STS-100
STS-100は、国際宇宙ステーション (ISS) の組み立てと補給を目的としたアメリカ合衆国スペースシャトルエンデバーのミッションである。
STS-100 | |||||
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徽章 | |||||
ミッションの情報 | |||||
ミッション名 | STS-100 | ||||
シャトル | エンデバー | ||||
発射台 | 39-A | ||||
打上げ日時 | 2001年4月19日, 18:40:42 UTC | ||||
着陸または着水日時 | 2001年5月1日, 16:11:56 UTC, EAFB | ||||
ミッション期間 | 11日21時間31分14秒 | ||||
高度 | 320 km | ||||
軌道傾斜角 | 51.6 度 | ||||
乗員写真 | |||||
年表 | |||||
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搭乗員
編集- ケント・ロミンガー (5) - 船長
- ジェフリー・アシュビー (2) - 操縦手
- クリス・ハドフィールド (2) - ミッション・スペシャリスト - カナダ
- スコット・パラジンスキー (4) - ミッション・スペシャリスト
- ジョン・フィリップス (1) - ミッション・スペシャリスト
- ウンベルト・グイドーニ (2) - ミッション・スペシャリスト - イタリア
- ユーリ・ロンチャコフ (1) - ミッション・スペシャリスト - ロシア
ミッション・パラメータ
編集ISSとのドッキング
編集宇宙遊泳
編集ミッションの注目点
編集このミッションの最優先事項は、カナダアーム2の取り付け、始動、点検であった。国際宇宙ステーション (ISS) の組み立てを続けていくためにはカナダアーム2の運用が重要であり、後のシャトル STS-104 でエアロックを取り付けるのにも必要だった。カナダアーム2の最後の部品は、STS-111 で ISS に取り付けられたモービル・ベース・システム (MBS) である。
エンデバーのミッションで他の主な任務は、ラファエロ補給モジュールを ISS に結合させ、ISS との間で積荷を移し替え、シャトルの貨物室にラファエロを結合し直すことであった。ラファエロはイタリア宇宙機関が開発した3基の多目的補給モジュールの2基目である。3月のSTS-102では、レオナルドモジュールが打ち上げられて帰還している。
宇宙遊泳で外部に取り付けるUHF通信アンテナや予備の電子部品といった、ISS への機器の転送も任務の一部であった。補給品や水の ISS への積み込み、実験装置やラックの複合施設への積み込み、ISS から地球に持ち帰る物資の積み込みも行なわれた。
また、ISS の高度を上げる軌道制御(ブースト)や、複合施設の調査のために周囲を飛行して、貨物室IMAXカメラでの撮影も行なわれた。
任務はすべて事故もなく完了し、5月1日の再突入と着陸も無事に終わった。
このミッションでクリス・ハドフィールド飛行士は、カナダ人としては初の宇宙遊泳を行なった。
外部リンク
編集- NASA mission summary - ウェイバックマシン(2001年2月2日アーカイブ分)