JERAセ・リーグAWARD
日本プロ野球・セントラル・リーグで勝利に最も貢献した選手に贈られる賞
JERAセ・リーグAWARD(ジェラセ・リーグアワード[2])は、日本プロ野球(日本野球機構)と、その傘下のセントラル・リーグ、ならびにJERAが共同で主催し、2023年から表彰する賞。
JERAセ・リーグAWARD | |
---|---|
スポーツ | 野球 |
リーグ | セントラル・リーグ[1] |
選考会 | 6球団のレジェンドOB |
種目 | 日本プロ野球 |
受賞対象 | チームの勝利に最も貢献した選手 |
協賛 | JERA |
国 | 日本 |
歴史 | |
初回 | 2023年[1] |
初回受賞 |
年間 東克樹 月間 村上頌樹[1] |
最多受賞 |
年間:2回 東克樹 月間:2回 佐藤輝明 |
最新受賞 |
年間 東克樹 月間 戸郷翔征 |
公式サイト | 公式サイト |
表彰の概要
編集日本生命セ・パ交流戦を除いたセ・リーグ公式戦の全375試合において、プロ野球公式記録員が勝利に最も貢献した選手を独自の視点からノミネートする。これを月単位(計8回)でチーム別に集計を行い、ノミネート回数が最も多かった選手がチームの代表として月間賞の対象となる。 ノミネート情報はセ・リーグ6球団の公式Twitterと特設サイトにて発信する[3]。
選考方法
編集- 月間単位でチーム別に集計を行い、最多回数の選手をチーム代表選手として各球団1名ずつ計6名選出。
- 6球団のレジェンドOB(後述)が、セ・リーグ公式配信番組「JERA セ・リーグ レジェンド LIVE」での合議により、6名から1名に絞り月間大賞選手を選出。
- 年間の総ノミネート数を基に上記と同様の過程を経て、1名の「年間大賞」選手を選出する。
賞金は月間、年間共に、表彰選手にはJERAが進呈。
また、年間大賞選出の際には成績や数字などに現れない部分の貢献度・話題性を称える「特別賞」の選出も行う。配信番組でレジェンドOBが1名ずつ候補を選手し、そこから選出する。
6球団のレジェンドOB
編集表記順はセ・リーグ2022年シーズンの順位順。
球団 | 氏名 |
---|---|
東京ヤクルトスワローズ | 宮本慎也 |
横浜DeNAベイスターズ | 佐々木主浩 |
阪神タイガース | 鳥谷敬 |
読売ジャイアンツ | 高橋由伸 |
広島東洋カープ | 前田智徳 |
中日ドラゴンズ | 川上憲伸 |
- 2024年現在。
歴代受賞者
編集月間
編集年 | 月 | 選手 | 球団 | 出典 |
---|---|---|---|---|
2023年 | 3・4月 | 村上頌樹 | 阪神 | [1] |
5月 | 細川成也 | 中日 | [4] | |
6・7月 | 森下暢仁 | 広島 | [5] | |
8月 | 岡本和真 | 巨人 | [6] | |
9・10月 | 佐藤輝明 | 阪神 | [7] | |
2024年 | 3・4月 | M.ヤフーレ | ヤクルト | [8] |
5月 | 小園海斗 | 広島 | [9] | |
6・7月 | 髙橋宏斗 | 中日 | [10] | |
8月 | 佐藤輝明 | 阪神 | [11] | |
9・10月 | 戸郷翔征 | 巨人 | [12] |
※NPBによる表彰である「大樹生命月間MVP賞」とは異なる。
年間大賞
編集年 | 選手 | 球団 | 出典 |
---|---|---|---|
2023年 | 東克樹 | DeNA | [13] |
2024年 | 東克樹 | DeNA | [14] |
特別賞
編集年 | 選手 | 球団 | 出典 |
---|---|---|---|
2023年 | 坂本誠志郎 | 阪神 | [13] |
2024年 | 桐敷拓馬 | 阪神 | [14] |
関連項目
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d “【阪神】村上頌樹に「月間JERAセ・リーグAWARD」大賞 佐々木主浩氏「インパクトある」”. 日刊スポーツ (nikkansports.com). 日刊スポーツ新聞社 (2023年5月8日). 2023年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月6日閲覧。
- ^ “【セントラル・リーグ公式表彰、公式配信番組】新設のお知らせ”. 横浜DeNAベイスターズ (2023年3月23日). 2023年6月7日閲覧。
- ^ “セ・リーグに新たな公式表彰『月間JERAセ・リーグAWARD』が誕生”. BASEBALL KING (2023年3月23日). 2023年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月6日閲覧。
- ^ “中日・細川が5月度「JERA セ・リーグ AWARD」大賞 バウアーからの衝撃2発が"決め手"”. Full-Count (2023年6月5日). 2023年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月6日閲覧。
- ^ “【広島】森下暢仁6・7月度「月間JERAセ・リーグAWARD」大賞 レジェンド3氏が支持”. 日刊スポーツ. (2023年8月7日) 2023年8月8日閲覧。
- ^ “巨人・岡本和真が8月度「JERAセ・リーグAWARD」大賞 月間12HR…衝撃の1試合3発も”. Full-Count (2023年9月4日). 2023年9月4日閲覧。
- ^ “阪神・佐藤輝明が9・10月度「JERAセ・リーグAWARD」大賞 殊勲打連発…優勝に大貢献”. Full-Count (2023年10月11日). 2023年10月11日閲覧。
- ^ “2024年度『3・4月度 JERAセ・リーグAWARD』 東京ヤクルトスワローズ・M.ヤフーレ投手に決定”. JERAセ・リーグAWARD (2024年5月9日). 2024年5月9日閲覧。
- ^ “『5月度 JERAセ・リーグAWARD』決定 広島・小園海斗が月間大賞に輝く”. ベースボールキング (2024年6月4日). 2024年6月15日閲覧。
- ^ “[https://cl-award.jp/contents/0je-8n0xa-m 2024年度『6・7月度 JERAセ・リーグAWARD』 中日ドラゴンズ・髙橋 宏斗投手に決定]”. JERA (2024年8月5日). 2024年9月25日閲覧。
- ^ “8月度の「月間JERAセ・リーグAWARD」は阪神・佐藤輝明!月間リーグ最多の21打点、勝負強い打撃でノミネート4回!”. BASEBALL GATE (2024年9月11日). 2024年9月25日閲覧。
- ^ “【巨人】「月間JERAセ・リーグAWARD」9・10月度の月間大賞を戸郷翔征が授賞”. スポーツ報知 (2024年10月10日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ a b “『JERAセ・リーグAWARD』年間大賞発表…投手二冠のDeNA・東克樹が受賞”. ベースボールキング (2023年11月13日). 2023年11月13日閲覧。
- ^ a b “『JERAセ・リーグAWARD』年間大賞決定!DeNA・東克樹が2年連続で年間大賞に輝く”. ベースボールキング (2024年11月12日). 2024年11月12日閲覧。