JOIDES・リゾリューション

JOIDES・リゾリューション(ジョイデス・リゾリューション、JOIDES Resolution)は地質学海洋学研究のために運用された深海掘削船である。1985年から深海掘削調査を開始した。グローマー・チャレンジャーの後継船である。愛称はJR

JOIDES・リゾリューション
JOIDES・リゾリューション
基本情報
船種 海洋掘削船
クラス A1 E 掘削機 AMS ACCU
船籍 リベリアの旗 リベリアモンロビア
運用者 統合国際深海掘削計画
建造所 ハリファックス造船所
(カナダノバスコシア州)
母港 なし
信号符字 D5BC
IMO番号 7423081
改名 Sedco/BP 471 (新造時)
JOIDES・リゾリューション (1985年)
経歴
進水 1978年
現況 2009年に改装、就役中
要目
トン数 9719米トン
排水量 9479 - 18,720米トン
長さ 143 m
21 m
高さ 61.5 m
出力 9000 hp
乗組員 65人
その他 ボート4隻
耐氷仕様: 1B
テンプレートを表示

1978年にハリファックスSedco/BP 471として進水し、ブリティッシュ・ペトロリアムシュルンベルジェ石油掘削のために設計され、運用されていた。1984年に深海掘削調査船となり、ジェームズ・クックが探検に用いた、18世紀のイギリスの帆船、レゾリューションに因んで改名された。1985年1月から海洋掘削を始めた。

2009年2月から研究室を大規模な改装と乗員を1/4にして再び就役した。

仕様

編集
  • 長さ: 143メートル
  • 幅: 21メートル
  • 最大掘削深度: 9,150メートル
  • 掘削櫓の高さ: 61.5メートル
  • 掘削櫓の最大荷重: 650トン
  • 乗組員: 65人(さらに最大50人の科学者や技術者が乗船できる)

統合国際深海掘削計画での達成

編集
調査完了 運用日数 距離 訪問箇所数 掘削孔 採取されたコア
10回 819日 28,796マイル 34箇所 104個 1,826本
北端 南端 最浅部 最深部 最深孔 採取したコアの総延長
北緯67° 北緯7° 1,272 m 3,885 m 1,507 m 12,466 m

国際深海掘削計画での達成

編集
調査完了 運用日数 距離 訪問箇所数 掘削孔 採取されたコア
111回 6,591日 355,781マイル 669箇所 1,797個 35,772本
北端 南端 最浅部 最深部 最深孔 採取したコアの総延長
北緯80.5° 南緯70.8° 37.5 m 5,980 m 2,111 m 222,704 m

関連項目

編集

外部リンク

編集