2021年バレーボール女子アジア選手権

2021年バレーボール女子アジア選手権(2021ねんバレーボールじょしあじあせんしゅけん)は、フィリピンで開催される予定であるバレーボールアジア選手権の第21回女子大会である。当初は、2021年8月29日-9月5日の開催予定で、上位2チームに2022年世界選手権出場権が与えられる予定であったが、コロナ禍の現状、9月末日(FIVBが定める世界選手権予選の期限)までの開催が困難となり、FIVBランキング上位の中国日本に世界選手権出場権が与えられた[1][2]。なお、当大会は2022年開催に向けてAVCとFIVBが協議していたが、[1]新型コロナウイルスの感染再拡大により2021年12月3日に開催中止が発表された。

2021年バレーボール女子アジア選手権
開催国  フィリピンの旗 フィリピン
期間  2021年8月29日 - 9月5日⇒中止
チーム数  7
会場数  1 (1都市)
前回
次回

出場チーム

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以下の条件で開催国を選出する[3]

2021年8月開催予定から一旦は延期も中止へ

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当初はフィリピンで2021年8月29日より開催予定で、以下の12チームのエントリーがあった。

開催国   フィリピン
2019年アジア選手権
10位以内
  日本
  タイ
  韓国
  中華人民共和国
  カザフスタン
  チャイニーズタイペイ
  イラン
  インドネシア
  オーストラリア
  インド
中央アジア選出   ネパール

しかし、中国が国内大会と重なる理由で出場辞退[4]。また、新型コロナウイルス(COVID-19)の変異株の影響を受けていると特定された国として、日本ネパールインドも出場辞退となった[5][6]。また、インドネシアも出場辞退した。中央アジアからは、新たにウズベキスタンが出場となった。これで、出場予定チームは、8チームとなった。

2021年7月16日、組分け抽選が開催され、以下のような組分けとなった[4]。括弧内の数字は2019年アジア選手権の順位を表す。

プール プールA プールB
出場チーム   フィリピン (開催国)
  カザフスタン (5)
  チャイニーズタイペイ (6)
  ウズベキスタン (-)
  タイ (2)
  韓国 (3)
  イラン (7)
  オーストラリア (9)

組分け抽選が行われた後、韓国も感染症流行の影響で派遣困難となり出場辞退となった[7]

コロナ禍の現状、予定通りの開催が困難な状況となり、8月24日の第44回AVC理事会をもって、延期が確定した[2]。9月末日(FIVBが定める世界選手権予選の期限)までの開催が困難であるため、上位2チームに与えられる予定であった2022年世界選手権出場権は、FIVBランキング上位の中国日本に与えられた[1][2]。AVCは、2022年5月の開催を決断し、FIVBに提案した[2]。しかし、新型コロナウイルスの感染再拡大により2021年12月3日に開催中止が発表された。

開催地・日程

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順位決定方式

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各プールの順位は以下のように定める[8]

  1. 勝数の多いチームを上位とする。
  2. 勝数が等しい場合は、試合ごとにセットカウントにより与えられる獲得ポイントの多いチームを上位とする。
  3. 勝数・獲得ポイントが等しい場合は、セット率(得セット÷失セット)で上位を決める。
  4. それでも決着がつかない場合は、得点率(得点÷失点)で上位を決める。
  5. それでも決着がつかない場合は、当該チームの対戦成績で1~4の順で比較して上位を決める。
獲得ポイント
セットカウント 勝利 敗戦
3-0 3 0
3-1 3 0
3-2 2 1

関連項目

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脚注

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外部リンク

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