BCリータスリトアニア語: Vilniaus rytas: BC Rytas)は、リトアニアヴィリニュスを本拠地とするプロバスケットボールクラブである。現在はリトアニア・バスケットボール・リーグ (LKL) およびバスケットボール・チャンピオンズリーグ (BCL) 所属。現在ではリトアニアで最も成功しているバスケットボール・クラブの1つとなっている。

BCリータス
Vilniaus Rytas
所属リーグ リトアニア・リーグ (LKL)
チャンピオンズリーグ (BCL)
創設年 1963年(スタティーバとして)
1997年(リエトゥヴォス・リータスとして)
チーム史 ジャルギリス(19631964年
プラクティカス(1964年)
スタティーバ(1964–1997年
スタティーバ=リエトゥヴォス・リータス
(1997–1998年
リエトゥヴォス・リータス(1998–2018年
リータス(2018年–現在)
本拠地  リトアニアヴィリニュス
アリーナ ジープ・アリーナ
ツインズベット・アリーナ
収容人数 2,500(ジープ・アリーナ)
11,000(ツインズベット・アリーナ)
チームカラー  黒、 白、 
オーナー ヴィリニュス市
ダリュス・グデリスリトアニア語版
首都バスケットボール・スクール
オレガス・シブコヴァス
ペルラス
ノルヴェリタリトアニア語版[1][2]
社長 ヤロスラフ・ラトゥシンスキー
GM マントヴィーダス・ダバシンスカス
ヘッドコーチ ギエドリュス・ジベナス
優勝歴 2回 ユーロカップ
7回 リトアニア・リーグ
3回 リトアニア連盟杯
2回 ミンダウガス王杯リトアニア語版
1回 北部ヨーロッパ・リーグ
3回 バルティック・リーグ
1回 バルティック・カップ
6回 リトアニアSSR選手権
5回 リトアニアSSR「スポーツ」カップ
2回 ソ連Aクラス・リーグ
公式サイト www.rytasvilnius.lt
ホームのジャージ
チームカラー
ホーム
アウェイのジャージ
チームカラー
アウェイ
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歴史

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前史:スタティーバからリエトゥヴォス・リータスへ

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1981年から1989年までBCスタティーバを率いたシャルーナス・マルチュリョニス

1963年、ジャルギリス・スポーツ協会のヴィリニュス男子バスケットボール部門としてジャルギリスが結成された。ヴィリニュスでは最初のバスケットボール・クラブであった。翌年、ヴィリニュスのジャルギリスはプラクティカスに改名。同年シーズン開始前にプラスティカスの選手たちによってスタティーバが結成された[3][4]

1979年、スタティーバはソビエト連邦男子バスケットボール選手権大会ロシア語版で3位の成績をおさめた。

リトアニア独立回復後の1993年リトアニア・バスケットボール・リーグ (LKL) が発足すると、スタティーバはその最初のシーズンで3位の成績をおさめた。

1995年、新聞社のリエトゥヴォス・リータス社がリトアニア国内2部リーグ(LKALリトアニア語版)に所属するスードゥヴァ・マリヤンポレリトアニア語版英語版のスポンサーとなった。2シーズン後、スポンサーシップを解消した。

その頃、スタティーバの成績はふるわず、さらに財政難に直面し、倒産の危機に瀕していたため、スポンサーを必要としていた。これを受けて、新聞社のリエトゥヴォス・リータス社のオーナーであるゲドヴィーダス・ヴァイナウスカスリトアニア語版がスタティーバを買収した。しかし、同社はスタティーバの歴史を継承することを望まず、新チームとしてスタティーバ=リエトゥヴォス・リータスリトアニア語: Statyba Lietuvos rytas)を結成した。その後、クラブはLKLの2強の一角を占めるまで成長し、同国第2の都市カウナスを本拠地とするBCジャルギリスとのライバル関係を発展させていく。

最初の成功(1997–2004年)

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1997–98シーズン

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リエトゥヴォス・リータス社がスポンサーとなると、スタティーバ=リエトゥヴォス・リータスはプレ・シーズンに、台湾で開催された第20回ウィリアム・ジョーンズカップに参加し、準優勝という結果をおさめた。

