SMRTトレインズ
SMRTトレインズ(SMRT Trains, 中国語: 新加坡地铁有限公司)は、シンガポールのSMRTコーポレーションの100%出資の鉄道会社。1987年8月6日に設立された。設立当初はシンガポール・マス・ラピッド・コーポレーションとして知られていたが、2004年にSMRTトレインズに社名を変更した。
R151系電車 | |
種類 | 100%出資子会社 |
---|---|
業種 | 公共交通運行 |
設立 | シンガポール (1987年 | )
本社 |
、 シンガポール |
事業地域 | シンガポール |
主要人物 |
Desmond Kuek (President & CEO) Koh Yong Guan (会長) |
サービス | 鉄道 |
親会社 | SMRTコーポレーション |
ウェブサイト | SMRT Trains Website |
概要
編集1987年11月7日にシンガポールで初めてヨー・チュー・カン駅からトア・パヨ駅までの5駅間にてMRTの営業を開始し、2001年12月11日にMRT北東線が開通するまで全てのMRTを運行してきた。2013年現在は南北線、東西線、環状線を運行する。
LRTを運行するSMRTライトレールはSMRTトレインズの100%出資子会社。
シンガポール地下鉄向けには川崎重工業の川崎重工業車両カンパニー等が、LTA開業当初の1986年から2016年までにシンガポール地下鉄C151形電車などの車輌を累計約700両を受注・納入してきた[1]。中国の電車メーカー、青島四方機車車輛(CSR四方)が納入したC151A型が、組み立て時が原因と思われる構造上の問題で大規模リコールの対象となった[2]。
スローガンは、Moving People, Enhancing Lives。
歴史
編集- 1987年8月6日 SMRT設立。
- 1987年11月7日 ヨー・チュー・カン駅、トア・パヨ駅間でシンガポールで初のMRTを運行。
- 1997年 シンガポールLRTを子会社として設立。
- 1999年 LRTブキ・パンジャン線開業。
- 2000年 SMRTコーポレーション設立
- 2001年 SMRTコーポレーションとTIBSホールディングスが合併。
- 2004年5月10日 グループ会社6社がSMRTブランドの元に持ち株会社のSMRTコーポレーションの子会社になる。それに伴いSMRTトレインズに社名変更。
保有車両
編集Class | 画像 | 種類 | 速度 (km/h) | 編成数 | 車両数 | 路線 | 製作期間 | 導入日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
運行速度 | 最高速度 | ||||||||
C151 | 電車 | 85 | 90 | 66 | 396 | 南北線 東西線 |
1986 – 1989 2006 – 2009 (更新) |
1987/11/7 | |
C151A | 電車 | 85 | 90 | 35 | 210 | 南北線 東西線 |
2009 – 2011 2012 – 2014 |
2011/5/27 | |
C151B | 電車
85 90 85 90 |
南北線 東西線 |
2014 – 2017 | 2017/4/16 | |||||
C651 | 電車 | 85 | 90 | 19 | 114 | 南北線 東西線 |
1993 – 1994 | 1994/9/20 | |
C751B | 電車 | 85 | 90 | 21 | 126 | 南北線 東西線 |
1999 – 2001 | 2000/1/28 | |
C830 | 電車 | 85 | 100 | 40 | 120 | 環状線 | 2005 – 2008 | 2009/5/28 | |
C830C | 電車
85 90 |
24 | 72 | 環状線 | 2012 – 2015 | 2015 |
出典
編集- ^ “シンガポールLTA新線向け地下鉄電車364両を受注”. 川崎重工業 (2014年5月29日). 2016年7月29日閲覧。
- ^ 小熊敦郎 (2016年7月16日). “中国製車両が海外で初の大規模リコール シンガポール都市鉄道が故障だらけ 鉄道受注合戦さらに暗雲”. 産経新聞 2016年7月29日閲覧。