤井理花
- AP : 小川仁(吉本興業)、古賀卓・宇野祐司(ワイズビジョン)
- ディレクター : 小林ユージ、並木慶、菊井徳明、高橋純、武石政人、柏渕亘
- 演出 : 西田二郎(ワイズビジョン)
- 総合演出 : 白岩久弥(ワイズビジョン)
- プロデューサー : 岡本昭彦(吉本興業)、武野一起(ワイズビジョン)、大野克己(IVSテレビ制作)、杉村全陽(テレビ朝日)
- 美術協力 : フジアール
- 技術協力 : ニユーテレス、FLT、レモンスタジオ、BAY SIDE STUDIO、フリー・フォーム・カンパニー、サウンドエフェクト、HIBINO、八峯テレビ
- スタッフ協力 : Hi-Moon、バックアップメディア
- 制作協力 : ワイズビジョン
- 制作 : テレビ朝日、吉本興業
わらいのじかん2
編集- 放送期間 : 2000年4月29日 - 2000年9月16日
- 放送時間 : 土曜日18:58 - 19:59(JST、朝日放送を除く。詳細はネット局の欄を参照。)
内容
編集視聴者からの投稿ネタを中心とした番組構成に変更された。松本が父、今田が母(今子)、杉田かおるが長女、釈由美子が次女、えなりかずきが長男との設定の、スタジオセットでそれぞれの役を演じる半コント仕立で、『欽ドン!』にも見られたスタイルだが、進行は主にフリートーク風で行われた。また、各コーナーは、松本家を訪れた番組レギュラーが進行する形式となった。
視聴率は、2.2%と言うゴールデンタイムとしては異例の低視聴率を記録する回もあり、番組は5か月で打ち切りとなった。また、本番組の終了から7か月後の2001年4月に開始された藤井隆司会の『ベストヒットTV』には、今田・木村祐一も準レギュラーとして出演した。
出演者
編集- 杉田かおる(役名:松本ちはる)※杉田が子役時代に出演したドラマ『パパと呼ばないで』での役名に由来する。
- 釈由美子(役名:松本釈子)
- えなりかずき(役名:松本かずき)
- 藤井隆 ※松本家に下宿するタレントとして出演
- 木村祐一
- 雨上がり決死隊
- DonDokoDon
- 志村けん ※普段は2階で1人でいるという祖父の設定で変なおじさんの格好でゲスト出演
主なコーナー
編集- かえカラ - DonDokoDonが進行する企画のため、店の名前を「ドンドン」にしていた。
- クイズ知り自慢 - 当初はシマウマのセットがあり、タイトルも「知り自慢ジマウマ」であったが、途中から「いなくなった」。
- みんなの写真でがんばって! - 一人ごっつ等で行われていた「写真で一言」を、視聴者からの投稿写真をお題にして行なっていた。松本だけではなく、今田らファミリー達も回答を出し合っていたが、中でも釈の回答が際立っていて、松本からも絶賛を浴びていた。
- お名前覚えまショウ - 吉本の新人が名前が入った立て札とともに登場し一芸を披露して次から次へと入れ替わっていく。一巡したのち、新人達は立て札の名前を隠して再登場し、パネリスト達が記憶を頼りに名前を当てるコーナー。前わらいのじかんでは、ダウンタウン両名が名前を当てる側として出演していた。ケンドーコバヤシ、なかやまきんに君、コンビ時代の椿鬼奴、カラテカ、森三中、品川庄司、増谷キートンの無名時代を垣間見ることができる。同コーナー内でまさまさきのり時代の錦鯉長谷川がウザからみをしたため、浜田にかわいがりをされたエピソードがある。
スタッフ
編集ネット局
編集放送対象地域 | 放送局 | 系列 | ネット形態 |
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関東広域圏 | テレビ朝日 | テレビ朝日系列 | 制作局 |
北海道 | 北海道テレビ | 同時ネット | |
青森県 | 青森朝日放送 | ||
岩手県 | 岩手朝日テレビ | ||
宮城県 | 東日本放送 | ||
秋田県 | 秋田朝日放送 | ||
山形県 | 山形テレビ | ||
福島県 | 福島放送 | ||
新潟県 | 新潟テレビ21 | ||
長野県 | 長野朝日放送 | ||
静岡県 | 静岡朝日テレビ | ||
石川県 | 北陸朝日放送 | ||
中京広域圏 | 名古屋テレビ | ||
近畿広域圏 | 朝日放送 | 先行放送[注釈 2] | |
島根県 鳥取県 |
山陰放送 | TBS系列 | 遅れネット |
広島県 | 広島ホームテレビ | テレビ朝日系列 | 同時ネット |
山口県 | 山口朝日放送 | ||
香川県 岡山県 |
瀬戸内海放送 | ||
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ | ||
福岡県 | 九州朝日放送 | ||
長崎県 | 長崎文化放送 | ||
熊本県 | 熊本朝日放送 | ||
大分県 | 大分朝日放送 | ||
鹿児島県 | 鹿児島放送 | ||
沖縄県 | 琉球朝日放送 |
脚注
編集注釈
編集- ^ a b ココリコは裏番組休止時に限り出演。
- ^ 本番組の放送時間帯で『新・部長刑事 アーバンポリス24』を放送していた関係で、同日の18:28 - 19:30に先行放送された。
テレビ朝日系列 土曜18:58 - 19:00枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
わらいのじかん
↓ わらいのじかん2 |
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テレビ朝日系列 土曜19:00 - 19:59枠 | ||
ドキドキ世界大冒険
※19:00 - 20:00 |
わらいのじかん
↓ わらいのじかん2 |
年中夢中コンビニ宴ス
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