シーズン中は、リトアニア・バスケットボール連盟杯(現・ミンダウガス王杯リトアニア語版)で優勝を果たす。

リトアニア・リーグ (LKL) では、レギュラーシーズン5位でプレイオフに進出すると、プレイオフ準々決勝でレギュラーシーズン4位のプルンゲオリンパスリトアニア語版と対戦。第1戦(4月5日)を115対75で大勝すると、第2戦(4月7日)でも105対79と快勝し、2勝0敗で準決勝に駒を進めた。準決勝ではレギュラーシーズン首位のジャルギリスと対戦し、第1戦(4月16日)は81対113、第2戦(4月18日)は84対111と2戦連続で大敗を喫した。その後、3位決定戦にまわると、同じくヴィリニュスを本拠地とするサカライリトアニア語版と対戦。第1戦(4月28日)では63対88で敗れるも、第2戦(4月30日)では89対85で勝利。1勝1敗で迎えた第3戦(5月2日)で72対69で勝利し、シーズン順位3位を決めた。

1998–99シーズン

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名称をBCリエトゥヴォス・リータスリトアニア語: Lietuvos rytas)に改めると、リエトゥヴォス・リータスはLKL準優勝を果たす。

1999–2000シーズン

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1999–2000シーズンではついにLKL初優勝を果たす。これによりリーグ発足時から続いていたBCジャルギリスの連覇を9で止めた。

2000–01シーズン

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2001–02シーズン

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2001–02シーズンでは、2シーズンぶりにLKL優勝を果たす(2回目)。

2002–03シーズン

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2003–04シーズン

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ULEBカップおよびユーロリーグでの成功(2004–2008年)

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2004–05シーズン

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ULEBカップ(現・ユーロカップ)で優勝。

2005–06シーズン

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ユーロリーグでは、グループBで8チーム中3位(8勝6敗)となり、トップ16に進出。トップ16ではグループFで4チーム中3位(3勝3敗)となり、準々決勝には進出できなかった。

LKLでは、3回目の優勝を果たした。

また、バルティック・バスケットボール・リーグ (BBL) のエリート・ディヴィジョンでも優勝を果たした。

2006–07シーズン

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2007–08シーズン

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クルティナイティス時代(2008–2010年)

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2008–09シーズン

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2008–09シーズンでは、リトアニア・バスケットボール連盟杯で優勝。LKLでも優勝を果たす(4回目)。さらにユーロカップおよびBBLエリート・ディヴィジョンでも優勝を果たした。

2009–10シーズン

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2009–10シーズンでは、リトアニア・バスケットボール連盟杯で連覇を果たした上、LKLでも連覇を果たす(5回目の優勝)。

停滞期(2010–2014年)

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2010–11シーズン

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2011–12シーズン

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2012–13シーズン

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2013–14シーズン

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ユーロリーグへの参加をかけたトーナメントに出場し、優勝。ユーロリーグへの参加を果たす。

ユーロカップ・LKLでの成績不振(2014–2017年)

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2014–15シーズン

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2015–16シーズン

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2015–16シーズンでは、ミンダウガス王杯リトアニア語版 (KMT) で初優勝を果たす。

2015–16シーズン

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2016–17シーズン

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新生BCリータス(2017年–)

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2017–18シーズン

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2018–19シーズン

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2018年リエトゥヴォス・リータス社がスポンサーから離れたため、BCリータスに改称。新生リータスはミンダウガス王杯リトアニア語版 (KMT) で2回目の優勝を果たした。

2019–20シーズン

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2020–21シーズン

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2021–22シーズン

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2021–22シーズンではLKL優勝を果たす(6回目)[5]

2022–23シーズン

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8月2日、ガードのマーカス・フォスター英語版がリータスとの契約を結ぶ[6]

チャンピオンズリーグ (BCL) では、グループリーグ(グループH)で3勝3敗の成績を残し、グループ2位でプレイインに進出。プレイインではテッサロニキギリシャ)のPAOK BC英語版と対戦。ホームの第1戦で85対62で勝利したのち、アウェイの第2戦で78対81で敗れるも、再びホームで迎えた第3戦で82対63で勝利し、Round of 16進出を決めた。Round of 16(グループH)では3勝3敗の成績を残し、マンレザスペイン)と勝敗数で並ぶも、得失点差でグループ3位となり、プレイオフ進出は叶わなかった。

