伊勢 YAMATO FC(いせやまとえふしー)は、三重県伊勢市を本拠地とする社会人サッカーのクラブチームである。
主要メンバーは地元の伊勢市出身者が多い。
- 1997年4月、FC.PERSONNAが発足し、三重県サッカーリーグに登録。
- 2005年1月、伊勢PERSONNA.FCに名称を変更。メンバーはほとんど変わらなかったが、運営はNPO法人芝生の夢倶楽部が執行し、多くの住民や地元企業に支えられるクラブに変貌した。特に地元ケーブルテレビ局のアイティービー(iTV)がサポートすることになったことでメディア露出が増え、伊勢地域でのクラブの認知度の大幅な向上に寄与している。
- 2007年、元Jリーガーの中田一三を監督に迎えた。三重県リーグ1部を連覇。
- 2008年
- 2009年
- 1月 東海社会人トーナメントではFC知多クレスク、長良クラブに連勝し、5度目の挑戦で東海リーグ2部への昇格を果たした。
- 3月 県社会人選手権1回戦でAC LEOに敗退。大会連覇・全社東海予選・県選手権出場を逃す。
- 東海リーグ2部では2位の静岡県教員サッカー団芙蓉クラブに勝ち点1及ばず3位で、1部昇格を逃した。
- この年はもうひとつの前身クラブであるFC aireと伊勢PERSONNA.FCが合併している。
- 2010年
- 4月 法人名を一般社団法人伊勢YAMATO倶楽部へ、チーム名をISE YAMATO FCへそれぞれ変更。
- 4月 県社会人選手権では決勝でFC鈴鹿ランポーレに0-1で敗れ準優勝に終わる。
- 9月24日 中田を監督から解任し、監督解任後は3連敗でシーズンを終え、東海リーグ2部6位に終わった。
- 2011年
- 4月 渡邉研太代表・中田徹監督の新体制となった。新体制で臨んだ県社会人選手権は、準決勝でマインドハウス四日市に1-2で敗れた。
- 東海リーグ2部では振るわず、最後までコニカミノルタSC豊川、芙蓉クラブ、ヴォラーレFC浜松と残留争いをしたが、最終戦で芙蓉クラブに2-0で勝ち、6位を確保して2部に残留した。
- 2012年
- 4月 9名の新入団選手を加え臨んだ県社会人選手権決勝では、FC鈴鹿ランポーレに0-2で敗れ準優勝。この結果全社東海予選、県選手権への出場が決定した。
- 7月 全社東海予選では1回戦でアスルクラロ沼津に1-2で敗れる。
- 8月 県選手権では四日市中央工業高校Bに1-2で敗れ、全国大会出場を逃した。
- 東海リーグ2部では7位。本来であれば三重県リーグ降格となる成績だが、リーグ規定の変更により1部の中京大学FCが愛知県リーグに降格となったため、残留を果たす。
- 2013年
- チーム名を伊勢YAMATO FCに変更。
- 3月 来田純監督・前田竜コーチ・菊川賢志キャプテンの新体制となった。
- 4月 県社会人選手権では準々決勝でホンダ鈴鹿FCにPK戦の末2-3で敗戦。全社東海予選、県選手権出場を逃した。
- 東海リーグ2部は5位で残留を決めた。
- 2014年
- 県社会人選手権は初戦でヴィアティン桑名に敗戦。
- 東海リーグ2部でも最下位に終わり、三重県リーグ1部への降格が確定した。
- 2015年
- 監督が柘植康宏に交代。県社会人選手権は2次予選初戦で阿山クラブに6-0で勝ったものの、準決勝でTSV1973四日市に0-1で敗戦。
- 県リーグ1部では3位に終わり、東海リーグへの復帰を逃す。
- 2016年
- 柘植体制2年目。県社会人選手権は1次予選でKMEW伊賀FCに1-0で勝利し2次予選進出。2次予選1回戦でヴィアティン三重に1-4で敗れる。
- 県リーグ1部は2位。東海リーグ復帰をかけ東海社会人トーナメントに出場したが、1回戦でFC Bonbonera GIFUに0-2で敗れ、昇格を逃した。
- 2017年
- 柘植体制3年目。県社会人選手権ではFC.四日市セントラル(県2部)に0-0(PK6-7)で敗れ、1次予選敗退。
- この年から新設された全社県予選では1回戦でホンダ鈴鹿FCに1-3で敗れる。
- 県リーグより渡邉研太が監督就任。代表と兼務することになった。しかしリーグでは5位に終わった。
- 2018年
- 渡邉体制2年目。天皇杯三重県社会人代表決定戦(旧:県社会人選手権)では、1次予選でホンダ鈴鹿FCに0-2で敗戦。勝てば2次予選1回戦でFC.ISE-SHIMAとの初の伊勢ダービーが実現したが、幻に終わった。
- 全社県予選は前年のリーグ成績上位のみ出場のため、出場権なし。
- 県リーグは6位。
- 2019年
