YAMADAチャレンジ杯(やまだチャレンジはい)は、日本将棋連盟が主催、ヤマダ電機(現:ヤマダデンキ)が特別協賛して開催されていた将棋の棋戦[1]。2016年に新設され、2019年度までに4人の優勝者を決定した。2017年の第2回までは「上州YAMADAチャレンジ杯」の名称で開催された。
新型コロナウイルス感染症への対応として、2020年度(第5回)および2021年度(第6回)については中止された。
2023年6月22日、日本将棋連盟はサイト上において「YAMADAチャレンジ杯」を休止・終了棋戦の取り扱いとした[2]

YAMADAチャレンジ杯
棋戦の分類 一般棋戦
旧イベント名 上州YAMADAチャレンジ杯
開催概要
開催時期 8月(決勝)
初回開催 2016年(第1回)
最終開催 2021年(第6回)
(2020-2021年度は中止)
持ち時間 20分(チェスクロック使用)
番勝負 一番勝負
優勝賞金 未公表
主催 日本将棋連盟
上州将棋祭り委員会
協賛 上毛新聞社
群馬テレビ
UCカード
ヤマダ電機
公式サイト YAMADAチャレンジ杯:日本将棋連盟
記録
備考 最終優勝:門倉啓太
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開催方式

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上州YAMADAチャレンジ杯

第1回

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五段以下の全現役棋士とアマチュア選抜選手1名によるトーナメント[1]で、現役年数とタイトル戦出場有無の制限はなし。
持時間は20分(チェスクロック使用)で切れたら一手30秒。
準決勝及び決勝は8月に群馬県高崎市の「ヤマダ電機LABI1高崎」にて公開対局で開催。優勝者は翌年の正月に同じ会場で開催される「上州将棋祭り」にて女子将棋YAMADAチャレンジ杯の優勝者と「上州YAMADAチャレンジ杯ドリームファイナル」と称したエキシビジョンマッチ(持時間は5分、切れたら一手30秒)を行った。

第2回

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五段以下でプロ入り15年以下の棋士(タイトル戦未出場)とアマチュア選抜1名によるトーナメント[3]
持時間は20分(チェスクロック使用)で切れたら一手30秒。
準決勝及び決勝は8月に群馬県高崎市の「ヤマダ電機LABI1高崎」にて公開対局で開催。

第3回 - 第6回

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第3回以降は棋戦名を「YAMADAチャレンジ杯」に変更。
五段以下でプロ入り15年未満の棋士(タイトル戦未出場)とアマチュア選抜1名によるトーナメント[4]
持時間は20分(チェスクロック使用)で切れたら一手30秒。
準決勝及び決勝は8月に群馬県高崎市の「ヤマダ電機LABI1高崎」にて公開対局で開催。

(第5回-第6回は棋戦中止、2021年度を以って棋戦を休止・終了)

歴代決勝結果

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結果

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ベスト4以上の結果は以下の通り。段位は対局当時のもの。

対局日 優勝 準優勝 ベスト4
1 2016年8月28日 船江恒平五段 千田翔太五段 高見泰地五段 三枚堂達也四段
2 2017年8月27日 三枚堂達也五段 高見泰地五段 渡辺大夢五段 大橋貴洸四段
3 2018年8月19日 大橋貴洸四段[注 1] 近藤誠也五段 黒沢怜生五段 牧野光則五段
4 2019年8月18日 門倉啓太五段 井出隼平四段 藤森哲也五段 黒沢怜生五段
5 2020年度 新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止[5]
6 2021年度 新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止[6]

※2020年・2021年は、新型コロナウイルス感染症関連の事情により、当棋戦とYAMADA女流チャレンジ杯は行われていない[5][6]

※2023年6月、本棋戦の休止終了を公表(2021年度限り)。

脚注

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注釈

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  1. ^ 決勝戦は本棋戦初の同門兄弟弟子対決となった(所司和晴門下)。

出典

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  1. ^ a b 新棋戦「上州YAMADAチャレンジ杯」開催のお知らせ”. 日本将棋連盟 (2016年4月16日). 2017年4月30日閲覧。
  2. ^
  3. ^ 「上州YAMADAチャレンジ杯」「女子将棋YAMADAチャレンジ杯」「YAMADAこどもチャレンジ杯」開催のお知らせ”. 日本将棋連盟 (2017年4月28日). 2017年4月30日閲覧。
  4. ^ 「YAMADAチャレンジ杯」「YAMADA女流チャレンジ杯」「YAMADAこどもチャレンジ杯」開催のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2018年5月15日). 2018年5月15日閲覧。
  5. ^ a b 「YAMADAチャレンジ杯2020」 開催延期のお知らせ”. 日本将棋連盟 (2020年6月1日). 2021年1月29日閲覧。
  6. ^ a b 「YAMADAチャレンジ杯2021」 開催中止のお知らせ”. 日本将棋連盟 (2021年6月1日). 2022年2月5日閲覧。

関連項目

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  • YAMADA女流チャレンジ杯 - 同一主催者による女流棋戦。当棋戦と同様、2020年と2021年は一時休止するも、2022年度以降は再開・継続開催している。

外部リンク

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