リトアニアリーグ (LKL) では、レギュラーシーズンを2位(27勝6敗)で終える。プレイオフでは、準々決勝でネプトゥーナスリトアニア語版英語版クライペダ)相手に2勝0敗、準決勝でCBetヨナヴァ)相手に3勝0敗と全勝で決勝に駒を進めるも、決勝では2勝3敗でジャルギリスに敗れ、リーグ準優勝でシーズンを終える。

シーズン終了後、マーカス・フォスターがリータスを退団。

2023–24シーズン

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2023年12月、長年選手としてリータスに所属したアルトゥーラス・ヨマンタスリトアニア語版が、リータスのスポーツ・ディレクターに就任[7]

シーズン途中の12月、昨シーズン末に退団したマーカス・フォスターがリータスと再び契約を結び、1月からチームに合流。

チャンピオンズリーグ (BCL) では、グループリーグ(グループB)で4勝2敗の成績を残し、グループ2位でプレイインに進出するも、プレイインでペリステリBC英語版相手にホームの第1戦(1月3日)で92対110で敗北、アウェイの第2戦(1月10日)でも80対83で敗れ、Round of 16への進出は叶わなかった。

ミンダウガス王杯リトアニア語版 (KMT) では、リータスは国際リーグに参加していることを理由に予選ラウンドを免除となり、準々決勝からの出場となった。準々決勝ではBCユヴェントゥスリトアニア語版と対戦。ウテナ多目的スポーツ・センター(ウテナ・アリーナリトアニア語版)で行われた第1戦(12月27日)は98対86で勝利。ジープ・アリーナリトアニア語版で行われた第2戦(2024年1月20日)も104対67で勝利をおさめ、ファイナル・フォー進出を決めた。ジャルギリス・アリーナで行われたファイナル・フォーでは、準決勝(2月17日)でBCリエトカベリスリトアニア語版パネヴェジース)と対戦し、86対94で敗北。3位決定戦(2月18日)ではBCシャウレイリトアニア語版と対戦、94対89で勝利し、3位となった。

リトアニアリーグ (LKL) では、レギュラーシーズンをジャルギリスに次ぐ2位(24勝6敗)で終える。プレイオフでは準々決勝でレギュラーシーズン7位のBCヨナヴァCBetと対戦し2勝0敗で準決勝に駒を進め、準決勝ではウルヴズ・ツインズベット(レギュラーシーズン3位)とのヴィルニュス・ダービーを3勝2敗で制し決勝進出を決めた。そして決勝では、3勝1敗でレギュラーシーズン首位のジャルギリスを下し、リータスは2年ぶり7度目のシーズン優勝を果たした。また、マーカス・フォスターがファイナルズMVPに選ばれた。

シーズン終了後、マーカス・フォスターがリータスを退団し、ハポエル・テルアヴィヴBC英語版に移籍[8]。また、アルナス・ヴェリチカリトアニア語版[9]ジャスティン・ゴーハム英語版ルカス・ウレツカスリトアニア語版モデスタス・バブライティスリトアニア語版もリータスを退団した[10]

ホームアリーナ

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シーズン アリーナ 収容人数 備考
1971–2004 ヴィリニュス・スポーツ会館 4,400 スタティーバ時代の1971年から使用。リエトゥヴォス・リータス・スポーツ・アリーナが開館したのちも、大きな試合はここで開催された。
1997–1998 エキンスタ・スポーツ・ホール 1,000 リエトゥヴォス・リータス・スポーツ・アリーナが完成するまでの1シーズンのみ使用。1984年開館、2022年閉館。
1998–2004 リエトゥヴォス・リータス・スポーツ・アリーナ 2,000
→3,500
収容人数は当初2,000人だったが、のちに3,500人に拡張。
2004–現在 ツインズベット・アリーナ 11,000 LKLの試合の一部(BCジャルギリス戦など)と国際リーグ(ユーロリーグユーロカップVTB統一カップ)の試合を開催。
2004–現在 ジープ・アリーナ 1,700
→2,500
収容人数は当初1,700人だったが、のちに2,500人に拡張。
LKL試合の大半と練習に使用。

