2010年の北海道日本ハムファイターズ
2010年の北海道日本ハムファイターズ(2010ねんのほっかいどうにっぽんハムファイターズ)では、2010年の北海道日本ハムファイターズにおける動向をまとめる。
2010年の北海道日本ハムファイターズ | |
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成績 | |
パシフィック・リーグ4位 | |
74勝67敗3分 勝率.525 | |
本拠地 | |
都市 | 北海道札幌市豊平区 |
球場 | 札幌ドーム |
球団組織 | |
オーナー | 大社啓二 |
経営母体 | 日本ハム |
監督 | 梨田昌孝 |
選手会長 | 田中賢介 |
キャプテン | 稲葉篤紀 |
スローガン | |
Feel it! | |
« 2009 2011 » |
この年の北海道日本ハムファイターズは、梨田昌孝監督の3年目のシーズンである。
概要
編集シーズン序盤は金子誠・坪井智哉ら野手陣に多数の怪我人が生じ、4月終了時点で借金12と最下位に沈んだが[1]、5月以降は怪我で欠場の主力に代わり出場した中田翔・陽岱鋼ら若手が台頭し[2][3]、チーム成績が上昇した。4月終了時点で12あった借金は7月1日に完済し[4]、以降はロッテ・オリックスと三つ巴のCS争いをする。最終的には74勝67敗3分とロッテが残り2試合勝たなければCS進出の処まで行ったもののロッテが2連勝し日本ハムは0.5ゲーム差届かず、シーズンを4位で終了した[5]。
チーム成績
編集レギュラーシーズン
編集1 | 二 | 田中賢介 |
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2 | 指 | 二岡智宏 |
3 | 右 | 稲葉篤紀 |
4 | 一 | 髙橋信二 |
5 | 中 | 糸井嘉男 |
6 | 三 | 小谷野栄一 |
7 | 左 | 中田翔 |
8 | 捕 | 鶴岡慎也 |
9 | 遊 | 金子誠 |
投手 | ダルビッシュ有 |
順位 | 4月終了時 | 5月終了時 | 6月終了時 | 7月終了時 | 8月終了時 | 最終成績 | ||||||
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1位 | ロッテ | -- | ロッテ | -- | 西武 | -- | ソフトバンク | -- | ソフトバンク | -- | ソフトバンク | -- |
2位 | 西武 | 0.0 | 西武 | 0.5 | ロッテ | 2.0 | 西武 | 2.0 | 西武 | 1.0 | 西武 | 0.0 |
3位 | ソフトバンク | 0.5 | ソフトバンク | 2.5 | ソフトバンク | 3.0 | ロッテ | 3.5 | ロッテ | 2.0 | ロッテ | 2.5 |
4位 | オリックス | 4.5 | オリックス | 7.5 | オリックス | 7.0 | オリックス | 5.5 | オリックス | 5.5 | 日本ハム | 3.0 |
5位 | 楽天 | 6.5 | 楽天 | 8.5 | 日本ハム | 7.5 | 日本ハム | 7.5 | 日本ハム | 6.5 | オリックス | 7.5 |
6位 | 日本ハム | 9.5 | 日本ハム | 10.5 | 楽天 | 10.5 | 楽天 | 12.5 | 楽天 | 12.5 | 楽天 | 15.0 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 福岡ソフトバンクホークス | 76 | 63 | 5 | .547 | 優勝 |
2位 | 埼玉西武ライオンズ | 78 | 65 | 1 | .545 | 0.0 |
3位 | 千葉ロッテマリーンズ | 75 | 67 | 2 | .528 | 2.5 |
4位 | 北海道日本ハムファイターズ | 74 | 67 | 3 | .525 | 3.0 |
5位 | オリックス・バファローズ | 69 | 71 | 4 | .493 | 7.5 |
6位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 62 | 79 | 3 | .440 | 15.0 |
日本生命 セ・パ交流戦2010
編集順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | オリックス・バファローズ | 16 | 8 | 0 | .667 | 優勝 |
2位 | 埼玉西武ライオンズ | 14 | 10 | 0 | .583 | 2.0 |
3位 | 福岡ソフトバンクホークス | 13 | 10 | 1 | .565 | 2.5 |
4位 | 千葉ロッテマリーンズ | 13 | 10 | 1 | .565 | 2.5 |
5位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 13 | 10 | 1 | .565 | 2.5 |
6位 | 北海道日本ハムファイターズ | 12 | 11 | 1 | .522 | 3.5 |
7位 | 読売ジャイアンツ | 12 | 12 | 0 | .500 | 4.0 |
8位 | 阪神タイガース | 11 | 12 | 1 | .478 | 4.5 |
9位 | 中日ドラゴンズ | 11 | 13 | 0 | .458 | 5.0 |
10位 | 広島東洋カープ | 10 | 12 | 2 | .455 | 5.0 |
11位 | 東京ヤクルトスワローズ | 9 | 14 | 1 | .391 | 6.5 |
12位 | 横浜ベイスターズ | 6 | 18 | 0 | .250 | 10.0 |
- 同率の場合は前年の順位で上位のチームが上位にランクされる
できごと
編集1月
編集- 1月7日 - 新外国人選手のボビー・ケッペルと契約合意したことを発表[6]
- 1月8日 - 新外国人選手のブライアン・ウルフと契約合意したことを発表[7]
- 1月17日 - 投手コーチの小林繁が心不全で死去[8]
- 1月25日 - 二軍投手コーチに関根裕之が就任したことと[9]、一軍投手コーチに前二軍投手コーチの島崎毅が就任したことを発表[10]
