ガレッジセール

日本のお笑いタレント

ガレッジセールGarage Sale)は、川田広樹ゴリからなるお笑いコンビである。吉本興業東京本社に所属。略称は「ガレッジ」。当初のコンビ名は「ガレージセール」。

ガレッジセール
メンバー 川田広樹
ゴリ
結成年 1995年5月
事務所 吉本興業
活動時期 1995年 -
出身 渋谷公園通り劇場
出会い 那覇市立松城中学校
旧コンビ名 ガレージセール
現在の活動状況 テレビ・ライブなど
芸種 コント
ネタ作成者 ゴリ
現在の代表番組 ラフピー!
ガレッジセールのオリタラドコ旅
ご当地グルメ探偵団
ゴリ夢中(ゴリのみ)
過去の代表番組 天才てれびくんMAX
ガガガガガレッジセール
笑っていいとも!
ワンナイR&R
きん☆すた
にじいろジーン
同期 ダイノジ[1]
おぎやはぎ[2]
バカリズムなど
公式サイト 公式プロフィール
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メンバー

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2008年9月ごろまで、二人の立ち位置は現在と左右逆だった。

略歴

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中学時代の同級生。中学3年の夏、川田が那覇市立松城中学校へ転校し、ゴリとクラスメイトになり出会う。

ゴリは役者志望だったが、日本大学芸術学部在学中、友人からの「面白いからお笑いやればいいのに」というひと言がきっかけでお笑い芸人を志し大学を中退。当時沖縄在住だった川田を誘いガレッジセールを結成する。

1995年、東京吉本総合学院(東京NSC)第1期生への入学を希望するが、すでに入学受付は終了していた。そんな折ゴリは、雑誌にて渋谷公園通り劇場の存在を知り「芸人にしてほしい」と申し入れるが、芸人養成はしていないと断られる。その後、「ボランティアスタッフ」を偶然見つけ、月曜から金曜まで1日15時間を劇場スタッフとして無給で働いた。無給で働く条件として「本番中だけ芸の勉強をしたい」と要求[4]。先輩芸人の芸を学びながら雑用や会場作り、客の呼び込みのほか、当時劇場で活躍していたココリコロンドンブーツ1号2号ら芸人を楽屋からステージまで誘導していた。

ボランティアスタッフとなり数か月を経て初舞台を踏んだ。カルト芸人トーナメント『続・やけど温泉』での準優勝が認められ、渋谷公園通り劇場の第1号芸人となる。準優勝した映像は2007年の『メントレG』(フジテレビ系)で初公開された。

同期にはダイノジ[1]おぎやはぎ[2]等がいる。芸歴は初舞台の時点からカウントされるため、東京NSC第1期生である品川庄司はガレッジセールを先輩として接している[2]。大阪NSCにおける13期と14期の間にあたり、同年デビューのブラックマヨネーズは数か月先輩なため、タメ口を交じえた敬語で会話する。

コンビ名は「ガレージセール(自宅車庫を即席の店舗にして、家の不用品を通行人に売る)のように、気軽に売り出せる笑いを」の思いを込め、渋谷公園通り劇場の作家が命名。当初は「ガレージセール」名義で活動するも、二人は「ガレージセール」の発音が不得手だった。そこで、”ガレージ”の長音符(ー)を促音(ッ)に変更したところ容易く発音できたため、現在の「ガレッジセール」となった。反抗の意味も含んでいる。不採用となった芸名に「さとうきび畑でつかまえて」「具志堅ようこそ」がある。

1997年10月から放送された『ロンブー荘青春記』(日本テレビ系)のレギュラーに抜擢。出演時の二人は川田・ゴリいずれも、“年齢は共に19歳”と年齢詐称していた。同番組内にて、田村淳は本名で活動する照屋に「ゴリ」とニックネームを付け、そのまま芸名として使用した。

『ポエム番長』(サンクチュアリ出版、マッコイ斎藤/監修 ピエール瀧/解説)でのマッコイのプロフィール欄には「マッコイ斎藤がゴリの名付け親」との記載がある。

その後、『森田一義アワー 笑っていいとも!』のレギュラーをつかみ、『ワンナイR&R』でのレギュラー出演により大ブレイクを果たす。「ゴリエ」「川ちゃん」という『ワンナイR&R』から生まれた2人のキャラクターが人気を集めた。以降も活躍し自身の冠番組を持つまでに成長。出身地の沖縄が舞台であるNHK連続テレビ小説ちゅらさん』へ2人で出演した。

2018年6月8日、川田が急性肺塞栓症のため休養することを発表[5]

2018年12月、京都市交響楽団のオーケストラディスカバリーの司会を担当した。

エピソード

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ゴリは身体能力と運動神経が傑出しており、鉄棒での大車輪や、ジャッキー・チェンを彷彿とさせるアクションをこなす。

川田はツッコミでありながら、たびたびボケるのだが、母親の天然ボケが要因のひとつである。バイクの運転が得意。

主なネタはショートコント。ルミネtheよしもとなどの舞台にて披露している。彼らの代表作は、ネタのブリッジでもある「エンダンス、エンダンス、エンダンス、エンダンス、エンダンス、ダンス、ダンス、ダンス、エンジョイプレイ」。テレビ等では2002年ごろまで頻繁に見られた、いわゆる持ちネタである。のちに2005年12月23日放送の『鶴の間』、2007年6月7日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』などで披露した。2009年3月24日の『ドリームライブ2009』にて、矢島美容室が会場リポーターだったガレッジセールに無茶振りし「エンジョイプレイ」を披露。同年9月7日の『しゃべくり007』では「エンジョイプレイ」とデビュー当時のネタを演じた。