主な獲得タイトル

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各シーズンの成績

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シーズン 国内 LKF杯/ミン
ダウガス王杯

リトアニア語版
地域 欧州
リーグ RS PS リーグ 順位 リーグ 順位
1997–98 LKL(1部) 5位 3位 優勝 コラチカップ(3部) Round of 32 敗退
1998–99 LKL(1部) 2位 準優勝 NEBL 3位 サポルタカップ(2部) Round of 32 敗退
1999–2000 LKL(1部) 2位 優勝 NEBL 準優勝 サポルタカップ(2部) 準決勝敗退(ベスト4)
2000–01 LKL(1部) 1位 準優勝 NEBL 3位 スプロリーグ(FIBA-1部) ベスト16敗退
2001–02 LKL(1部) 1位 優勝 NEBL 優勝 サポルタカップ(2部) 準々決勝敗退(ベスト8)
2002–03 LKL(1部) 1位 準優勝 NEBL 準優勝 チャンピオンズカップ(3部) 北カンファレンス準優勝、
全欧フェーズ・グループステージ敗退
2003–04 LKL(1部) 2位 準優勝 ULEBカップ(2部) 準々決勝敗退(ベスト8)
2004–05 LKL(1部) 2位 準優勝 BBLエリートDiv. 準優勝 ULEBカップ(2部) 優勝
2005–06 LKL(1部) 1位 優勝 BBLエリートDiv. 優勝 ユーロリーグ(1部) Top 16 グループ敗退
2006–07 LKL(1部) 2位 準優勝 準優勝 BBLエリートDiv. 優勝 ULEBカップ(2部) 準優勝
2007–08 LKL(1部) 1位 準優勝 準優勝 BBLエリートDiv. 準優勝 ユーロリーグ(1部) Top 16 グループ敗退
2008–09 LKL(1部) 2位 優勝 優勝 BBLエリートDiv. 優勝 ユーロカップ(2部) 優勝
2009–10 LKL(1部) 1位 優勝 優勝 BBLエリートDiv. 準優勝 ユーロリーグ(1部) グループステージ敗退
2010–11 LKL(1部) 2位 準優勝 準優勝 BBLエリートDiv. 3位 ユーロリーグ(1部) Top 16 グループ敗退
VTB グループステージ敗退
2011–12 LKL(1部) 2位 準優勝 BBLエリートDiv. 準優勝 ユーロリーグ(1部) 予選最終戦敗退
VTB 3位 ユーロカップ(2部) 3位
2012–13 LKL(1部) 2位 準優勝 VTB グループステージ敗退 ユーロリーグ(1部) グループステージ敗退
2013–14 LKL(1部) 1位 3位 準優勝 VTB 4位 ユーロリーグ(1部) グループステージ敗退
ユーロカップ(2部) ベスト16敗退
2014–15 LKL(1部) 2位 準優勝 準優勝 ユーロカップ(2部) ベスト16敗退
2015–16 LKL(1部) 2位 3位 優勝 ユーロカップ(2部) グループステージ敗退
2016–17 LKL(1部) 2位 3位 ベスト8 ユーロカップ(ULEB-2部) Top 16 グループ敗退
2017–18 LKL(1部) 2位 準優勝 準優勝 ユーロカップ(ULEB-2部) Top 16 グループ敗退
2018–19 LKL(1部) 3位 準優勝 優勝 ユーロカップ(ULEB-2部) 準々決勝敗退(ベスト8)
2019–20 LKL(1部) 2位[注釈 1] 準優勝 ユーロカップ(ULEB-2部) Top 16 グループ敗退
2020–21 LKL(1部) 2位 準優勝 ベスト8 BCL(FIBA-1部) グループステージ敗退
2021–22 LKL(1部) 1位 優勝 3位 BCL(FIBA-1部) Round of 16 グループ敗退
2022–23 LKL(1部) 2位 準優勝 4位 BCL(FIBA-1部) Round of 16 グループ敗退
2023–24 LKL(1部) 2位 優勝 3位 BCL(FIBA-1部) プレイイン敗退(ベスト32)

