CHN分析装置(CHNぶんせきそうち、CHN Analyzer)とは、物質中に含まれる炭素(C)、水素(H)、窒素(N)の量を測定する装置のこと。

CHN分析装置(2011年)。

現在のCHN分析装置では、CHN以外にも酸素(O)、硫黄(S)、ハロゲンも分析できることが多い。

試料を酸素で燃焼させ、二酸化炭素(CO2)、(H2O)、窒素酸化物(NOx)、二酸化硫黄(SO2)を発生させる。NOxは還元銅などで窒素(N2)へ還元する。ハロゲンは検出時に妨害となるため充填剤でとりのぞく。これらのガスを分離したのちに検出器に導入する。定量はアセトアニリドなどの標準物質との相対値から算出する。

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