幼少時代の佐々木彩夏ももいろクローバーZ)と共演している。

全国区となったきっかけの一つが『笑っていいとも!』である。1999年10月からの毎週火曜日、プリンプリンやるせなす・ガレッジセールの3組が、週ごとに交代するかたちで毎週いずれか1組が出演。2000年9月、やるせなすが降板。2002年の3月までプリンプリンと隔週によるレギュラー出演。2002年の4月から単独で木曜日レギュラーとなる。以降は2009年9月まで10年間レギュラーを務めた。同番組における、吉本芸人では最長期間(準レギュラーの期間も含む)である。

活動初期から活躍し、ほぼ同期の次長課長、ブラックマヨネーズ、フットボールアワーなどが若手扱いだったころから、中堅のように認識されたが、近年は多数のレギュラー番組が終了して番組のゲスト出演や「ひな壇」の出演も増えた。

沖縄出身のミュージシャンによるイベント『琉球フェスティバル』にて毎年司会を務めている。同イベントでは酔った観客に泡盛を渡され、「芸人なら飲め」と一気飲みを強要されるなど、毎年酔い潰されている。出演者は「あんな飲ませ方はいい加減やめろ」と戒めるが、こうした行為が止む気配はない。本人たちは「僕らは芸人ですから」と必死に耐えている。

沖縄PRへの貢献などが認められ、2009年開催の沖縄国際映画祭にて『美ら島沖縄大使』に任命される。2月27日、沖縄県庁での認証式が行われた。

2009年8月28日放送の『ライオンのごきげんよう』(フジテレビ系)では、ゴリが初監督を務めた長編映画『南の島のフリムン』をテーマにトークを展開。同作品の撮影秘話として、出演者であるボビー・オロゴンのエピソードを紹介した。ボビー曰く「英語が話せる」とのことだったがいざ撮影に入ると、”汚い英語”だったため相手に全く通じなかった。そのため、英会話スクールに通ってもらったという。また、映画タイトルにある“フリムン”は沖縄方言で馬鹿(アホ)を意味すると紹介した。

現在の出演番組

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ガレッジセール・ゴリのおきなわフチ歩き(琉球放送)2023年6月4日から第2シーズンスタート

テレビ

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レギュラー
特番

過去の出演番組

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テレビ

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ラジオ

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ドラマ

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ほか多数。

映画

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ほか多数。

ガレッジセール 名義

Gaphia名義

GALAY名義

  • 道産子シーサー(2003年2月5日、アルバム「rare collectives vol.2」より)
    テレビ朝日系「ガレッジヴァンガード」より

ゴリエ(Gorie with Jasmine & Joann)名義

BEGIN with アホナスターズ 名義

沖縄サンゴオールスターズ with ガレッジセール 名義

  • あんやんてぃんどう(2009年4月22日、日本伝統文化振興財団)

舞台

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  • すれすれガレッジセール ハイキック編
  • すれすれガレッジセール ミドルキック編
  • すれすれガレッジセール ローキック編
  • チギれる感じツアー2002 渚のピンポンダッシュ(2002年7月30日、ルミネtheよしもと収録)
  • GARAGE on the PLANET! 2002 ガレッジセール アムステルダムへゆく
  • (株)ガレッジ裏テレビ-報道編-
  • GARAGE SALE HAND!!2008 城組と暁組(プロデューサー:吉川徹)
  • 株式会社カイクリエイツ

脚注

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  1. ^ a b 貴子, 饒波 (2018年12月10日). “芸人だけど音楽フェスに一番呼ばれるDJ!? ダイノジを大解剖してみました”. 琉球新報デジタル. 2024年4月3日閲覧。
  2. ^ a b c 【1ページ目】おぎやはぎ矢作兼 生放送でスピードワゴン小沢一敬の名を出し大慌て「小沢健二の方よ」”. 東スポWEB (2024年3月1日). 2024年4月3日閲覧。
  3. ^ めたるまん(山崎一幸) (2009年8月31). “ガレッジセールが、Wikipediaの誤記述をテレビ番組で訂正”. やじうまWatch (Impress Watch). https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/312021.html 2009年8月31日閲覧。 
  4. ^ “ガレッジセール・ゴリ「根拠のない自信は強い」”. ニッポン放送 NEWS ONLINE 『ENEOSプレゼンツ あさナビ』. (2020年3月31日). https://news.1242.com/article/216306 2024年8月1日閲覧。 
  5. ^ “ガレッジ川田が休養 急性肺塞栓症で 「体調を万全にすることに専念」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2018年6月8日). https://www.daily.co.jp/gossip/2018/06/08/0011335209.shtml 2018年6月8日閲覧。 
  6. ^ 明日をつくろう」の合唱企画に参加。
  7. ^ “ゴリエ、15年ぶりに地上波登場 “ヨロコビ~”のCM出演も「新しいYouTuberと思われるかも(笑)」”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2021年4月14日). https://www.oricon.co.jp/news/2190319/ 2021年4月14日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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