主な歴代所属選手

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歴代ヘッドコーチ

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  1.   モデスタス・パウラウスカスリトアニア語版 (1997–1997)
  2.   アルフレダス・ヴァイナウスカスリトアニア語版 (1997 / 1998)
  3.   シャルーナス・サカラウスカスリトアニア語版 (1999–2001)
  4.   ヨナス・カズラウスカス (2002 / 2003)
  5.   ケーストゥティス・ケムズーラリトアニア語版 (2003 / 2004)
  6.   Vlade Djurović (2004 / 2005)
  7.   Tomo Mahorič (2005–2005)
  8.   Neven Spahija (2005–2006)
  9.   Sharon Drucker (2006–2006)
  10.   Zmago Sagadin (2006–2007)
  11.   Aleksandar Trifunović (2007 / 2008)
  12.   アンタナス・シレイカ (2008–2008)
  13.   リマス・クルティナイティス (2008–2010)
  14.   Dražen Anzulović (2010–2010)
  15.   Roberts Štelmahers (2010–2010)
  16.   Aleksandar Trifunović (2010–2011)
  17.   ダリュス・マスコリューナスリトアニア語版 (2011)
  18.   Aleksandar Džikić (2011–2012)
  19.   ダリュス・マスコリューナスリトアニア語版 (2012–2013)
  20.   Dirk Bauermann (2013–2013)
  21.   Aleksandr Petrovič (2013–2014)
  22.   ヴィルギニユス・シェシュクスリトアニア語版 (2014–2015)
  23.  /  Marcelo Nicola (2015)
  24.   トマス・パチェサスリトアニア語版 (2015–2017)
  25.   リマス・クルティナイティス (2017–2018)
  26.   ダイニュス・アドマイティス (2018–2020)
  27.   ドナルダス・カイリースリトアニア語版 (2020–2021)
  28.   ギエドリュス・ジベナス (2021–)

ジャルギリスとのライバル関係

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リータスは、1997年にBCスタティーバから改組されて以降、カウナスを本拠地とするBCジャルギリスと並ぶリトアニア・バスケットボール・リーグ (LKL) を代表するクラブとなり、両クラブはLKL最大のライバル関係と目されるようになった。両者は1998–99シーズンから2023–24シーズンまでの26シーズンのうち21シーズンでLKLプレイオフ決勝で直接対戦しており、ジャルギリスが15回、リータスが6回、優勝を制している。両者が決勝で対戦しなかったのは、リータスが決勝に進出しなかった3シーズン、ジャルギリスが決勝に進出しなかった1シーズン、および新型コロナウイルス感染症の流行によりシーズン途中で終了しポストシーズンが開催されなかった2019–20シーズンのみである。いずれのシーズンでも、どちらかのクラブが優勝を果たしている。

