ジェームズ・フィリップ・ハウエルJames Phillip Howell, 1983年4月25日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州スタニスラウス郡モデスト出身の元プロ野球選手投手)。左投左打。

J.P.ハウエル
J.P. Howell
ドジャース時代(2014年9月19日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州スタニスラウス郡モデスト
生年月日 (1983-04-25) 1983年4月25日(41歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
185 lb =約83.9 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2004年 MLBドラフト1巡目追補(全体31位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名
初出場 2005年6月11日
最終出場 2017年8月13日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
WBC 2009年

経歴

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2001年MLBドラフト2巡目(全体52位)でアトランタ・ブレーブスから指名を受けたが、契約せずテキサス大学オースティン校へと進学。

2004年MLBドラフト1巡目追補(全体31位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、プロ入り。

2005年には早くもメジャーデビューを果たし、先発投手として15試合に登板。

 
2008年9月22日

2006年はマイナーリーグで開幕を迎えたまま、6月20日までメジャー昇格は叶わなかった。6月20日にフェルナンド・コルテス英語版ジョーイ・ギャスライトとのトレードで、タンパベイ・デビルレイズへ移籍した。デビューから2007年までは全試合で先発を務めていた。先発として結果が出ないハウエルは、球団名がレイズとなった2008年に一度もメジャーで経験のないリリーフに配置転換。64試合にリリーフ登板し、防御率2.22を記録。ロングリリーフとしても活躍した。

2009年第2回WBCのアメリカ合衆国代表にも選出された[1]。同年のレギュラーシーズンではクローザーが固定されていなかったことから、日替わりで務めたこともあった。

2010年スプリングトレーニング中に左肩を痛めてシーズンを全休した。

2011年は2年ぶりにメジャー復帰を果たし、この年のみ背番号74を着けた。

2012年10月29日FAとなった。

2013年1月7日ロサンゼルス・ドジャースと1年285万ドルで契約した。10月31日にFAとなったが、12月16日にドジャースと年俸400万ドル+ボーナス350万ドルの2年総額1125万ドル、さらに3年目の年俸625万ドルの球団オプション付きで再契約したことが報道され[2]、24日に球団が発表した[3]

2016年まで4年連続で60試合以上に投げた。同年オフの11月3日にFAとなった[4]

2017年2月9日トロント・ブルージェイズと1年300万ドルで契約した[5]8月16日DFAとなった[6]。8月20日に自由契約となった[4]

2018年5月29日に独立リーグ・パシフィック・アソシエーションサンラフェル・パシフィックス英語版と契約[7]。この年を最後にいずれの球団でもプレーしておらず、事実上引退している。

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2005 KC 15 15 0 0 0 3 5 0 0 .375 328 72.2 73 9 39 0 6 54 7 0 55 50 6.19 1.54
2006 TB 8 8 0 0 0 1 3 0 0 .250 187 42.1 52 4 14 0 3 33 1 0 25 24 5.10 1.56
2007 10 10 0 0 0 1 6 0 0 .143 244 51.0 69 8 21 0 3 49 3 0 45 43 7.59 1.76
2008 64 0 0 0 0 6 1 3 14 .857 370 89.1 62 6 39 1 4 92 5 0 29 22 2.22 1.13
2009 69 0 0 0 0 7 5 17 4 .583 278 66.2 47 7 33 3 3 79 3 1 22 21 2.84 1.20
2011 46 0 0 0 0 2 3 1 10 .400 138 30.2 30 5 18 1 2 26 2 2 24 21 6.16 1.57
2012 55 0 0 0 0 1 0 0 3 1.000 203 50.1 39 7 22 2 4 42 1 0 17 17 3.04 1.21
2013 LAD 67 0 0 0 0 4 1 0 11 .800 246 62.0 42 2 23 3 1 54 3 0 14 14 2.03 1.05
2014 68 0 0 0 0 3 3 0 27 .500 199 49.0 31 2 25 1 1 48 3 0 14 13 2.39 1.14
2015 65 0 0 0 0 6 1 1 10 .857 259 44.0 47 3 14 1 2 39 3 1 9 7 1.43 1.39
2016 64 0 0 0 0 1 1 0 2 .500 220 50.2 56 4 15 2 3 44 3 0 23 23 4.09 1.40
2017 TOR 16 0 0 0 0 1 1 0 0 .500 52 11.0 13 2 7 0 0 6 1 0 9 9 7.36 1.82
通算:12年 547 33 0 0 0 36 30 22 81 .545 2655 619.2 561 59 270 14 32 566 35 4 286 264 3.83 1.34
  • 2017年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号

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  • 53(2005年)
  • 39(2006年 - 2009年、2012年)
  • 74(2011年)
  • 56(2013年 - 2017年)

代表歴

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アメリカ合衆国代表

脚注

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  1. ^ 2009 Rosters” (英語). The official site of World Baseball Classic. 2015年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月1日閲覧。
  2. ^ Dodgers reportedly ready to bring back Howell MLB.com
  3. ^ Dodgers sign J.P. Howell MLB.com
  4. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2017年8月22日閲覧。
  5. ^ Gregor Chisholm (2017年2月9日). “Blue Jays make deals with Howell, Smith official”. MLB.com. 2017年2月11日閲覧。
  6. ^ Blue Jays designate J.P. Howell, Mike Ohlman for assignment”. Sportsnet (2017年8月16日). 2017年8月16日閲覧。
  7. ^ Jeff Todd (2018年5月29日). “J.P. Howell Joins Indy Ball Team”. MLB Trade Rumors. 2023年2月8日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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