3月
編集4月
編集- 4月1日 - 江尻慎太郎と横浜の石井裕也の交換トレードが発表[13]
- 4月4日 - 日本ハム対西武戦(札幌ドーム)で4回裏、日本ハムは無死一塁から併殺打を一塁手が失策、安打を挟んでこの回2つめの併殺打。1イニング2併殺打はNPB史上5度目、パ・リーグ史上2度目、球団初[14]。6回表に西武のディー・ブラウンが武田勝からこの試合2打席連続本塁打を放ち、NPB史上通算90000本塁打[15]
- 4月24日 - 稲葉篤紀が対楽天戦でNPB史上48人目の通算1000三振[12]
5月
編集6月
編集8月
編集9月
編集10月
編集- 10月1日 - 木下達生と豊島明好に戦力外通告したことを発表[18]
- 10月2日 - 多田野数人の退団を発表[19]
- 10月2日 - 坪井智哉の退団を発表[20]
- 10月15日 - 一軍投手コーチに芝草宇宙が就任したことを発表[21]
11月
編集- 11月5日 - 紺田敏正と須永英輝と巨人のウィルフィン・オビスポの交換トレードが発表[22]
- 11月14日 - ロッテの根本朋久と山本一徳、高口隆行との1対2の交換トレードが発表[23]
- 11月15日 - 前西武の松阪健太を獲得したことを発表[24]
- 11月19日 - 新外国人選手のマイカ・ホフパワーと契約合意したことを発表[25]
- 11月20日 - 以下の選手の背番号の変更を発表した。石井裕也が27から13、鶴岡慎也が64から22、中嶋聡が32から27、糸井嘉男が26から7、鵜久森淳志が65から44、佐藤賢治が69から52に変更。また移籍の根本朋久の背番号を32にしたことも発表したことを発表[26]
12月
編集入団・退団
編集シーズン開幕前
編集本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。
入団編集
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退団編集
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シーズン開幕後
編集本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。
入団編集
|
退団編集
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選手・スタッフ
編集
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ドラフト
編集→詳細は「2010年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照
順位 | 選手名 | ポジション | 所属 | 結果 |
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1位 | 斎藤佑樹 | 投手 | 早稲田大学 | 入団 |
2位 | 西川遥輝 | 外野手 | 智辯学園和歌山高 | 入団 |
3位 | 乾真大 | 投手 | 東洋大学 | 入団 |
4位 | 榎下陽大 | 投手 | 九州産業大学 | 入団 |
5位 | 谷口雄也 | 外野手 | 愛知工業大学名電高 | 入団 |
6位 | 齊藤勝 | 投手 | セガサミー | 入団 |
出典
編集- ^ 史上最悪ペース…ダルで勝てず、リーグ最速20敗スポニチ2010年4月25日配信
- ^ 中田、あるぞ逆転新人王!パ・リーグ争い混とんスポニチ2010年8月9日配信
- ^ 日本ハム 陽岱鋼、尾崎の伏兵が奮闘!スポニチ2010年5月2日配信
- ^ ハム 借金14完済!連覇見える“6・5差”スポニチ2010年7月2日配信
- ^ 梨田監督悔し「あと1試合あれば…」スポニチ2010年10月2日配信
- ^ 新外国人 ボビー・ケッペル投手 契約のお知らせ日本ハム球団公式サイト2010年1月7日配信
- ^ 新外国人 ブライアン・ウルフ投手 契約のお知らせ日本ハム球団公式サイト2010年1月8日配信
- ^ 訃報日本ハム球団公式サイト2010年1月17日配信
- ^ 関根裕之氏がファーム投手コーチ就任日本ハム球団公式サイト2010年1月25日配信
- ^ コーチングスタッフ変更のお知らせ日本ハム球団公式サイト2010年1月25日配信
- ^ 梨田監督が通算500勝!史上25人目スポーツニッポン 3月22日配信
- ^ a b c d e f 18 達成記録一覧セ・リーグ公式サイト
- ^ 交換トレードのお知らせ日本ハム球団公式サイト2010年4月1日配信
- ^ 日本ハム 48年ぶり2度目の珍記録スポーツニッポン 4月4日配信
- ^ プロ野球通算9万号本塁打!スポーツニッポン 0月0日配信
- ^ トレードのお知らせ日本ハム球団公式サイト2010年5月4日配信
- ^ カーライル選手退団のお知らせ日本ハム球団公式サイト2010年9月30日配信
- ^ 来季契約について日本ハム球団公式サイト2010年10月1日配信
- ^ 多田野選手退団のお知らせ日本ハム球団公式サイト2010年10月2日配信
- ^ 坪井選手退団のお知らせ日本ハム球団公式サイト2010年10月2日配信
- ^ 1軍投手コーチに芝草宇宙氏が就任日本ハム球団公式サイト2010年10月15日配信
- ^ 読売ジャイアンツと交換トレードが成立日本ハム球団公式サイト2010年11月5日配信
- ^ 根本投手と北海道日本ハムファイターズ山本投手、高口選手のトレードについてロッテ球団公式サイト2010年11月14日配信
- ^ 前埼玉西武ライオンズ・松坂選手の獲得を決定日本ハム球団公式サイト2010年11月15日配信
- ^ 新外国人マイカ・ホフパワー選手と契約合意日本ハム球団公式サイト2010年11月19日配信
- ^ 背番号について日本ハム球団公式サイト2010年11月20日配信
- ^ 建山選手がテキサス・レンジャーズと契約日本ハム球団公式サイト2010年12月1日配信
- ^ 森本選手が横浜ベイスターズ移籍を表明日本ハム球団公式サイト2010年12月1日配信
- ^ 多田野数人選手と再契約日本ハム球団公式サイト2010年12月17日配信