LKLレギュラーシーズンにおけるリータスとジャルギリスの順位
シーズン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
1997–98 1 5 - - -
1998–99 1 2 - - -
1999–2000 1 2 - - - -
2000–01 1 2 - - - -
2001–02 1 2 - - - -
2002–03 1 2 - - -
2003–04 1 2 - - -
2004–05 1 2 - - - -
2005–06 1 2 - - - - -
2006–07 1 2 - - - -
2007–08 1 2 - - -
2008–09 1 2 - -
2009–10 1 2
2010–11 1 2
2011–12 1 2 -
2012–13 1 2 -
2013–14 1 4 - -
2014–15 1 2 - -
2015–16 1 2 - - -
2016–17 1 2 - - -
2017–18 1 2 - - -
2018–19 1 3 - - -
2019–20[注釈 1] 1 2 - - -
2020–21 1 2 - - -
2021–22 1 2 - -
2022–23 1 2 -
2023–24 1 2 - -
LKLプレイオフ決勝におけるリータスとジャルギリスの対戦成績
シーズン リータス 結果 ジャルギリス
1997–98 (準決勝敗退) ジャルギリス
1998–99 リエトゥヴォス・リータス 0–3 ジャルギリス
1999–2000 リエトゥヴォス・リータス 3–1 ジャルギリス
2000–01 リエトゥヴォス・リータス 2–3 ジャルギリス
2001–02 リエトゥヴォス・リータス 4–3 ジャルギリス
2002–03 リエトゥヴォス・リータス 2–4 ジャルギリス
2003–04 リエトゥヴォス・リータス 0–4 ジャルギリス
2004–05 リエトゥヴォス・リータス 0–4 ジャルギリス
2005–06 リエトゥヴォス・リータス 4–0 ジャルギリス
2006–07 リエトゥヴォス・リータス 2–4 ジャルギリス
2007–08 リエトゥヴォス・リータス 1–4 ジャルギリス
2008–09 リエトゥヴォス・リータス 4–1 ジャルギリス
2009–10 リエトゥヴォス・リータス 4–3 ジャルギリス
2010–11 リエトゥヴォス・リータス 1–4 ジャルギリス
2011–12 リエトゥヴォス・リータス 0–3 ジャルギリス
2012–13 リエトゥヴォス・リータス 0–4 ジャルギリス
2013–14 (準決勝敗退) ジャルギリス
2014–15 リエトゥヴォス・リータス 0–4 ジャルギリス
2015–16 (準決勝敗退) ジャルギリス
2016–17 (準決勝敗退) ジャルギリス
2017–18 リエトゥヴォス・リータス 1–4 ジャルギリス
2018–19 リータス 0–3 ジャルギリス
2019–20 ポストシーズンは開催されず[注釈 1]
2020–21 リータス 0–3 ジャルギリス
2021–22 リータス (準決勝敗退)
2022–23 リータス 2–3 ジャルギリス
2023–24 リータス 3–1 ジャルギリス

脚注

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注釈

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  1. ^ a b c 新型コロナウイルス感染症の流行によりシーズン途中で終了することとなり、シーズン中断時点のレギュラーシーズンの成績から順位が認定された。

出典

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  1. ^ “Antanas Guoga traukiasi iš Vilniaus "Lietuvos ryto": "Toliau esu šalia"” (リトアニア語). 24sek.lt. (24 October 2017). https://www.15min.lt/24sek/naujiena/lietuva/antanas-guoga-traukiasi-is-vilniaus-lietuvos-ryto-875-871644 24 October 2017閲覧。 
  2. ^ Vilniaus „Ryto“ klubas turi naują dalininką – Gudelis pardavė dalį savo akcijų at the Wayback Machine (archived 2023-04-21)
  3. ^ Klubo metraštis BC Rytas Vilnius. (リトアニア語)
  4. ^ Statyba history Archived 2 January 2014 at the Wayback Machine., bcstatyba.lt (リトアニア語)
  5. ^ Rytas Vilnius crowned Lithuanian League champion after 12 years”. Eurohoops.net. 2022年6月7日閲覧。
  6. ^ “"Rytą" papildė Eurolygos patirties turintis gynėjas” (リトアニア語). BC Rytas Vilnius. (August 2, 2022). https://www.rytasvilnius.lt/lt/naujienos/rytas/n/ryta-papilde-eurolygos-patirties-turintis-gynejas-1615/ August 2, 2022閲覧。 
  7. ^ Vilniaus „Ryto“ sporto direktoriumi tapo A. Jomantas” (リトアニア語). BC Rytas Vilnius (2023年12月20日). 2024年1月15日閲覧。
  8. ^ “Ben Bentil, Marcus Foster, and Miron Ruina sign with Hapoel Tel Aviv” (英語). eurohoops.net. (2024年7月1日). https://www.eurohoops.net/en/eurocup/1691355/ben-bentil-marcus-foster-and-miron-ruina-sign-with-hapoel-tel-aviv/ 2024年7月2日閲覧。 
  9. ^ “„Ryto“ klubas atsisveikino su Velička” (リトアニア語). LRT.lt. (2024年7月2日). https://www.lrt.lt/naujienos/sportas/10/2309945/ryto-klubas-atsisveikino-su-velicka 2024年7月2日閲覧。 
  10. ^ „Rytą“ palieka penktas žaidėjas šią vasarą」『basketnews.lt』2024年7月3日。2024年7月4日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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