モーリス・ンドゥール
モーリス・ンドゥール(Maurice Daly Ndour、1992年6月18日 - )は、セネガル・ティエス州出身のバスケットボール選手。ポジションはスモールフォワード。セネガル代表。高校時代を日本で過ごし、後に日本のB.LEAGUEでもプレーした。
オハイオ大学でのンドゥール (2015年) | |
パラカネストロ・ブレシア | |
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ポジション | SF/PF |
基本情報 | |
フランス語 | Maurice Daly Ndour |
国籍 | セネガル |
生年月日 | 1992年6月18日(32歳) |
出身地 | ティエス州ティエス県シンディア |
身長 | 206cm (6 ft 9 in) |
体重 | 91kg (201 lb) |
ウィングスパン | 224cm (7 ft 4 in) |
キャリア情報 | |
高校 | 岡山学芸館高等学校 |
大学 | オハイオ大学 |
NBAドラフト | 2015年 / ドラフト外 |
プロ選手期間 | 2015年–現在 |
経歴 | |
2015-2016 | レアル・マドリード・バロンセスト |
2016-2017 | ニューヨーク・ニックス |
2017-2019 | BC UNICS |
2019-2020 | バレンシアBC |
2020-2021 | BCリータス |
2021 | 浙江稠州銀行金牛籃球倶楽部 |
2021-2022 | BCリータス |
2021-2022 | ガラタサライSK |
2022-2023 | 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ |
2023 | Guangxi Rhinos |
2023-2024 | ハポエル・エルサレムBC |
2024- | パラカネストロ・ブレシア |
受賞歴 | |
Stats Basketball-Reference.com | |
代表歴 | |
キャップ | セネガル 2014- |
来歴
編集日本の文化に憧れていたというモーリス・ンドゥールは、2008年に来日し、岡山学芸館高校に留学。留学生ながら同校のバスケットボール部のエースとして活躍。インターハイ、国体、ウィンターカップなどで目覚ましい活躍を見せたンドゥールは、岡山県の最優秀選手の選出される[要出典]など、"スーパー留学生"として注目を集めた。
2011年に卒業後、NBA選手を目指す為に渡米し、ニューヨーク州のモンロー・カレッジに入学。2年間在学した後、2013年にオハイオ大学に転校[1]。2013-14シーズンは平均13.8得点7リバウンド、翌2014-15シーズンは16得点8.3リバウンドを記録し、MACの2ndチームに選出されたンドゥールだったが、2015年のNBAドラフトでは指名外に終わった。
ンドゥールは同年夏のNBAサマーリーグでニューヨーク・ニックスの一員として参加[2]。7月23日にダラス・マーベリックスと契約したものの、シーズン開幕直前に解雇された。その後12月5日にリーガACBのレアル・マドリード・バロンセストと契約[3]。ユーロリーグにも出場するなど経験を積み、国内リーグ優勝も経験した。
2016年7月、ンドゥールは再びニューヨーク・ニックスの一員としてNBAサマーリーグに参加し、同月14日にニックスと2年契約を締結[4]。開幕ロースターも勝ち取り、念願のNBA選手となった[5]。しかし、低迷に苦しむニックスの中でも出場機会に恵まれず、シーズン終了後の2017年6月30日に解雇された[6]。
2017年11月29日、UNICSカザンとの契約が発表された[7]。ユナイテッド・リーグでは16試合に出場、1試合平均19.9分の出場で、10.0得点、4.3リバウンドという成績、プレーオフでは6試合に出場、1試合平均22.8分の出場で、11.5得点、5.8リバウンド、1.8スティールという成績、ULEBユーロカップでは12試合に出場、1試合平均17.6分の出場で、5.1得点、4.2リバウンド、1.3スティールという成績を残した[8]。
2018年8月6日、UNICSカザンとの契約延長が発表された[9]。2018-2019シーズンのユナイテッド・リーグでは16試合に出場、1試合平均21.4分の出場で、11.1得点、4.4リバウンド、1.0アシスト、1.2ブロックという成績、プレーオフでは6試合に出場し、1試合平均25.2分の出場で、8.5得点、6.5リバウンド、1.7アシスト、という成績、ユーロカップでは18試合出場し、1試合平均20.6分の出場で、9.6得点、4.2リバウンド、1.2スティール、1.1ブロックという成績を残した[10]。
2019年7月16日、ユーロリーグに所属するバレンシアBCとの契約が発表された[11]。国内リーグのリーガACBでは19試合に出場し、1試合平均16.5分の出場で、6.0得点、3.7リバウンドという成績、19-20シーズンのユーロリーグでは26試合に出場し、1試合平均14.6分の出場で、6.3得点、2.4リバウンドという成績を残した[12]。
2022年、B.LEAGUEの名古屋ダイヤモンドドルフィンズに移籍[13]。
2024年7月30日、LBAに所属するパラカネストロ・ブレシアへの加入が発表された[14]。
セネガル代表
編集オハイオ大学在学中の2014年FIBAバスケットボール・ワールドカップでセネガル代表に選出され、決勝トーナメント進出に貢献[15]。ゴルグイ・ディエングと共に同国代表の中心選手として活躍している。2017年と2021年のバスケットボールアフリカ選手権、2019年FIBAバスケットボール・ワールドカップにも出場している。
その他
編集- 。ンドゥールは出身のセネガルの公用語のフランス語、部族語であるウォロフ語に加え、英語、スペイン語、日本語を話すことが出来る。[要出典]
- レアル・マドリード・バロンセスト時代はウィリー・エルナンゴメスやセルヒオ・ロドリゲスと共にプレーした。
脚注
編集- ^ Ohio University basketball player Maurice N'dour is not a typical transfer
- ^ Knicks Summer League Roster Announced
- ^ Maurice Ndour: new Real Madrid player
- ^ Knicks Sign Maurice Ndour
- ^ Knicks waive Amundson, Randle, Early, Inglis and Tokoto
- ^ Knicks waiving Maurice Ndour
- ^ “UNICS adds athletic forward Ndour”. eurocupbasketball.com. 2017年11月29日閲覧。
- ^ “SEASON 2017-2018 Game by game stats for Maurice Ndour”. Proballers. 2018年6月10日閲覧。
- ^ “UNICS, Ndour agree to new deal”. Eurocupbasketball.com. 2018年8月6日閲覧。
- ^ “SEASON 2018-2019 Game by game stats for Maurice Ndour”. Proballers. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “Valencia tabs athletic forward Ndour”. Euroleague.net. 2019年7月16日閲覧。
- ^ “SEASON 2019-2020 Game by game stats for Maurice Ndour”. Proballers. 2020年3月8日閲覧。
- ^ “名古屋ダイヤモンドドルフィンズが岡山学芸館高出身のビッグマン、モーリス・ンドゥールと契約合意”. バスケット・カウント. (2022年7月25日)
- ^ “Brescia signs Maurice Ndour”. eurobasket.com. 2024年7月30日閲覧。
- ^ FIBA.com
外部リンク
編集- Maurice Ndour at NBA.com
- Maurice Ndour at acb.com
- Maurice Ndour at ohiobobcats.com