- 県社会人選手権(この年から再び天皇杯社会人代表決定戦と全社県予選を兼ねる)では、1次予選で鈴鹿クラブに1-4で敗れ、3年連続で1次予選敗退となる。
- 県リーグは3位。
- 2020年
- 県社会人選手権1次予選では、前年敗れた鈴鹿クラブに2-2(PK5-4)で勝利し、4年ぶりに2次予選に進出。しかし新型コロナウイルスの影響により、2次予選は中止。
- 県リーグは3位。
- 2021年
- 県社会人選手権予選ではFC S.W.A.T.、E.X.Dを破り決勝に進出したが、FC.ISE-SHIMAとの伊勢ダービーに0-4で敗れる。
- 2012年以来の出場となった全社東海予選では、1回戦で富士通沼津を破り代表決定戦に進出するも、トヨタ蹴球団に1-6で敗れ全国大会出場を逃す。
- 県リーグでは8戦無敗で13年ぶりの優勝を果たす。しかし東海社会人サッカートーナメントは中止となった。
- 2022年
- 県社会人選手権は初戦(準決勝)でTSV1973四日市に0-1で敗退。
- 県リーグでは連覇を達成。東海社会人サッカートーナメントでは1回戦でラジルFC東三河にPK戦の末勝利するも、決勝戦で岳南Fモスペリオに0-6で敗れた。
- 地元開催となった第29回全国クラブチームサッカー選手権大会に開催地代表として出場(チームとしては2006年・第13回大会以来の出場)。初戦で優勝したOKFCに1-3で敗れた。
- 2023年
- 天皇杯兼全社三重県予選(旧:県社会人選手権)はVOLVER UENO、TSV1973四日市を破り決勝に進出するも、FC.ISE-SHIMAに1-4で敗退。
- 全社東海予選では、1回戦で浜松シティF.Cを破り代表決定戦に進出するも、トヨタ蹴球団に0-1で敗れ全国大会出場を逃す。
- 県リーグは5位。
年度 |
所属 |
順位 |
勝点 |
試合 |
勝 |
分 |
敗 |
得点 |
失点 |
差
|
2003 |
三重県1部 |
優勝 |
34 |
14 |
11 |
1 |
2 |
37 |
9 |
28
|
2004 |
6位 |
20 |
13 |
|
|
|
|
|
14
|
2005 |
2位 |
33 |
14 |
11 |
0 |
3 |
|
|
25
|
2006 |
優勝 |
35 |
14 |
11 |
2 |
1 |
55 |
13 |
42
|
2007 |
優勝 |
35 |
14 |
11 |
2 |
1 |
53 |
5 |
48
|
2008 |
優勝 |
40 |
14 |
13 |
1 |
0 |
54 |
15 |
39
|
2009 |
東海2部 |
3位 |
23 |
14 |
7 |
2 |
5 |
26 |
20 |
6
|
2010 |
6位 |
18 |
14 |
4 |
6 |
4 |
16 |
19 |
-3
|
2011 |
6位 |
19 |
16 |
6 |
1 |
9 |
26 |
25 |
1
|
2012 |
7位 |
14 |
14 |
4 |
2 |
8 |
18 |
25 |
-7
|
2013 |
5位 |
15 |
14 |
4 |
3 |
7 |
21 |
27 |
-6
|
2014 |
8位 |
12 |
14 |
2 |
6 |
6 |
18 |
29 |
-11
|
2015 |
三重県1部 |
3位 |
27 |
14 |
8 |
3 |
3 |
28 |
16 |
12
|
2016 |
2位 |
36 |
16 |
11 |
3 |
2 |
43 |
21 |
22
|
2017 |
5位 |
16 |
14 |
5 |
1 |
8 |
24 |
26 |
-2
|
2018 |
6位 |
22 |
16 |
7 |
1 |
8 |
58 |
34 |
24
|
2019 |
3位 |
24 |
14 |
8 |
0 |
6 |
39 |
29 |
10
|
2020 |
3位 |
12 |
6 |
4 |
0 |
2 |
28 |
7 |
21
|
2021 |
優勝 |
22 |
8 |
7 |
1 |
0 |
28 |
10 |
18
|
2022
|
優勝
|
27
|
11
|
9
|
0
|
2
|
32
|
8
|
24
|
2023
|
5位
|
23
|
14
|
7
|
2
|
5
|
48
|
31
|
17
|
- 三重県社会人サッカーリーグ1部 優勝 (2003年、2006年、2007年、2008年、2021年、2022年)
- 三重県社会人選手権 優勝(2008年)